本上まなみ ホンジョウマナミ

  • 出身地:山形県鶴岡市生まれ、大阪府茨木市で育ち
  • 生年月日:1975/05/01

略歴 / Brief history

山形県鶴岡市で生まれ、大阪府茨木市で育つ。府立高槻北高校在学中からモデルとして活動を始め、関西ローカルのCMなどに出演。高校卒業後は京都の池坊短期大学に進み、その傍ら、1993年のフジテレビのドラマ『じゃじゃ馬ならし』で女優デビューする。95年にユニチカの水着キャンペーンモデルに選ばれ、96年に出演した日本コカ・コーラの『爽健美茶』のCMなどで“癒し系タレント“として広範な人気を得る。NHK-BS『新宿鮫・毒猿』97、TBS『不機嫌な果実』97、フジテレビ『眠れる森』98などのテレビドラマを経て、98年の成田裕介監督「あぶない刑事フォーエバー THE MOVIE」で映画初出演。以後も日本テレビ『蘇える金狼』99、『天国への階段』02、フジテレビ『砂の上の恋人たち』99、テレビ朝日『アナザヘヴン eclipse』00、『嫉妬の香り』01、NHK『陰陽師』01などのドラマで、柔らかい物腰の一方で女の強さも感じさせる多彩な役柄をこなしていった。2002年、磯村一路監督「群青の夜の羽毛布」で、年下の大学生(玉木宏)と恋に落ちる内向的な女性・さとる役で映画初主演。06年の黒木和雄監督「紙屋悦子の青春」では、終戦間際の鹿児島を舞台に、主人公・悦子(原田知世)の兄嫁・ふさを人情味たっぷりに演じ、高崎映画祭の助演女優賞を受賞した。ほか、上野樹里の姉役を演じた安田真奈監督「幸福のスイッチ」06をはじめ、呉美保監督「酒井家のしあわせ」06、英勉監督「ハンサム★スーツ」08、光石富士朗監督「大阪ハムレット」09などに出演。加藤直輝監督「アブラクサスの祭」10では、主人公のうつ病の僧侶を見守る住職(小林薫)の妻を演じている。テレビドラマはほかに、テレビ朝日『恋は戦い!』03、NHK『人情とどけます・江戸娘飛脚』04、『ふたつのスピカ』09、日本テレビ『彼女が死んじゃった。』04、WOWOW『空飛ぶタイヤ』09など。フジテレビ『ザ・ベストハウス123』の司会やTBS『はなまるマーケット』など情報バラエティ番組でも活躍するほか、エッセイ『ほんじょの虫干。』など著書も多い。02年に18歳年上のマガジンハウスの名物編集者・沢田康彦と結婚、一女がある。

本上まなみの関連作品 / Related Work

作品情報を見る

  • 映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ

    制作年: 2023
    部屋の隅を好む、少しネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらしの劇場版アニメ第3弾。森のはずれの古くなった工場で、住み込みでおもちゃ作りを始めたすみっコたち。ところが、すみっコたちの町に出荷されていったおもちゃが、あちこちで動き出し……。ナレーションはシリーズ全作を担当する本上まなみ。監督は「ヤンとタマと飛び猫と 3つの猫の物語」の作田ハズム。
  • リバー、流れないでよ

    制作年: 2023
    劇団ヨーロッパ企画の「ドロステのはてで僕ら」に次ぐオリジナル長編映画第2弾。京の奥座敷と呼ばれる貴船を舞台に、雪が降りしきる真冬の季節に、繰り返す「2分間」から抜け出せなくなってしまった人々の混乱を描くタイムループコメディ。劇団代表にして、「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半タイムマシンブルース」の脚本が高く評価された上田誠が「ドロステのはてで僕ら」に続いて原案・脚本を手がけ、映像ディレクターの山口淳太が監督を務めた。老舗料理旅館で働く仲居役の藤谷理子をはじめ、ヨーロッパ企画のメンバーが多数出演。鳥越裕貴、本上まなみ、早織、近藤芳正らが共演、乃木坂46の久保史緒里が友情出演している。
  • 映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ

    制作年: 2021
    部屋の隅を好む、少しネガティブだけど個性的なキャラクター、すみっコぐらしの劇場版アニメ第2弾。「5年に1度、青い大満月の夜、魔法使いたちが町にやってくる」という伝説の通り、魔法使いの5人きょうだいが現れ、すみっコたちの町に魔法をかけていく。監督は、『夏目友人帳』の大森貴弘。脚本は、「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の吉田玲子。ナレーションは前作に引き続き、「461個のおべんとう」の井ノ原快彦、「そらのレストラン」の本上まなみが担当。
  • モンテッソーリ 子どもの家

    制作年: 2017
    世界中の“天才”たちを育んだモンテッソーリ教育の魅力と子どもたちの成長を追ったドキュメンタリー。フランス最古のモンテッソーリ学校の幼児クラスに密着。子どもたちの自然な表情や伸び伸びとした姿を捉えながら、各国に普及する教育メソッドの真実に迫る。日本語吹替版では「そらのレストラン」の本上まなみ、「ザ・ファブル」の向井理が吹替を担当。
  • 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ

    制作年: 2019
    部屋の隅を好む少しネガティブで個性的なキャラクター、すみっコぐらしを、『ガンダムさん』などのショートアニメを手がけてきたまんきゅうのメガホンで映画化。いつもの喫茶店に来たすみっコたちは、地下室のすみっこで一冊の傷んだとびだす絵本を見つける。脚本は、劇団ヨーロッパ企画のメンバーで、「タクシードライバー祇園太郎」では脚本やキャラクターデザインを担当した角田貴志。
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  • そらのレストラン

    制作年: 2018
    大泉洋主演の北海道映画シリーズ第三弾。道南・せたな町で牧場とチーズ工房を営む亘理は、自然に寄り添った食を追求する仲間と助け合いながら暮らしている。ある日、札幌の有名シェフに自分たちの食材を激賞され、一日限定のレストランを開くことを思いつく。出演は、「まほろ駅前狂騒曲」の本上まなみ、「伊藤くん A to E」の岡田将生。監督は、「神様のカルテ」シリーズの深川栄洋。
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