ろから始まるものでの検索結果

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  •   「あみこ」の山中瑶子監督が河合優実主演で描き、第77回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されることが決まった「ナミビアの砂漠」(日本公開は2024年を予定)。カンヌ版のポスターと予告編、追加キャスト情報が解禁された。     予告編は、エネルギッシュでありながら虚無感も覗かせるカナの姿を映し出す。   https://www.youtube.com/watch?v=qSK-GINJwiM   カナと関係を深めていく自信家のクリエイター、ハヤシを演じるのは『おっさんずラブ』の金子大地。カナと同棲する恋人のホンダ役には「菊とギロチン」の寛一郎。さらに「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」の新谷ゆづみ、『不適切にもほどがある!』の中島歩、「寝ても覚めても」の唐田えりか、「悪は存在しない」の渋谷采郁が出演する。   〈コメント〉 金子大地 いつかご一緒したかった山中監督、そして河合さんを始めとする素敵なキャスト、素晴らしいスタッフさんとこの作品が作れたこと、そしてその作品をカンヌで世界の方に観ていただけること、自分がどれだけ恵まれているかということをつくづく感じます。 カンヌをきっかけに1人でも多くの方にこの作品を観ていただけるかと思うと興奮が醒めません。自分にとって大切なこの作品が多くの人に届きます様に。 宜しくお願いします! 寛一郎 生々しくシュールでシニカル、だけどチャーミング。監督、脚本、役者、スタッフの皆さんが素晴らしく。 今までにあるようでなかった映画になっていると思います。 そして嬉しいことに、この作品がカンヌ映画祭で上映されることが決まったとのこと。 今日の日本の若者の恋愛観や物語の展開に、海外の皆さんがどう反応してくれるのか楽しみです。     ©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会 配給:ハピネットファントム・スタジオ ▶︎ 山中瑶子監督×河合優実主演「ナミビアの砂漠」、カンヌ映画祭監督週間に出品
  • 2022年5月22日に永眠した石井隆監督の三回忌に合わせ、初期4作をBlu-rayでリリースするプロジェクト〈石井隆 REVIVE:初期傑作選〉。その第4弾は、監督の代名詞的シリーズ「天使のはらわた」の最終章であり、永遠のヒロイン・名美役に川上麻衣子を迎えた「天使のはらわた 赤い閃光」(1994)だ。8月2日(金)発売。     雑誌社に勤める名美(川上麻衣子)は、AV撮影現場の取材中、忌まわしいフラッシュバックに襲われる。高校生だった9年前の土砂降りの日、見知らぬ大男に廃工場でレイプされたのだ。その一件で男性恐怖症に陥り、恋愛にも及び腰となっていた。 ある夜、行きつけのバーで泥酔した名美。気がつくとラブホテルのベッドに全裸で横たわっており、室内にはセットされたビデオカメラと男の死体があった。咄嗟にカメラからテープを抜き取って部屋を飛び出し、テープを再生すると見知らぬ男に弄ばれる自身が映っていた。男を殺してしまったと思い悩む名美のもとに、一本の電話がかかってくる……。     劇場公開後、VHSソフトが発売されたのみだった幻の作品が待望のBlu-ray化。特典には川上麻衣子のインタビューを収めたキネマ旬報編集ブックレットが予定されている。石井美学が閃くエロティック・サイコミステリーを堪能したい。     〈石井隆 REVIVE:初期傑作選〉の概要は以下の通り。 