注目 出版社の陰謀!?原作者が語る『翔んで埼玉』の誕生秘話!

出版社の陰謀!?原作者が語る『翔んで埼玉』の誕生秘話! 「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」……過激なセリフが飛び交う、埼玉dis(叩き)が魅力のギャグマンガ『翔んで埼玉』が、発表から30余年を経てついに実写映画化。都会と地方の間で引き裂かれる埼玉版『ロミオとジュリエット』に、映画オリジナルで愛と革命のエピソードがたっぷりと加わったギャグ・アクション大作となった。麗しき高校生二人に、二階堂ふみとGACKTが初共演。伝説の埼玉県人に京本政樹、謎めいた執事役に伊勢谷友介と、豪華なメインキャストも話題になっている。原作者・魔夜峰央はどのように『翔んで埼玉』を楽しんだのか。美的感覚を育てた映画についても、じっくりと伺った。 あらすじ 埼玉県は現代でもたいへんな「田舎」で、県知事は県民から年貢を取り立て、東京へ行くには通行手形が必要。運よく手形が手に入っても都内で勝手な行動は許されず、高級百貨店に行こうものなら「埼玉狩り」に遭う、という破天荒な設定だ。東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が生徒会長として仕切る名門校・白鵬堂学院に、容姿端麗な麻実麗(GACKT)が転入してくるところから物語は始まり、やがて麗が埼玉出身と判明して一大騒動が巻き起こる……。 原作はこうして生まれた 魔夜峰央:「武内英樹監督の『のだめカンタービレ 最終楽章』(2009年)と『テルマエ・ロマエ』(2012年)は拝見していて、上手いな、という印象でした。『テルマエ・ロマエ』はローマ人が日本にタイムスリップしてお風呂にびっくりする話ですけど、古代ローマと現代日本を往き来させてあれだけうまく展開するなら、未完の短篇『翔んで埼玉』も巧みに広げてくれる予感がありました。キャスティングが一番の問題ですが、『主人公を誰にします?』と聞いたら『GACKTさんです』って、いきなり出てきた。二階堂ふみさんも、面白いキャラクターの人だなあ、って感じていて。お二人の魅力と監督の力量を考えれば成功は間違いない、と思っていましたが、さらに予想を上回る面白い作品を作っていただけた」 ―原作は所沢在住時代の1982~83年発表です。執筆の経緯は? 魔夜峰央:「白泉社(連載誌の出版元)の陰謀ですよ。『パタリロ!』の連載ほか、一人で描くには忙しくなってきて、アシスタントを使うために東京に住もうと思って編集長に聞いたら『じゃあ所沢にしなさい』って。所沢は埼玉県ですが、西武線沿線にはマンガ家が多く住んでいたんですね。実は、その編集長と、もっと恐い編集部長もすぐそばに住んでいた。原稿回収が楽ですからね、『ワナだ!』と思いました(笑)。何もないネギ畑の真ん中、所沢市大字牛沼字牛沼ってところに4年いた。見張られている感じで、早く逃げ出したかった。そんな鬱憤がもとになって、地元・埼玉をおちょくるギャグマンガになったんでしょう」   インタビューの続きは『キネマ旬報』3月上旬特別号に掲載。今号では「今年の面白い映画って何?」に答えます!と題して、『キネマ旬報』が紹介する2019年ラインアップの巻頭特集をおこなった。その他に戸田恵梨香のインタビューや毎年恒例となったアカデミー賞大予想!?などを掲載している。(敬称略) 取材・文=斎藤宣彦/制作:キネマ旬報社

特集 今なぜ“女王映画”が人気なのか? その魅力と注目点

今なぜ“女王映画”が人気なのか? その魅力と注目点 英国は女王の時代に栄える――それほど英国の歴史に詳しくなくても、この言いまわしは耳にしたことがあるだろう。ここで言う女王とはまさしく“ゴールデン・エイジ”を築いたエリザベスI世に、先年まで最長の在位期間を誇ったヴィクトリア女王、そして今なお現役として女王の職務に忠実なエリザベスII世。もっとも、映画界と“英国”女王との関係にまで目を広げると、9日間だけイングランド女王となって、たった15歳で処刑されてしまったジェーン・グレイやスコットランド女王メアリー・スチュアートが挙げられる。 ジェーンは『レディ・ジェーン/愛と運命のふたり』(1986年)でその悲劇が描かれ、メアリーは、あの発明王エジソンがサイレント映画『メアリー女王の処刑』(1895年)を製作したり、ジョン・フォード監督がキャサリン・ヘップバーン主演で『メアリー・オブ・スコットランド』(1936年)を撮ったりした。そして今回『女王陛下のお気に入り』でグレート・ブリテン初代女王のアンが満を持して登場、と常に魅力的な素材であることがわかる。   特にメアリー・スチュアートに関しては、ある意味、9歳上の従姉妹エリザベスI世よりも注目度の高いスターだと言える。ドイツのシラーの戯曲『マリア・ストゥアルト』やそれを基にしたダーチャ・マライーニの2人芝居『メアリー・スチュアート』、そしてミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』(2001年)の原作者としても知られるノーベル賞作家エルフリーデ・イェリネクが、メアリー・スチュアートとエリザベスI世の関係をドイツ赤軍の女性幹部になぞらえた意欲的な戯曲『ウルリーケ・マリア・スチュアート』を書くなど、常に書き手の想像力を刺激し続けてきた。 以前、映画『エリザベス』(1998年)で高い評価を受けたケイト・ブランシェットにインタビューした際、「日本の歌舞伎役者・坂東玉三郎は“エリザベスI世は男だった”というフランシスコ・オルス作の芝居『エリザベス』で好演した」という話をすると、その1年後の再インタビューで、「あなたが教えてくれたカブキ・アクター、名前何て言ったっけ? 彼と2人で舞台『メアリー・スチュアート』をやりたいのよ!」と言ったものである。あまりにも驚いて、「どっちがどの役をやるつもり?」と聞くのを忘れたのが、くれぐれも悔やまれるが。 =======================================   そのブランシェットと『ハンナ』(2011年)の時から「そっくり」と言われてきたシアーシャ・ローナンがメアリー・スチュアートを演じる『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』は、エリザベス役のマーゴット・ロビーが醸す先達エリザベス女優たちとはまた異なる独特の存在感といい、メアリーを激しく糾弾するデイヴィッド・テナント扮する長老派教会の創始者ジョン・ノックスのアジ演説「女なんかに国を治められはしないのだ!」といい、まさに昨今の女王映画隆盛の最大の注目点がある。 つまり、女性に王位(皇位)継承すら認めぬどこかの国とは違って、メアリー・スチュアートが生後6日でスコットランド女王になったように、「女王というタイトルはやるが、国を動かすのは我々だ」との男たちの思惑。いや、できればそのタイトルもこっちにもらおうかという陰謀の数々が見えるのだ。もちろん、これまでの映画でもこういった視点はあったが、ライバルのエリザベスに対しても「早く結婚しろ」だの「跡継ぎの男子を産め」だの、#MeToo で揺れた映画界には何とも皮肉な言葉のオン・パレードなのは偶然とばかりも言えまい。しかも『女王陛下のお気に入り』のアン女王を含め、女王たち自らもそうした非人間的な重圧を当然のこととして受けとめるのである。 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』のジョージ・ルーク監督は、サム・メンデスを輩出した劇場ドンマー・ウェアハウスの芸術監督出身。架空とも言われる2人の女王の対面シーンの緊張感あふれる演出はさすがだが、メアリー自ら馬に乗って行軍の先頭に立つシーンなど映画的技法もなかなかで、「舞台ではやれなかったこと」へ踏み出す視覚表現には、ますますの期待をしてしまう。 ふたりの女王、そして男たちの陰謀   このルーク監督が舞台から映画へ、の転身だとしたら、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督は、ギリシャ映画界から英国歴史物へ、の地殻変動ぶりにまず啞然といったところか。もちろん先例がないわけではない。たとえばインド出身のシェカール・カプール監督は、『エリザベス』のメガホンをとることをオファーされたとき、「英国の歴史など知らないから途方に暮れてしまった」と正直に告白してくれた。では、彼はどのようにアプローチしていったのか? 「インドの古代叙事詩『マハーバーラタ』を思い出したんだ。あの中での勇者アルジュナと彼に助言するクリシュナの関係を、エリザベスと彼女を操ろうとするウォルシンガム(ジェフリー・ラッシュ)との関係になぞらえたら、後はスムーズに転がっていったよ」。同じようなことがランティモス監督にあったかどうか。つまり監督のバックボーンに幾分なりともあるはずのギリシャ悲・喜劇の影響が見て取れるか目をこらしたが、残念ながらその点は不明。むしろ彼のインタビュー記事などを読むと「なるべく歴史の真実にとらわれないように、むしろ現代にも通じる人間ドラマとして楽しめるように」オリヴィア・コールマン扮するアン女王、レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)、アビゲイル・ヒル(エマ・ストーン)の3人の関係を描いていったという。   本作が評判になった昨秋のヴェネチア映画祭以来、日本では「ドロドロさ加減がまるで大奥!」といった惹句もよく目にするし、これまでにない女王や女官たちのあけすけな性描写はまさにそう言えなくもないが、忘れてはならないのは、宮廷物ならではの香気というか威厳のようなものがちゃんと漂っていることである。稀代の名演出家ピーター・ブルックはかつて、「どんなにポップでアナーキーな『ハムレット』であっても、ハムレット役者はアリストクラティック(貴族的)な空気をまとっていなくてはならない」と教えてくれたが、まさに人間臭さの根底に気高さが感じられるゆえの、作品そのものの格調高さと言えるかもしれない。   記事の続きは『キネマ旬報』3月下旬映画業界決算特別号に掲載。今号では「2018年映画業界総決算」と題して、『キネマ旬報』編集部が総力をあげて贈る特集をおこなった。2018年映画業界の分析や検証、問題提起、そして2019年以降の映画界を見据えた内容となっている。 文=佐藤友紀/制作:キネマ旬報社

