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略歴 / Brief history
すずきじゅんいちの関連作品 / Related Work
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アラフォーの挑戦 アメリカへ
結婚や仕事など様々な悩みを抱える37歳の女優・松下恵が、海外ホームステイに挑戦する姿を追ったドキュメンタリー。LA郊外で英語を学びながら、多様な価値観に触れるなか、年齢で人物を差別しない米国の発想を知り、新たな一歩を踏み出す心の変化を見つめる。監督は「マリリンに逢いたい」「クロスロード」のすずきじゅんいち。撮影監督を「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1995)」の金谷宏二が務める。86点- 可愛い
- 考えさせられる
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クロスロード(2015)
現地の人々と交流しながら派遣国・地域の発展や育成等を支える海外ボランティア事業、青年海外協力隊に参加した隊員たちを捉えた青春ドラマ。ボランティアに懐疑的な青年と優等生タイプの青年が反目しあいながらも成長していき、東日本大震災後に再会するまでを描く。青年海外協力隊50周年記念事業として製作され、シナリオを公募し入賞作を基にしている。監督を務めた「マリリンに逢いたい」のすずきじゅんいち、脚本・脚本監修を手がけた「闇金ウシジマくん」の福間正浩はともに青年海外協力隊に参加した経験を持つ。出演はダンス&ヴォーカルユニット『EXILE』の黒木啓司、「ロストクライム-閃光-」の渡辺大、「ウルヴァリン:SAMURAI」のTAOほか。 -
宮古島トライアスロン
水泳、バイク(自転車ロードレース)、ラン(長距離走)をこなす過酷な競技、トライアスロン。沖縄の美しい自然が広がり島をあげての歓迎ムードの中開催されるトライアスロン宮古島大会は数ある国内のトライアスロンレースの中でも人気の高いが、水泳3キロ、バイク155キロ、ラン42.195キロ、全長200.195キロにおよぶ国内屈指のロング・ディスタンスレースである。2014年に行われた記念すべき第30回大会に参加したトライアスロン専門誌の女性編集長や宮古島に住む整体師夫婦らに大会前から密着し、練習を積み重ね限界に挑戦する熱い思いを追ったドキュメンタリー。総監督は「マリリンに逢いたい」のすずきじゅんいち、監督は「父は家元」の高野裕規が務める。 -
和食ドリーム
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界に広く親しまれている和食。50年前にアメリカに移住し日本の食材や和食を広め続けている共同貿易会長・金井紀年をはじめ、和食の文化遺産申請の立役者である料亭『菊乃井』主人・村田吉弘ら和食文化の普及に尽力した人々や料理人らに話を伺い、日米での和食の過去、現在、未来を描くドキュメンタリー。監督は「東洋宮武が覗いた時代」「マリリンに会いたい」を手がけ、すずきじゅんいち。アメリカに10年以上住む監督ならではの視点で、日本とアメリカ、両国から和食の本質に迫る。ナレーションを務めるのは、アジア系アメリカ人によるコメディー集団『コールド・トウフ』のヘレン・オオタ。80点 -
二つの祖国で 日系陸軍情報部
「東洋宮武が覗いた時代」「442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍」に続く、すずきじゅんいち監督による日系史ドキュメンタリー第3作。米国陸軍の秘密情報機関=MIS(ミリタリーインテリジェンスサービス)の中心メンバーであった日系二世の元兵士たちの証言を基に、太平洋戦争時の米国極秘情報に迫る。長い間、秘密情報部員という性格上、MISの存在自体が国家の最高機密として極秘扱いであった。米国の国籍を持ちながら、国内で人種差別と戦い、父母の祖国・日本と戦う運命を受け入れた日系二世の兵士たちは、祖国米国に忠誠を誓い、勝利に貢献、戦後は日米の架け橋として日本再建に尽力した。彼らは長い沈黙を破り、二つの祖国への想いを語り始める………。そして米国では大統領、副大統領の次の地位にある長老上院議員ダニエル・イノウエ、元ハワイ州知事のジョージ・アリヨシ、共和党と民主党政権で大臣を務めたノーマン・ミネタなど80名にも及ぶ多数の元兵士たちにインタビューを敢行。また、日米両軍や民間人に多数の死傷者を出した沖縄でもロケを行い、沖縄戦の悲劇も映し出す。日系四世の世界的ウクレレ奏者ジェイク・シマブクロ、沖縄出身の国際女優で「ベストキッド2」のタムリン・トミタも出演、若い世代からのメッセージを語る。 -
442 日系部隊・アメリカ史上最強の陸軍
太平洋戦争当時、収容所に送られた在米日系人たちで編成された米軍“442連隊”。米国内で人種差別を受ながらも、軍人として父母の祖国と戦い、数々の戦果を挙げた彼らの足跡を追い、米国日系人の歴史にスポットを当てたドキュメンタリー。監督は「東洋宮武が覗いた時代」のすずきじゅんいち。音楽は「宋家の三姉妹」の喜多郎。 -
東洋宮武が覗いた時代
第二次世界大戦下の日系人収容所の様子を捉えた写真と共に、収容されていた人たちや関係者の証言を交えながら、収容所の真実を描いたドキュメンタリー。収容所では禁じられていたカメラを、隠し持ったレンズで自ら作り撮影したカメラマン・東洋宮武が残した写真を手がかりに、当時の時代と収容所の日本人、日系人の生活が語られる。また、東洋と親交のあった20世紀写真界の巨星、アンセル・アダムスやエドワード・ウェストンの作品も登場する。企画・脚本・監督は「マリリンに逢いたい」のすずきじゅんいち。音楽を「宋家の三姉妹」の喜多郎が担当した。1942年。アメリカ政府は、鉄条網と監視塔に囲まれた収容所に在米日本人、日系人を強制的に押し込めるという政策を実施。10ヵ所の収容所に入れられた約12万人の半分以上(64%)がアメリカ市民権を持った人たちであり、東洋宮武とその家族もカリフォルニア州・マンザナ収容所に収監された。彼は同じ収容所に入れられていた大工にカメラボディの作成を依頼、自ら隠し持ったレンズを使い手製のカメラを作り上げる。そのカメラと隠し持って入ったフィルムとで、彼は収容所の実態を撮影した。それは、フィルムなどを密かに届けてくれた白人の友人や、収容所の警察隊の協力なしには出来ないことであり、その後、東洋は写真に理解のある収容所所長の許可を得て、公式カメラマンとなり、収容者たちの日々の生活を写し撮っていく。「二度と起こってはならないこの事実をカメラで撮影するのがカメラマンとしての務めだ」という言葉を、今でも息子のアーチーミヤタケは記憶しているのだった……。 -
イン・ザ・スープ 15th アニバーサリー・オリジナルカット
お調子者の男が怪しげな仕事の片棒を担がされ、どつぼにはまる姿を微笑ましいユーモアで描いた奮闘談。監督は「父の恋人」のアレクサンダー・ロックウェル。出演は「ゴーストワールド」のスティーブ・ブシェーミ、本作でサンダンス・フィルム・フェスティバルの審査員特別賞を受賞した「ライフ・アクアティック」のシーモア・カッセル、「ニューオーリンズ・トライアル」のジェニファー・ビールス。1992年サンダンス・フィルム・フェスティバル、グランプリ受賞。 -