第1弾「死んでもいい」(1992年作品:初Blu-ray化)5月10日発売 第2弾「ヌードの夜」(1993年作品)6月5日発売 第3弾「夜がまた来る」(1994年作品:初Blu-ray化)7月3日発売 第4弾「天使のはらわた 赤い閃光」(1994年作品:初ディスク化、初Blu-ray化)8月2日発売       「天使のはらわた 赤い閃光」 8月2日(金)Blu-rayリリース 1994年/日本/本編87分 ◆封入特典 ・キネマ旬報編集ブックレット:インタビュー 川上麻衣子(予定) 監督・脚本:石井隆 撮影:笠松則通 照明:市川元一 美術:山崎輝、金勝浩一 編集:北澤良雄 録音:杉山篤 音楽:安川午朗 出演:川上麻衣子、速水典子、鶴見辰吾、根津甚八 発売元:中央映画貿易、ダブル・フィールド 販売元:ハピネット・メディアマーケティング ©テレビ東京/キングレコード/ムービー・アクト・プロジェクト
  •   「バーフバリ」2部作の主演プラバースと、アクション巨編「K.G.F」シリーズのプラシャーント・ニール監督がタッグ結成。インド全土が恐れる謎の都市国家〈カンサール〉の王座をめぐる骨肉バトルを描き、テルグ語圏の映画としては「バーフバリ 王の凱旋」「RRR」に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立てた「SALAAR/サラール」が、7月5日(金)より全国公開される。ポスタービジュアルと特報映像が到着した。     超人的なパワーと頭脳を持ち、善良ながらも凶暴性を秘めたデーヴァ(プラバース)。仁義なきバトルフィールドとなった都市国家カンサールで、王位継承争いに巻き込まれた親友ヴァラダを助けるべく、戦いに身を投じる──。 第2弾もすでに製作中。アクションと友情がみなぎる、ダークにして熱い英雄譚に注目したい。   https://www.youtube.com/watch?v=9YAR9U9k7HI   「SALAAR/サラール」 監督・脚本:プラシャーント・ニール 出演:プラバース、プリトヴィラージ・スクマーラン、シュルティ・ハーサン、ジャガパティ・バーブ 2023年/インド/テルグ語/シネスコ/5.1ch/174分/字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:山田桂子/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン PG12 公式サイト:salaar-movie.com
  • 「水深ゼロメートルから」(5月3日公開)は、2020年にヒットした「アルプススタンドのはしの方」(城定秀夫監督)に続く、高校演劇のリブート映画化企画第2弾。第44回四国地区高等学校演劇研究大会で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞した戯曲を、山下敦弘監督が映像化した青春映画である。 プール掃除をしながら、女子高生4人の想いが交差する! 夏休み中の徳島南高等学校。高校2年生のミク(仲吉玲亜)とココロ(濱尾咲綺)は、体育教師の山本(さとうほなみ)から、特別補習としてプールの掃除を指示される。水のないプールの底には、隣のグラウンドで練習する野球部から飛んできた砂が積もっていた。しぶしぶ掃除を始める二人だが、同級生で水泳部部長のチヅル(清田みくり)、3年生で水泳部の元部長ユイ(花岡すみれ)も掃除に合流する。何気ない会話を始める4人だが、やがてそれぞれの悩みが溢れ、彼女たちの想いが交差していく。 水のないプールというワンシチュエーションの中に、女子高生たちの想いを凝縮させた脚本を書いたのは、原点の高校演劇版も手掛けた中田夢花。高校3年生の時に演劇部顧問の先生と相談しながら仕上げたという戯曲は、ジェンダーギャップをテーマにして、思春期の女子高生の微妙な心情を救い取っている。 ミクは幼い頃から阿波踊りをやっていて、彼女はいつも足を広げて構える“男踊り”を踊っていたが、胸が膨らみ女性らしい体型になってきた今となっては、男踊りを踊ることに羞恥心を感じている。ココロは男女の不平等を実感していて、メイクやおしゃれをして自分を可愛く見せることで、男社会の中で生きていくしかないと思っている。