特集 三船、黒澤、大島との逸話も!手塚眞監督デビュー作『星くず兄弟の伝説』

「この『星くず兄弟の伝説』は公開当時、お客さんからの評判はとても良かったんです。でも映画批評家からは総スカンを食らって…それでがっかりしていた時、ある外国の女性評論家にこう言われたんです」 12月13日、日本外国特派員協会にて。1985年に公開された商業映画デビュー作『星くず兄弟の伝説』上映後の記者会見はこの、監督・手塚眞のことばで始まった。 「低予算でまだテクニックも未熟で…感想を聞く前からぼくは、言い訳を並べ立てていた。そうしたら彼女は『それは、見れば分かる』(笑)。でもつづけて『どんな巨匠でもみんな、処女作はそうなんだ。でもわたしはあなたの映画が気に入った』と言ってくれた。そのことばにぼくは、救われました」 外国人記者のこころをつかむ、手塚監督の見事なおもてなし精神。それですっかり打ち解けたのか会場から、次々質問が飛んだ。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ミュージシャン・近田春夫とのコラボレーション ―この映画で商業監督デビューするまでの経緯は? 手塚眞(以下、手塚) ぼくは17歳からずっと、映画を作っていたんです。監督・脚本・カメラ・出演と何でもやって。そんな自主映画青年だったぼくにミュージシャンの近田春夫さんが、声を掛けて下さった。1980年に発表した近田さんの「星くず兄弟の伝説」というスタジオ・アルバムを原案に、映画を撮ってみないかって。その話をいただいてぼくは、学生映画ノリの延長で作ろうって。それで近田さんのアルバムをもとに脚本を書いて、それを読んだ近田さんがオリジナル曲を追加で作曲する。そのようにして映画の準備は進められていった。だからこの映画はぼくと近田さんの、完全なコラボレーションなんです。 ―(熱狂的な映画マニアの)手塚さんがこの映画作る時、インスパイアされた作品を教えてください。 手塚 ロック・ミュージカルということで近田さんとの打ち合わせでは、『ファントム・オブ・パラダイス』(1974年)『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年)などのタイトルが挙がりました。でもぼくはどちらかというと、リチャード・レスター監督の一連のビートルズ映画、あとメル・ブルックスの『ヤング・フランケンシュタイン』(1974年)、そこにモンティ・パイソンのような諷刺の利いたギャグをまぶしたいなって。 ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 三船、黒澤、大島、岡本太郎! ―さまざまなジャンルから著名人の出演は、どのようにして実現したのでしょう? 手塚 当時ぼくはまだ23歳で、とにかく怖いもの知らずだった。たとえばラストに特殊メイクで登場する、ヒトラー風の政治家。この役は最初、三船敏郎さんにお願いしました。そうしたら『一秒でも画面に出たら、最低百万円のギャラをお支払いください』と言われてしまって(笑)。そこで同じ世界のということで黒澤明監督に当たったら、『乱』を撮影中でね、と断られた。ぼくの自主映画を評価してくれていた大島渚さんも、撮影中でダメ。それでとにかくビッグ・ネームをとお願いしたのが、岡本太郎さん。そうしたら『俺は政治家が大嫌いだから、やりたくない!』と。 世界のミフネ、あるいはクロサワの出演は叶わなかったものの、尾崎紀世彦、景山民夫、高田文夫、中島らも、森本レオ、前田日明、タモリ、島田紳助、モンキー・パンチら時代の寵児たちが出演。まるでおもちゃ箱をひっくり返したような賑やかさだ。 そして主人公たちの幻覚を表現するアニメーションは、『夢幻紳士』『学校怪談』の高橋葉介が担当。手塚曰く「父(手塚治虫)の会社・虫プロに頼めばいいんだろうけど、かえって高くつくんじゃないかと思って(笑)」 そんな80年代の多幸的な気分を伝える『星くず兄弟の伝説』、そして30年後に綴られた『星くず兄弟の新たな伝説』。「ワケなんてない、でもとにかく楽しい」、遊びごころを伝説を詰めこんだ『星くず兄弟 伝説BOX―Blu-ray Brothers-』は2019年3月2日(土)、発売となる。 制作=キネマ旬報社 『星くず兄弟 伝説BOX―Blu-ray Brothers-』の詳細はこちらから↓