ホーンテッド ハイウェイ
妻を殺した男が死体を車に乗せ、狂気に陥りそうになりながら逃走するサスペンス・スリラー。監督は「マリリンに逢いたい」「ひとりね」のすずきじゅんいち。出演は「Child of Destiny」(未)のランド・ギャンブル、「カミュなんて知らない」の吉川ひなの、「マザーヒート」(未)ドラマ『スタートレック』のローラ・パットニー。 -
サロゲート・マザー Surrogate Mother
妻の不妊症に悩んだ夫婦が、子供のいる家庭を夢見て代理母(サロゲート)を依頼したことから思わぬ災難に見舞われていくサスペンス・ドラマ。主人公の人妻を演じるのは、シンガーとしての本格的な海外進出も話題となっている松田聖子。「どっちもどっち」以来6年ぶりの映画出演で初めてのハリウッドとの合作映画、しかも本格主演であり、加えて主題歌も担当するなど、そのエンターテイナーぶりを遺憾なく発揮している。ヒロインの夫に「ルームメイト」のスコット・コーヘン、代理母の女性には「モータル・コンバット」のブリジット・ウィルソンがふんする。 -
ふたりだけのアイランド
無人島へハネムーンに出掛けた新婚カップルが、結婚の夢と現実との違いに揺れ動く姿を描く。箕田律子原作『新婚旅行は無人島』の映画化で、脚本・監督は「砂の上のロビンソン」のすずきじゅんいち。撮影は「マドンナのごとく」の姫田真佐久がそれぞれ担当。
映画専門家レビュー
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映画、音楽ジャーナリスト 小野維正
ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
日本に支社のない配給元(フォーカス)の影響もあって、日本ではこれまでその高評価に見合わない不遇をかこってきたアニメーション・スタジオ、ライカの作品。本国ではユナイテッド・アーティスツの配給となったこの新作も、傑作「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」同様、子供の観客を見くびらない硬質なテーマ選びとキャラクター、そして何よりも脚本の巧みさに唸らされる。中盤の酒場での乱闘シーンを筆頭に、絶妙なバランスのアクションの押し引きによるリズミカルな表現も見事。
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映画、音楽ジャーナリスト 小野維正
THE CAVE サッカー少年救出までの18日間
近過去の事件の映像化、エンドロールではお約束のご本人登場という、クリント・イーストウッド級の飛び抜けた演出能力がないと標準以上の作品にはなり得ないのに、近年ずっと流行っているフォーマットの作品がまた一つ。バンコク出身イギリス人監督トム・ウォーラーによるハリウッド的なカメラワークや編集のおかげでテレビ番組の再現ドラマの域は脱しているものの、結末を知る観客にとって、登場人物が出入りし続けるこの単調な構成では、物語のカタルシスは生まれようがない。
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映画評論家 小野寺系
シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!
ベルエポックのパリで有名舞台作品が誕生する内幕と、そこに生まれる切ない恋愛がコメディ調にわちゃわちゃと描かれていき、飽きさせない。基が舞台作品であることと、俳優でもあるアレクシス・ミシャリクが舞台版から引き続いて本作を監督したということもあり、とくに俳優への愛情と、演技への尊敬を強く感じさせる内容となっている。ただ、映画ならではの新しい趣向の希薄さや、舞台版を引きずったと思える不自然な演出も散見され、やはり舞台版の方が本領なのだと思わせる。
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今日は映画何の日?
今日誕生日の映画人 06/26
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今日命日の映画人 06/26
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注目記事
注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信
「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜 ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura 【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]
2022年2月3日
注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!
2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」 外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」 文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」 【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により 日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により 外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により 主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により 主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により 助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により 助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により 新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により 新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により 読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により 読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により 読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により 特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ
2022年2月3日