チヅルは中学の時の同級生で今は野球部のスター的な存在であるクスノキに、自分がいくら頑張っても勝てないことに苛立ちを覚えている。そしてユイは、自分に限界を感じて水泳部を辞めようとしているチヅルの心を変えようとする。 それぞれの個性とは別に、女性であることに性のギャップを感じている彼女たちが、解消できない男性との壁を、何とか気持ちで乗り越えようともがく姿が、プール掃除の会話によって描かれる。 女性ゆえのストレスや悩みを繊細に描く 原点の演劇はその後、東京・下北沢の小劇場「劇」で2021年に【高校演劇リブート企画】として上演され、このときオーディションで選ばれた濱尾咲綺、仲吉玲亜、花岡すみれが、映画でも同じ役を続投。時間をかけて練り上げてきた役だけに、それぞれが抱えるストレスや悩みを繊細に表現していて、その演技は新鮮だ。 劇中で彼女たちが話す、野球部のクスノキに代表される男性は、あるときは自分にとっての仮想敵であり、あるときにはほのかな恋の相手でもある。いずれにしても自分とは違った存在として男性は認知され、彼女たちにとっては心が伸び伸びできないすべての元凶が男性にあるように思える。高校生の男女の恋愛に焦点を絞ったキラキラ映画が流行したことがあるが、ここでは男性という存在のうざったさや、男女平等など大人が言う絵空事だという実感が描かれていて、キラキラ映画のように男性は女性にとっての王子様ではない。だからと言って、特にこの時期体力的に劣る女性をネガティブに捉えるのではなく、そんな男主導の社会の中で自分たちはどう闘って生きていくのかという、若さゆえのエネルギーの発散に昇華させているのが魅力的。 売れっ子、山下監督の見事な演出! 山下監督は今年、カラオケを通して合唱部の中学生とやくざ者が触れ合う「カラオケ行こ!」に始まり、この作品の後も雪山の山荘で二人の男が殺し合う「告白 コンフェッション」(5月31日公開)、カンヌ国際映画祭の監督週間にも選出された久野遥子とW監督のアニメーション「化け猫あんずちゃん」(7月19日公開)と、目覚ましい活躍ぶりを見せている。その中でこの映画は、「リンダ リンダ リンダ」(2005)以来の女子高生を主役にした青春ものだが、特別なことが起こらない日常描写の中に女子高生の衝突や葛藤、心の歩み寄りを入れ込んで、それぞれのキャラを立たせている演出は見事。城定監督の「アルプススタンドのはしの方」は学校生活で“二軍”のポジションにいる高校生たちの心の共鳴を描いた秀作だったが、これは“性”を軸に女子高生の実感を、当事者の目線で映し出した作品として印象的。こういう高校演劇のリブート映画の企画は、今後も注目されていくのではないか。そんな可能性を感じる、見応えのある群像劇だ。 文=金澤誠 制作=キネマ旬報社 https://www.youtube.com/watch?v=kq00HHoooQ4   「水深ゼロメートルから」 5月3日(金・祝)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 2024年/日本/87分   監督:⼭下敦弘 脚本:中⽥夢花 出演:濱尾咲綺、仲吉玲亜、清田みくり、花岡すみれ、三浦理奈/さとうほなみ 配給:SPOTTED PRODUCTIONS ©『⽔深ゼロメートルから』製作委員会 公式HP:https://suishin0m.com/  
  • [caption id="attachment_37803" align="aligncenter" width="734"] 「クレージー・モンキー/笑拳」[/caption] 人生百年時代と言われる昨今、ベテラン俳優たちの活躍が目を引く。今年の4月7日で70歳を迎えたジャッキー・チェンは、初主演作から50周年記念映画「ライド・オン」(5月31日公開)で、初のスタントマン役に挑戦。競売にかけられそうな愛馬のために、危険なスタントに挑んでいくスタントマンを演じている。アクション一筋に俳優人生を歩んできたその彼が、監督業に初挑戦した「クレージー・モンキー/笑拳」(79)が今回放送される。