特集 オダジョー『恋する惑星』の名カメラマンと挑む意欲作

オダジョー『恋する惑星』の名カメラマンと挑む意欲作 ウォン・カーウァイ監督作品の名カメラマンとして知られるクリストファー・ドイルと公私のパートナー、ジェニー・シュンが共同監督した『宵闇真珠』に主演したオダギリジョー。映画は、香港の外れにある漁村を舞台に、日光を浴びるとやせ細って死んでしまう奇病におかされた白い肌の少女(アンジェラ・ユン)が、異邦人(オダギリ)との出会いによって、世界を知るという現代の寓話のようなストーリーだ。この後、オダギリはドイルを撮影監督に迎え、長篇映画(題名、内容ともに未公表)で初監督に挑戦している。オダギリが見たドイルは、どんな人物だったのか? 「オファーには、ただただ驚きました。今まで接触があったわけでもないし、映画祭で会ったこともなかったので、えっ、僕でいいんだ…と。ウォン・カーウァイ監督とクリスが作った映画を見て育ったので、台本を読む前に、ぜひやりたいですと答えました」 オファーとともに映画のイメージ映像も添付されていた。本作のロケハンでの映像とオダギリの出演作を織り交ぜたものだった。 ++++++++++++++++++++++++++++++ インディーズなものまで見てくれていた 「キム・ギドクの『悲夢』やブラジルで撮った『プラスティック・シティ』…。こんなインディーズなものまで見てくれているんだと、嬉しかったですね。それがすでにいい映像だったので、良い作品になりそうだなと思いました」 初対面は2016年後半、衣裳合わせを行った香港だった。 「最初にいただいた台本の設定はミュージシャン。ギターを激しく弾くシーンもあったんです。だから、日本で30〜40着くらい衣裳を集めて、“自分がイメージするのはこういうものだけど”と、すり合わせした方がいいだろうと思ったんです。香港でも衣裳は用意されていたんですけど、クリスは僕の熱意やアイデアを信用してくれ、『ジョーが持ってきたものの中から決めよう』と言ってくれました。それが信頼関係みたいなものができた瞬間だったのかな」 と振り返る。「サカモト」という役名を、劇中では名前を呼ばれることもなく、過去や生活を窺わせるシーンは一切ない。正体不明の役どころだが、それがかえって想像力を掻き立てる。 ++++++++++++++++++++++++++++++ 役柄についての説明や話し合いはなかった 「衣裳合わせの段階でもらった新しい台本ではアーティストに変わっていたんです。どうしようかと話したんですけども、クリスは『ジョーがいいと思った衣裳なんだからこれでいこう』というわけです。自分の展覧会をぶち壊すみたいなシーンや、エージェントとのやりとりも撮影したんですけども、結局は全部カットになって、最終的には職業が分からなくなりましたね」 役柄についての詳しい説明や話し合いの機会はなかった。 「クリスは『何か思うことがあったら、話し合おう』と言って、何度かそういう機会を作ってくれました。でも、会うと、『とりあえず、ビールでも飲もう』と始まり、役の話は一切しない。その代わり、作品に関しての想いや今の香港事情についてとか、広い話をするんです。役に関しては『もうちょっと撮影が近づいたら、話そうか』と。で、近づくと、『現場でいいよ』と。でも、結局、最後まで、役については話さなかった」 このインタビューの続きは『キネマ旬報』12月下旬特別号に掲載。今号ではオダギリジョーのインタビューのほか、1919年の創刊以来今年で100年を迎える『キネマ旬報』が「1980年代ベスト・テン 外国映画篇」を発表。誰もが知るあの名作もランクイン!? 評論家・ライターの作品解説とともに掲載している。(敬称略) 取材・文=平辻哲也/制作:キネマ旬報社 インタビューの続きや『キネマ旬報』12月下旬特別号の「1980年代ベスト・テン 外国映画篇」の詳細はこちらから↓

特集 2018年、輝きを放った若手俳優“木竜麻生”とは?『鈴木家の嘘』インタビュー

2018年、輝きを放った若手俳優“木竜麻生”とは?『鈴木家の嘘』インタビュー 現在公開中の野尻克己監督作品『鈴木家の嘘』。そして瀬々敬久監督作品『菊とギロチン』。今年公開されたこの2本の話題作でヒロインを務め、一躍注目の的となった木竜麻生。俳優デビューは約4年前となる2014年(『まほろ駅前狂騒曲』でウエイトレス役を)。しかし話を聞いていくと、木竜は自身を“新人”と思っているフシがあり。そんな自称“新人俳優”木竜麻生に、飛躍の年となった2018年の自身を振り返ってもらった。 「今はもう公開されてから少したっていますのでお話できるんですが、実は私、『菊とギロチン』の撮影が終わった後、“自分はあまりに力不足だから、もう映画には出られないと思います…”と、事務所の社長に訴えていたんです」 「強くなって自分の力で生きたい」と女相撲の一座に加わる新人力士・花菊を、真摯な瞳で瑞々しく演じた『菊とギロチン』。思わず「なぜ!?素晴らしかったのに!」と声をあげてしまったが、「いえ、ぜんぜんダメです」と、彼女は愛くるしい笑顔を見せつつもキッパリ言い放つのだった。 ++++++++++++++++++++++++ 愛ある打ちのめされ方を私はできた 「撮影のときは必死だったので現場の記憶がほとんどないんですが、終わってから、あのときは限界だと思っていたけどもっとやれたんじゃないか、食らいつけたんじゃないかと、自分の未熟さ、ふがいなさをどんどん感じ出してしまって。本当に打ちのめされてペチャンコになったんです…」 そんなペチャンコ状態の木竜を立ち直らせたのは、初号試写後に瀬々監督がかけてくれた、「まさに!」というべき言葉だった。 「花菊の中にあのときの私の精一杯が映っていて、それがスクリーンの中で生きている――といったことを言ってくださったんです。そういう監督の愛情は、出来上がった映画からもすごく感じられて、“ああ、愛ある打ちのめされ方を私はできたんだな”と、そこで初めて実感できたんです」 ++++++++++++++++++++++++++++++++ ボロボロになった4日間のワークショップ そんな体験を経て臨んだ『鈴木家の嘘』の現場では、ほんの少しだけ遠くからひいて見ることができるようになっていた、と木竜は言う。 「といっても、出演者を決めるための4日間のワークショップでは、またもやボロボロでした。『鈴木家の嘘』は、野尻監督の自死されたお兄さんをモデルとしたものなんですが、実は私にも近しい人に自死している人がいまして。これまでその人に対して悲しんできた気になっていたんですが、この4日間の中で“私、その人のことをちゃんと考えていなかったな”と気づいたんですね。そうしたら、もう何もできなくなって…。でも、そういう体験も含めて私にはすごく大きくて、すぐに社長に電話をして“私、どうしても鈴木富美の役をやりたいですけど、落ちたとしても、ワークショップを経験できただけでよかったです”と言っていました。受ける4日前と今の自分は違うということを、はっきり自覚していましたから」 このインタビューの続きは『キネマ旬報』12月下旬特別号に掲載。今号ではオダギリジョーのインタビューのほか、1919年の創刊以来今年で100年を迎える『キネマ旬報』が「1980年代ベスト・テン 外国映画篇」を発表。誰もが知るあの名作もランクイン!? 評論家・ライターの作品解説とともに掲載している。(敬称略) 取材・文=塚田泉/制作:キネマ旬報社 インタビューの続きや『キネマ旬報』12月下旬特別号の「1980年代ベスト・テン 外国映画篇」の詳細はこちらから↓

特集 15年ぶり主演作!稲垣吾郎がいま見据えるものとは?『半世界』インタビュー

15年ぶり主演作!稲垣吾郎がいま見据えるものとは?『半世界』インタビュー 『半世界』で炭焼き職人の高村紘を演じた、稲垣吾郎。公開は『クソ野郎と美しき世界』(2018年)が先だったが、撮影はこちらが先行していた。独立後初めての映画で、映画主演も『笑の大学』(2004年)以来、久しぶり。美しく優雅な男性や、エキセントリックな役を演じることが多かった稲垣だが、『半世界』では土にまみれ、灰にまみれ、日常にあくせくする中年男性としてそこに存在している。映画俳優として新たな地平に立った彼が、いま見据えるものとは? 主演でしか味わえないこと

注目 「きみ波」が語る『君の名は。』『風立ちぬ』への応答

『きみと、波にのれたら』は、まるで水晶のように輝く印象を残す。透明で、澄んでいて、そして脆さを含んだ硬さを感じさせる。 これまでの湯浅政明監督は軟らかく、ダイナミックだった。今回の作品は、硬質で、静的だ。内包する時間感覚も異なる。『マインド・ゲーム』(2004年)や『夜は短し歩けよ乙女』(2017年)のような複線的な時間感覚も、『夜明け告げるルーのうた』(2017年)や『DEVILMAN crybaby』(2018年)のように世代を超えていく超人的なタイムスケールもなく、ただただ、今ここで経過していく時間を描くことに専念している。過去を探ろうとはするが、そこから現在まで時間は一直線に伸びるだけだ。寄り道をしようともせず。 本作の後半にはいかにも湯浅らしい大スペクタクルが展開されるが、それでさえ『マインド・ゲーム』の大脱出劇のように現実のポテンシャルを解放しバラけさせていくようなものではなく、むしろ地に足をつけるためのものである。昇天するべきものを天に昇らせ、まだこの世に残るものは硬い地面へと降ろすための儀式のようなのだ。   『君の名は。』『風立ちぬ』への応答 本作は、死の領域を死の領域としてありつづけさせる。そして、そのことによって、自然と近年の二本の長篇アニメを思い出させる。 たとえば、スマートフォンに残るメモリーやデータは、二人の過去を明らかにできること。これは明確に『君の名は。』(2016年)に対する応答である。過去は決して捏造されたり消えたりしないと語るのだ。 また、『風立ちぬ』(2013年)に対する応答に思えるところもある。あの作品で、主人公の二郎は、最愛の人の死後、その死者に「生きて」と語らせる。自らの生に、死を呑みこんでいこうとするわけだ。一方で本作は、物語の終盤に、死者の声を突如として巨大に響かせる。その声が語るのは、「死ぬつもりなどなかった」「生きたかった」という純粋な願いである。死は死としてある。それを、生者は簡単に乗り越えることができない。そう本作は語る。 一度しかない生と時間 だから『きみと、波にのれたら』は、とても真っ当なことを語る作品だとも言える―生は生であり、死は死である。いやむしろ、その真っ当さが、極限にまで高められていると言うべきか。プレス資料のインタビューによると、湯浅政明は「ひな子を波にのせてあげたかった」と語っている。本作が本当に驚かせるのは、この発言が、比喩的な意味を含んでいないということだ。ひな子は本当に、ただ波にのるだけなのだ。文字通りに、行為として。 つまり、湯浅は本作で、過去作と異なる新たな実験をしたといえる。それは、一回性のある生・時間を描くことである。その結果、「普通の」生活がキラキラと輝き始める。本作の最も感動的な部分は、「普通の」生活を描く前半―ひな子と港の恋人としての時間にある。愛し合う二人が過ごす、ごく当たり前の時間が、結晶化される。その尊さは、時間やフォルムをグニャリと変質させたりはしない、禁欲的な表現によって初めて可能になる。 湯浅はこれまで、アニメーションの多義的な性質を活用してきた。その性質によって、死を含む雑多なあらゆるものを包括し、呑みこんでしまおうとした。でも、今回はそのやり方に背を向ける。本作の水晶のようなイメージは、硬くて脆い、壊れたら取り返しのつかない私たちの生について語るのだ。 湯浅はそっと、ひな子を波にのせる。繊細な水晶でできたような切なく光り輝くその存在を、やさしく。それを変容させることなど、許されないと言わんばかりに。ただそこに、優しく存在させるだけの映像。本作で湯浅政明はまたしても、アニメーションの最先端を走ってしまった。

注目 『天気の子』の舞台裏とは? 新海組を支えるスタッフが語る

◎全国にて公開中 (C)2019「天気の子」製作委員会 『雲のむこう、約束の場所』(2004年)以来、撮影や色彩設計として長年にわたり新海ワールドのビジュアルを支えてきたキーパーソン・三木陽子。今作では助監督として新海監督を全面的にサポート。さらにデジタル表現面での理想の追求に尽力するとともに、色彩設計として、「作品の世界観にあわせて、カットごとにキャラクターの色彩を決め込む作業」を担当している。セクションをまたいで新海を支える三木に、今作のデジタル表現を中心に話を聞いた。 ―助監督としてすぐ傍でサポートされてきた三木さんから見て、今作での新海監督のこだわりはどこでしょうか。 三木 映像面では「曇り」と「雨」の表現が挙げられると思います。基本はこれまでの延長線上ですが、「天候の調和が狂っていく時代」が舞台なため、曇りや雨のシーンがすごく多いんですね。そうした中で、どう映像的に華やかに見せるか、そして降り続ける雨をどう表現するかについては、試行錯誤を繰り返しました。一口に曇りや雨と言っても、時間帯ごとに色合いも変われば降り方も様々です。私も色彩設計として、美術監督の滝口(比呂志)さんと一緒にウンウン唸りながら作っていました。   「曇り」や「雨」の表現へのこだわり ―曇りや雨の表現というと、『言の葉の庭』(2013年)が思い浮かびます。 三木 そうですね。特に『言の葉の庭』はフィニッシュワークも監督ご自身で手がけられていて、新海さんの映像面でのこだわり、目指す表現が詰め込まれた作品だと思います。今作でも、『言の葉の庭』を意識しながら詰めていったシーンがたくさんあります。 ―具体的にはどのようにアプローチしたのですか? 三木 まず雨粒の表現をより魅力的に見せるために専門的に取り組む、李(周美)さんを中心としたVFXチームを立ち上げています。また作画チームとも、雨を表現するうえでどうセル分けするか、どうダブラシ(多重露光)処理をするかといった技術的な相談を事前にさせていただきました。撮影監督の津田(涼介)さんとも、たくさん登場する透明傘の処理のバリエーションを作ったり、水滴も単に青系で塗るのではなく、奥にある背景の色味も反映された表現ができるよう調整を繰り返したりしました。   「監督主導で作るのではなく、スタッフに任せる」 ―新海監督と言えば、アニメ業界では「撮影(デジタルコンポジット)」の作家として知られています。今作は『君の名は。』以上に撮影処理に力が入っているように感じました。 三木 新海さんは今作で、「監督主導で作るのではなく、まずはそれぞれのスタッフにお任せする」という挑戦をしています。その意味で、撮影監督の津田さんの色も強く出ているのかもしれません。 ―では三木さんの色はどこに出ているのでしょうか? 三木 色彩設計の部分ですね。これまでの新海さんの作品では、ご自身が配色のベースを決められていたのですが、今作ではビデオコンテをもとに、まずは私に作ってみてほしいと。 なので、美術監督の滝口さんによる背景美術を踏まえつつ、私がキャラクターの配色を決め、その両方を見て撮影監督の津田さんが撮影処理を作り込むという流れで、各スタッフが新海さんの目指す映像を想像しながら制作を進めていきました。なのでキャラクタ ーには私の色が出ていると思います。   新海監督が今、若い人たちに一番伝えたいこと ―三木さんから見た、新海さんの目指す映像とはどのようなものでしょうか。 三木 よく写実的と言われると思うのですが、私から見ると、新海さんの主観的な印象を画面に落とし込んだ映像のように感じます。たとえば光の当たり方一つとってもそうです。構図自体は写実的でも、順光のすぐ隣が逆光の色味になっていたりしますからね。だからスタッフにとっては、求める画を読み取るのが大変なんですが(笑)。 ―三木さんから見た本作の見どころを教えてください。 三木 まず最近の新海さんの作品は、キャラクターがどんどん魅力的になってきていると思います。特に今作は、登場人物も多く、年代の幅も広いので、これまでの作品とはまた違った魅力を感じていただけるのではないでしょうか。また今作のラストのメッセージは、新海さんが今、若い人たちに一番伝えたいことなんだろうなと感じています。私自身がすごく共感するメッセージでもあるので、みなさんに伝わるといいなと思いますね。   三木陽子(みき・ようこ)/1982年生まれ。CGデザイナーとしてぱちんこメーカー勤務を経て、フリーでゲームのキャラクターデザインや彩色、背景作成などを手掛ける。『雲のむこう、約束の場所』(2004年)以来、新海作品に欠かせないスタッフの1人として活躍。 取材・構成=高瀬康司/制作:キネマ旬報社