ジャッキーが演じるのは、反逆者の汚名を着せられて山に隠れ住む拳法家の孫。やがて祖父は非道な武術家に殺され、ジャッキーは敵を討つため、喜怒哀楽に基づく拳法を習得していくというもの。感情によって表情やしぐさが変化する、異色の拳法を使うジャッキーのコメディとアクションを一体化させた演技が見事。監督、主演の他に脚本、武術指導まで担当したこの映画をきっかけにジャッキーは、さらにスケールの大きいアクションスターへと成長していったのだ。今回はジャッキー・チェンの声といえばこの人、石丸博也が、かつて自分が担当してTV放映されたジャッキーの映画に、カットされた部分の音声を新たに追加収録した〈吹替完全版〉を放送。石丸は新作映画でも吹き替えを担当していて、ジャッキーのメモリアルイヤーを飾る、ファンには嬉しいプレゼントになっている。 「あぶない刑事」 やはり新作「帰ってきた あぶない刑事」(5月24日公開)がスクリーンに登場する「あぶない刑事」シリーズ。主役のタカとユージを演じる二人、舘ひろしは73歳で柴田恭兵は72歳である。前作で刑事を定年退職した彼らは、今回探偵として現れるが、華麗なガンアクションは健在。その軽いノリとおしゃれな会話を含めて、遊び心が詰まった新作になっている。「あぶない刑事」は86年に最初のTVシリーズが始まり、映画も「さらば あぶない刑事」(16)まで7作品が作られた。今回はその映画版初期3本を放送。第1作の「あぶない刑事」(87)は、破壊工作を行う傭兵に横浜港署の刑事、タカ&ユージが立ち向かう一大アクション巨篇。新作と併せて観ると、キャラがぶれない二人の俳優の凄みが、より分かるはずだ。   [caption id="attachment_37805" align="aligncenter" width="1024"] 「Shall we ダンス?」[/caption] 68歳の役所広司は「PERFECT DAYS」(23)で、第76回カンヌ国際映画祭の主演男優賞を受賞。今年も主演作「八犬伝」の公開を秋に控えていて、まさに日本を代表する名優である。その彼が演技派俳優として注目されるきっかけになった、周防正行監督による「Shall we ダンス?」(96)が登場する。平凡なサラリーマンが見かけた美女に惹かれて社交ダンス教室に通い、やがてダンスの魅力に目覚めていく。周防監督はコミカルな中にも人生の悲哀とささやかな希望をにじませ、極上の人間ドラマに仕上げている。役所はこの映画と「CURE」(97)を足掛かりに、90年代後半、映画賞主演賞の常連受賞者になった。だが振り返れば、彼はこの映画に主演したとき40歳。映画俳優としては遅咲きで、その全盛期はいつまで続くのかと思ったが、未だ衰えを知らず、演技は深みを増すばかりだ。筋金入りのベテラン俳優たちは、時を超えても輝きを失わない。それをスターと呼ぶのだろう。   文=金澤誠 制作=キネマ旬報社 (「キネマ旬報」2024年5月号より転載) BS松竹東急 BS260ch/全国無料放送のBSチャンネル ※よる8銀座シネマは『一番身近な映画館』、土曜ゴールデンシアターは『魂をゆさぶる映画』をコンセプトにノーカット、完全無料で年間300本以上の映画を放送。 ■5/16[木] 夜8時 「Shall we ダンス?」 監督:周防正行 出演:役所広司、草刈民代、竹中直人、渡辺えり子、柄本明ほか © 1995 KADOKAWA 日本テレビ 博報堂DYメディアパートナーズ 日販 ■5/21[火] 夜8時 「あぶない刑事」 監督:長谷部安春 出演:舘ひろし、柴田恭兵、浅野温子、仲村トオルほか © 東映・日本テレビ ■5/27[月] 夜8時 「クレージー・モンキー/笑拳」 〈吹替完全版〉 監督:ジャッキー・チェン 出演:ジャッキー・チェン、イエン・シークアンほか © 2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved 詳細はこちら:https://www.shochiku-tokyu.co.jp/special/eiga/