新作映画NEW MOVIE

ザ・ファブル

2019-06-21公開

2017年度講談社漫画賞一般部門受賞の同名漫画を「散り椿」の岡田准一主演で実写映画化。どんな相手も6秒以内に殺すという“ファブル”と呼ばれる謎の殺し屋が「1年間誰も殺さず、普通に暮らす」というミッションを与えられ、一般人として生活を始める。出演は、「居眠り磐音」の木村文乃、「去年の冬、きみと別れ」の山本美月、「旅猫リポート」の福士蒼汰、「夜明け」の柳楽優弥、「いつまた、君と 何日君再来」の向井理、「50回目のファーストキス」の佐藤二朗、「愛しのアイリーン」の安田顕、「64 ロクヨン」の佐藤浩市。監督は、「映画めんたいぴりり」の江口カン。

アラジン(2019)

2019-06-07公開

「アラビアン・ナイト」を元にしたディズニーの名作アニメーションを実写化。自分の居場所を探す貧しい青年アラジンは、自由を求めて王宮を抜け出した王女ジャスミン、三つの願いを叶えることができるランプの魔人ジーニーと出会い、冒険を繰り広げる。出演はドラマ『トム・クランシー/CIA分析官 ジャック・ライアン』のメナ・マスード、「パワーレンジャー」のナオミ・スコット、「素晴らしきかな、人生」のウィル・スミス。監督は「キング・アーサー」のガイ・リッチー。

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

2019-05-31公開

ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の続編となるパニックアクション。前作から5年後、モスラ、ラドン、キングギドラらが復活し、ゴジラと争いを始める。それによって引き起こされる世界の破滅を阻止するため、未確認特務機関・モナークが立ち上がる。監督は、「スーパーマン リターンズ」脚本のマイケル・ドハティ。出演は、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のカイル・チャンドラー、「トレイン・ミッション」のヴェラ・ファーミガ、ドラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』のミリー・ボビー・ブラウン、「シェイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンス、「硫黄島からの手紙」の渡辺謙、「グランド・マスター」のチャン・ツィイー。

メン・イン・ブラック:インターナショナル

2019-06-14公開

地球に潜入したエイリアンの行動を監視する秘密組織“MIB”のエージェントたちの活躍を描いたSFアクションコメディ第4弾。新人エージェントMと先輩エージェントHのコンビが、様々なエイリアンに立ち向かいながら、MIB内部のスパイ捜索に乗り出す。主人公を一新し、「マイティ・ソー バトルロイヤル」のクリス・ヘムズワースとテッサ・トンプソンが主役コンビに扮して再共演。メガホンを取ったのは、「ワイルド・スピード ICE BREAK」のF・ゲイリー・グレイ。

トイ・ストーリー4

2019-07-12公開

おもちゃの視点で描くCGアニメの大ヒットシリーズ第4弾。新たな持ち主ボニーを見守るウッディたち。しかし、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキーは、自分をゴミだと思い、逃げ出してしまう。ウッディはフォーキーを探す冒険に出るが……。監督は、「インサイド・ヘッド」の脚本・原案を担当したジョシュ・クーリー。声の出演は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のトム・ハンクス、「シュガー・ラッシュ オンライン」のティム・アレン、「トラブルINベガス」のアニー・ポッツ、「トランスフォーマー/最後の騎士王」のトニー・ヘイル。

新作Blu-ray/DVDNEW Blu-ray/DVD

マスカレード・ホテル DVD 通常版

2019-08-07発売

東野圭吾のミステリー小説を木村拓哉、長澤まさみ主演で映画化。連続殺人事件の捜査を担当する警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介は、次の犯行場所がホテル・コルテシア東京であることを突き止め、フロントクラークに扮して潜入捜査を開始する。

マクガイバー シーズン2 DVD-BOX PART2【6枚組】

2019-08-07発売

秘密組織のエージェントが活躍するスパイアクション第2シーズンのBOX第2弾。任務中に愛用のアーミーナイフを猿に奪われてしまったマクガイバー。仲間の命を救うためだったと自分に言い聞かせるが、どこか落ち着かず…。第13話から最終第23話を収録。

スパイダーマン:スパイダーバース 4K ULTRA HD & ブルーレイセット【初回生産限定】

2019-08-07発売

別次元のスパイダーマンたちが集結する3DCGアクションアニメ。スパイダーマンことピーター・パーカーが死に、市民は悲しみに包まれていた。一方、彼の後を継ぐマイルスは力を制御できずにいた。そんな中、何者かにより次元が歪められ…。

グレイテスト・ショーマン 日本限定コレクターズBOX<4K ULTRA HD + 2Dブルーレイ/3枚組>〔数量限定生産〕

2019-08-07発売

ショービジネスの裏側で繰り広げられる愛、夢、希望を描いた感動作。幼馴染みの妻と子どもたちを幸せにすることを願い、挑戦と失敗を繰り返してきたP.T.バーナム。遂に彼はオンリーワンの個性を持つ人々を集めたショーをヒットさせ、成功を掴むが…。

映画スケジュールMOVIE SCHEDULE

上映スケジュール

2019年08月26日 公開予定

たわわな気持ち

2019年08月27日 公開予定

スナックあけみ

平成風俗史

2019年08月28日 公開予定

ちゃのまつかのま

まりかマリカまりか

TV放映スケジュール

2019年08月26日放送
21:00〜22:53 NHK BSプレミアム

溺れるナイフ

2019年08月27日放送
13:00〜14:29 NHK BSプレミアム

さすらいの一匹狼

13:35〜15:55 テレビ東京

マイ・ボディガード(2004)

2019年08月28日放送
12:40〜15:40 テレビ東京

超高速!参勤交代

13:00〜14:44 NHK BSプレミアム

永遠に美しく…

2019年08月29日放送
12:40〜15:40 テレビ東京

超高速!参勤交代 リターンズ

ランキングRANKING

週末映画ランキング

1位
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天気の子

「君の名は。」から3年振りの新海誠監督作となる長編アニメーション。高1の夏、離島から家出して東京にやってきた帆高は、怪しげなオカルト雑誌のライターになる。連日雨が降り続くなか、祈るだけで空を晴れにできる不思議な能力を持つ少女・陽菜と出会う。声の出演は、オーディションで選ばれた舞台『弱虫ペダル』の醍醐虎汰朗、「東京喰種 トーキョーグール【S】」の森七菜が主人公とヒロインを務めるほか、「空母いぶき」の本田翼、「初恋 お父さん、チビがいなくなりました」の倍賞千恵子、「銀魂」シリーズの小栗旬。
2位
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ライオン・キング(2019)

アニメ「ライオン・キング」(94)を「ジャングル・ブック」のジョン・ファヴロー監督が実写化。偉大な王、ライオンのムサファのもとに誕生したシンバは、いつか自分も父のようになろうと夢見るが、好奇心旺盛で未熟な彼はなかなかその一歩を踏み出せないでいた。声の出演は、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のドナルド・グローヴァー、「ドリームガールズ」など俳優としても活躍するシンガーソングライターのビヨンセ。
3位
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劇場版 おっさんずラブ LOVE or DEAD

2018年春に放送されたドラマの続編となる劇場版。海外勤務から帰国した春田は、黒澤ら第二営業所の面々や新入社員の山田に迎えられる。ところが、本社のプロジェクトチームのリーダー狸穴と、本社に異動した牧が現れ、彼らに営業所を立ち去るよう告げる。出演は、ドラマに引き続き田中圭、吉田鋼太郎、林遣都に加え、「十三人の刺客」の沢村一樹、「フォルトゥナの瞳」の志尊淳。監督は、「劇場版 新・ミナミの帝王」の瑠東東一郎。
4位
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劇場版 ONE PIECE STAMPEDE(スタンピード)

人気アニメ『ONE PIECE』の放送開始20周年を記念した劇場版第14作。世界一の祭典・海賊万博に招かれたルフィたち麦わらの一味は、目玉である“海賊王ロジャーの遺した宝探し”に参加。ところがその裏では、様々な陰謀が張り巡らされていた……。声の出演は『ゲゲゲの鬼太郎』の田中真弓、「あゝ、荒野 前篇/後篇」のユースケ・サンタマリア。
5位
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トイ・ストーリー4

おもちゃの視点で描くCGアニメの大ヒットシリーズ第4弾。新たな持ち主ボニーを見守るウッディたち。しかし、彼女の一番のお気に入りで手作りおもちゃのフォーキーは、自分をゴミだと思い、逃げ出してしまう。ウッディはフォーキーを探す冒険に出るが……。監督は、「インサイド・ヘッド」の脚本・原案を担当したジョシュ・クーリー。声の出演は、「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」のトム・ハンクス、「シュガー・ラッシュ オンライン」のティム・アレン、「トラブルINベガス」のアニー・ポッツ、「トランスフォーマー/最後の騎士王」のトニー・ヘイル。

洋画Blu-ray/DVDランキング

1位
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TAXi ダイヤモンド・ミッション DVD

リュック・ベッソンが放つカーアクションシリーズ第5弾。スピード狂で問題だらけの警官・マロは、高級車を操るイタリアの強盗団を逮捕するため、時速300km超えの伝説のタクシー・プジョー407を探して対抗することに。
2位
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

J・K・ローリングによる「ハリー・ポッター」の新シリーズ第2弾。シャイでおっちょこちょいな魔法動物学者・ニュートが、魔法界と人間界の支配を企む黒い魔法使い・グリンデルバルドを追ってパリへ向かい、仲間や魔法動物たちと共に戦いを挑む。
3位
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シュガー・ラッシュ:オンライン

アーケードゲームの世界に暮らす天才レーサーとゲームの悪役コンビが大冒険する人気アニメの続編。天才レーサーのヴァネロペと、ゲームの悪役ながら心優しいラルフが“シュガー・ラッシュ”の危機を救うため、インターネットの世界に飛び込む。
4位
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ボヘミアン・ラプソディ

伝説のバンド・クイーンのリードボーカル、フレディ・マーキュリーの生き様を描いた感動作。世間の常識を打ち破る革新的な音楽を次々と生み出し、スターダムを駆け上がったフレディと仲間たち。しかし、栄光の影で次第にフレディはメンバーと対立し…。
5位
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ポリス・ストーリー/REBORN

ジャッキー・チェン主演による大人気シリーズの流れを汲むポリスアクション。国際捜査官・リンは危篤状態の娘を残したまま作戦に駆り出される。そこでリンはある陰謀に巻き込まれ、重傷を負ってしまう。13年後、彼は正体を隠して生きていたが…。

邦画Blu-ray/DVDランキング

1位
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未来のミライ

『バケモノの子』の細田守監督が手掛けた劇場版アニメ。甘えん坊な4歳の男の子・くんちゃんは、ある日、自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ不思議な少女・ミライちゃんと出会い…。上白石萌歌、黒木華、星野源らがボイスキャストを担当。
2位
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銀魂2 掟は破るためにこそある

空知英秋の人気コミックを「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一監督が小栗旬主演で実写化した第2弾。幕末の江戸。万事屋の銀時、新八、神楽は、征夷大将軍・徳川茂茂の接待を依頼される。同じ頃、真選組の副長・土方に第2の人格・トッシーが現れる。
3位
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劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人

人気アニメ『名探偵コナン』の劇場版第22弾。東京湾の新施設「エッジ・オブ・オーシャン」で大規模爆破事件が発生。コナンは公安警察を操る警視庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の謎の行動に違和感を抱く。ゲスト声優は上戸彩と博多大吉。
4位
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空飛ぶタイヤ

池井戸潤のベストセラー小説を長瀬智也ら豪華キャストで映画化した社会派サスペンスドラマ。突然起きたトレーラーの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松は、車両の欠陥に気付き、製造元である大手自動車会社に再調査を依頼するが…。
5位
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映画 クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~

人気アニメ『クレヨンしんちゃん』の劇場版第26弾。春日部にある中華街でカンフーの修業に励むしんのすけたちカスカベ防衛隊。ある日、食べた人を狂暴化させるラーメンによって中華街でパニックが起こる。そんな中、マサオが防衛隊離脱を宣言する。

海外ドラマBlu-ray/DVDランキング

1位
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ウォーキング・デッド8 Vol.7

アメリカンコミックを原作に実写化した人気サバイバルドラマ第8シーズン第7巻。ニーガンの指示を無視し皆殺しを企むサイモン率いる救世主の一団がヒルトップに乗り込んで来る。だが、マギーの指揮による巧みな作戦で撃退され…。第13話と第14話を収録。
2位
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ブラックライトニング <シーズン1> Vol.1

バツイチ子持ちのアラフィフ校長が、ヒーローとして再び悪に立ち向かうアメコミアクションの第1シーズン第1巻。犯罪組織・100に娘を誘拐された高校の校長・ジェファーソンが、ブラックライトニングとしてヒーロー活動を再開する。第1話と第2話を収録。
3位
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スター・トレック:ディスカバリー シーズン1 Vol.1

人気SFアクション『スター・トレック』TVドラマシリーズの第1シーズン第1巻。連邦宇宙船・シェンジョウは、惑星連邦に敵対的なクリンゴン人と遭遇。副長のマイケルは、戦いを避けようとする船長と意見が対立してしまう。第1話と第2話を収録。
4位
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クライシス・オン・アースX 最強ヒーロー外伝

『SUPERGIRL/スーパーガール』『ARROW/アロー』『THE FLASH/フラッシュ』『レジェンド・オブ・トゥモロー』のクロスオーバーエピソード。バリーとアイリスの結婚式にスーパーヒーローが集結するが、アースXの悪党に攻撃され…。全4話を収録。
5位
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SUITS/スーツ シーズン7 Vol.1

法律事務所を舞台に、クールな敏腕弁護士とマイペースな天才青年が活躍するバディドラマの第7シーズン第1巻。マイクはハーヴィーから、事務所のトップになる前に一緒に仕事をしたいと言われ、ふたりで企業の案件を担当することに。第1話と第2話を収録。

韓国ドラマBlu-ray/DVDランキング

1位
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オクニョ 運命の女(ひと) Vol.26

『トンイ』のイ・ビョンフンが演出を務めたドラマ第26巻。オクニョとユン・テウォンは王、明宗と共に朝廷にはびこるユン・ウォニョン派の一掃を開始する。オクニョたちの反撃で、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは窮地に陥る。最終第51話を収録。
2位
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黒騎士~永遠の約束~ Vol.9

キム・レウォンとシン・セギョン共演による純愛ラブストーリー第9巻。恋も仕事もうまくいかないヘラは、スロベニアで写真家のスホと出会う。自らを「黒騎士」だと言うスホに戸惑うヘラだったが、彼はヘラの初恋の人だった。第16話と第17話を収録。
3位
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推理の女王2~恋の捜査線に進展アリ?!~ Vol.1

『メディカル・トップチーム』のクォン・サンウと『華麗なる誘惑』のチェ・ガンヒ共演による謎解きラブコメディの第2シーズン第1巻。離婚してバツイチとなったソロクと熱血刑事・ワンスンの“相棒以上恋人未満”の関係を描く。第1話を収録。
4位
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黄金の私の人生 第16巻

パク・シフ主演によるロマンスあり、家族愛ありのヒューマンドラマ第16巻。ドギョンはヘソンの後継者の座を捨て、独立することを告げて辞表を提出する。ミョンヒは異動を撤回させるためだと考えるが、ドギョンの決意は固かった。第31話と第32話を収録。
5位
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カネの花~愛を閉ざした男~ Vol.19

『ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~』のチャン・ヒョク主演によるサスペンス・ラブストーリー第19巻。財閥一家への復讐を誓った敏腕弁護士が、愛する人への切ない思いと復讐心の間で揺れ動く姿を描く。第37話と最終第38話を収録。

評価点数ランキング

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今週のBlu-ray/DVDランキングRANKING

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試写会・プレゼント

『第2回 韓国テレビドラマコレクション大賞』表彰式&クロストーク開催決定!

韓国ドラマファン必携、約1,000本の新旧韓国ドラマをまとめた『韓国テレビドラマコレクション2019』(キネマ旬報社刊)の発売を記念して、2018年 12月 10日(月)に文京シビックホール 小ホールにてトークイベントを行います。 ■イベント内容 ○トークショー 「もっと!韓国ドラマが面白くなるとっておきの話」(仮) ・最近一番おもしろかった韓国ドラマは何? ・業界人が注目する今年一番ホットなイケメン俳優は? など今年も、最新韓国ドラマ事情のあれこれについて、韓国ドラマ宣伝担当者の座談会を予定。 韓流イベントでもお馴染みの韓国大衆文化ジャーナリスト・古家正亨さんが切り込みます! ○『第2回 韓国テレビドラマコレクション大賞』表彰式 2018年に日本国内で発売された韓国ドラマの中から、『韓国テレビドラマコレクション』のライターたちが「今すぐ見ていただきたい"どハマリ必至”のイチオシ作品を選出した『韓国テレビドラマコレクション大賞』の表彰式を開催します。 ※『韓国テレビドラマコレクション大賞』の結果は11月30日(金)に発表予定 ○お楽しみ抽選会 昨年大好評だった、豪華賞品が当たる(!?)抽選会を予定。 ■司会 古家正亨(ふるや・まさゆき) ラジオDJ・テレビVJ・韓国大衆文化ジャーナリスト。1974年北海道生まれ。2000年より札幌のFM局NORTHWAVEで日本初のK-POP専門番組「Beats-Of-Korea」のDJとして、K-POPを紹介し始める。以降、ペ・ヨンジュンをはじめとする韓流スターや、K-POPアーティストのイベントでMCや通訳を務めること500回以上。韓流ファンにはお馴染みの人物。(ご本人のツイッターはこちら) ■パネリスト:韓国ドラマ作品 宣伝担当者(現在調整中) 現在調整中のため決定次第、本ページにて順次発表いたします。 ■イベント概要 【日にち】2018年12月10日(月) 【スケジュール】 14:00開場(予定) 14:30 開演(予定) 表彰式、トークショー、抽選会 16:30 終演(予定) 【定 員】300名 【場 所】文京区シビックホール 小ホール(アクセス) 【住 所】〒112-0003 東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター2階 (東京メトロ丸の内線・南北線 後楽園駅直結/都営地下鉄三田線・大江戸線 春日駅直結) 【参加資格】 『韓国テレビドラマコレクション2019』が当イベントのプログラムとなります。ご当選された方は、本書をご持参または会場にてご購入ください。 (事前購入は、こちらより可能です。) 【応募方法】 ・先着300名様 ・応募はこちらよりお申込みください。 ※定員になり次第締切 【座席について】 全席自由席 ・先着順でのご入場となります。 ・会場及び近隣のご迷惑となりますので、開場前にお並びいただくことはできませんのでご了承ください。
2018-12-10

「ワンダー 君は太陽」カンドゥー×感動 クリスマス親子上映会にご招待

全世界800万部突破の小説「ワンダー」が実写版『美女と野獣』の製作スタッフのもと映画化!「正しさよりもやさしさを選ぶ、小さな一歩が世界を変えることを教えてくれる」感動の物語で大ヒットとなった『ワンダー 君は太陽』。本作のBlu-ray&DVD発売を記念して、抽選で2組の親子に、親子で楽しめる仕事体験テーマパーク「カンドゥー」での日本語吹替版『ワンダー 君は太陽』のクリスマス親子上映会をプレゼント!スペシャルゲストとしてゆりやんレトリィバァも登壇! 【応募要項】 開催日時:12月16日(日) 15:30開場[予定](16:00開映[予定]) 会場:カンドゥー(アクセス) (イオンモール幕張新都心 ファミリーモール3階 千葉県千葉市美浜区豊砂1-5) ※本編上映時間113分[予定]、日本語吹替版での上映です。 ●本編上映後、スペシャルゲスト・ゆりやんレトリィバァ 登壇イベントがございますので、終演は18:30頃を予定しております。 ※イベント内容につきましては予告なく変更となる可能性がございます。 【応募方法】 応募者(1組3名迄)の郵便番号・住所・氏名・同伴者の続柄・名前・年齢を明記の上、下記応募フォームよりご応募ください。
2018-12-16

その他コンテンツOTHER CONTENTS

注目映画特集

注目 出版社の陰謀!?原作者が語る『翔んで埼玉』の誕生秘話!

出版社の陰謀!?原作者が語る『翔んで埼玉』の誕生秘話! 「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言ってるだけで口が埼玉になるわ!」……過激なセリフが飛び交う、埼玉dis(叩き)が魅力のギャグマンガ『翔んで埼玉』が、発表から30余年を経てついに実写映画化。都会と地方の間で引き裂かれる埼玉版『ロミオとジュリエット』に、映画オリジナルで愛と革命のエピソードがたっぷりと加わったギャグ・アクション大作となった。麗しき高校生二人に、二階堂ふみとGACKTが初共演。伝説の埼玉県人に京本政樹、謎めいた執事役に伊勢谷友介と、豪華なメインキャストも話題になっている。原作者・魔夜峰央はどのように『翔んで埼玉』を楽しんだのか。美的感覚を育てた映画についても、じっくりと伺った。 あらすじ 埼玉県は現代でもたいへんな「田舎」で、県知事は県民から年貢を取り立て、東京へ行くには通行手形が必要。運よく手形が手に入っても都内で勝手な行動は許されず、高級百貨店に行こうものなら「埼玉狩り」に遭う、という破天荒な設定だ。東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂ふみ)が生徒会長として仕切る名門校・白鵬堂学院に、容姿端麗な麻実麗(GACKT)が転入してくるところから物語は始まり、やがて麗が埼玉出身と判明して一大騒動が巻き起こる……。 原作はこうして生まれた 魔夜峰央:「武内英樹監督の『のだめカンタービレ 最終楽章』(2009年)と『テルマエ・ロマエ』(2012年)は拝見していて、上手いな、という印象でした。『テルマエ・ロマエ』はローマ人が日本にタイムスリップしてお風呂にびっくりする話ですけど、古代ローマと現代日本を往き来させてあれだけうまく展開するなら、未完の短篇『翔んで埼玉』も巧みに広げてくれる予感がありました。キャスティングが一番の問題ですが、『主人公を誰にします?』と聞いたら『GACKTさんです』って、いきなり出てきた。二階堂ふみさんも、面白いキャラクターの人だなあ、って感じていて。お二人の魅力と監督の力量を考えれば成功は間違いない、と思っていましたが、さらに予想を上回る面白い作品を作っていただけた」 ―原作は所沢在住時代の1982~83年発表です。執筆の経緯は? 魔夜峰央:「白泉社(連載誌の出版元)の陰謀ですよ。『パタリロ!』の連載ほか、一人で描くには忙しくなってきて、アシスタントを使うために東京に住もうと思って編集長に聞いたら『じゃあ所沢にしなさい』って。所沢は埼玉県ですが、西武線沿線にはマンガ家が多く住んでいたんですね。実は、その編集長と、もっと恐い編集部長もすぐそばに住んでいた。原稿回収が楽ですからね、『ワナだ!』と思いました(笑)。何もないネギ畑の真ん中、所沢市大字牛沼字牛沼ってところに4年いた。見張られている感じで、早く逃げ出したかった。そんな鬱憤がもとになって、地元・埼玉をおちょくるギャグマンガになったんでしょう」   インタビューの続きは『キネマ旬報』3月上旬特別号に掲載。今号では「今年の面白い映画って何?」に答えます!と題して、『キネマ旬報』が紹介する2019年ラインアップの巻頭特集をおこなった。その他に戸田恵梨香のインタビューや毎年恒例となったアカデミー賞大予想!?などを掲載している。(敬称略) 取材・文=斎藤宣彦/制作:キネマ旬報社

専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 8/26

マコーレー・カルキン(1980)

パーティ・モンスター

ニューヨークのクラブ・シーンを席巻したカリスマ的青年を描く、実話を基にした青春映画。監督・脚本はドキュメンタリー出身でこれが初の劇場用ドラマ作品となるコンビ、フェントン・ベイリーとランディ・バルバート。原作はジェイムズ・セント・ジェイムズの著作『ディスコ殺人事件』。撮影は「クリーン、シェーブン」のテオドロ・マニアッチ。出演は「リッチー・リッチ」のマコーレー・カルキン、「ミニミニ大作戦」のセス・グリーン、「ドッグヴィル」のクロエ・セヴィニー、「ボウリング・フォー・コロンバイン」などにも登場している人気ミュージシャンのマリリン・マンソン、「ニューヨークの恋人」のナターシャ・リオン、「スーパーノヴァ」のウィルソン・クルーズ、「ホワット・ライズ・ビニース」のダイアナ・スカーウィッド、「テキサス・レンジャーズ」のディラン・マクダーモットほか。

リッチー・リッチ

総資産700億ドルという世界一の資産家の御曹司が、一族乗っ取りの陰謀を企む悪漢たちと対決するコメディ。主人公一家のリッチぶりを表現する超オーバーな描写の数々が笑わせる。一家の邸宅としてロケーション撮影されたのは、ノース・カロライナ州のアッシュビルに実在する広さ8000エーカーの大邸宅。監督は「ミスティック・ピザ」「ラブリー・オールドメン」のドナルド・ペトリー。ハーヴェイ・コミックスの同名漫画をモチーフに、「フリント・ストーン モダン石器時代」「メジャーリーグ2」のトム・S・パーカーとジム・ジェニウェインのコンビが脚色。製作は「リーサル・ウェポン」「ダイ・ハード」の両シリーズや「未来は今」などのジョエル・シルヴァーと、「ザ・ファーム 法律事務所」「ウォーターワールド」のジョン・デイヴィスの大物プロデューサー2人。撮影はドン・バージェス、音楽は「フォレスト・ガンプ 一期一会」のアラン・シルヴェストリ、美術はジェームズ・スペンサー、編集はマルコム・キャンベル、衣装はリサ・ジェンセンがそれぞれ担当。主演は「ホーム・アローン」2部作や「ゲッティング・イーブン」などキッズ・コメディの第一人者、マコーレー・カルキン。共演は有名なイギリスの舞台俳優で「カラヴァッジオ」などにも出演しているジョナサン・ハイド、「靴をなくした天使」のエドワード・ハーマン、「マイ・ガール2」のクリスティン・エバソール、「ラジオタウンで恋をして」のジョン・ラロケットら。キャスティングに当たり、カルキンの小ささが際立つように背の高い俳優ばかりが選ばれた。またスーパーモデルのクローディア・シファー、元大リーガーのレジー・ジャクソンが特別出演している。