メアリー・アスターの関連作品 / Related Work

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  • 若草物語(1949)

    アメリカの家庭小説の名作といわれるルイザ・メイ・オルコットの「リツル・ウイメン」の映画化で、「哀愁」「心の旅路」のマーヴィン・ルロイが、テクニカラー色彩映画として製作監督した1949年作品。脚本は、1934年にRKOラジオで映画化された時のサラ・Y・メイソン、ヴィクター・ヒアマンのチームに、アンドリュー・ソルトが協力して執筆、撮影は「女の顔」のロバート・ブランク、「悪漢バスコム」のチャールズ・エドガー・シェーンバウム、音楽はアドルフ・ドイッチェの作曲である。主演は「秘めたる心」のジューン・アリソン、「下町天国」のピーター・ローフォード、「悪漢バスコム」のマーガレット・オブライエン、「暴力行為」のジャネット・リー及びメアリー・アスター、新人エリザベス・テイラー、「ラ・トスカ」のロッサー・ブラッツイでルシル・ワトソン、C・オーブリー・スミス、ハリー・ダヴェンポート等が助演する。
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  • ふるえて眠れ

    「何がジェーンに起こったか?」のヘンリー・ファレルのストーリーを、彼とルーカス・ヘラーが共同脚色、同じく「何がジェーンに起こったか?」のロバート・アルドリッチが製作・監督したスリラー。撮影は「ヤムヤム・ガール」のジョセフ・バイロック、音楽も「ヤムヤム・ガール」のフランク・デヴォールが担当した。出演は「何がジェーンに起こったか?」のベティ・デイヴィス、「不意打ち」のオリヴィア・デ・ハヴィランド、「第三の男」のジョセフ・コットン、「素敵なジェシカ」のアグネス・ムーアヘッドなど。
  • 青春の旅情

    かつて映画化されたグレイス・メタリアス原作のベストセラー小説「青春物語」の続編。同じ原作者の小説をロナルド・アレクサンダーが脚色し、「生き残った2人」のホセ・ファラーが監督した。撮影担当はチャールズ・G・クラーク。音楽はフランツ・ワックスマン。出演するのは「ゆきすぎた遊び」のキャロル・リンレイ、故ジェフ・チャンドラー、エレノア・パーカー、メアリー・アスター、ロバート・スターリングなど。前篇とは異なるキャストが組まれている。
  • 赤い崖

    推理小説家アイラ・レヴィンの原作をローレンス・ロマンが脚色し、ゲルト・オズワルドが監督したスリラー・ドラマ。撮影はルシエン・バラード、音楽をライオネル・ニューマンがそれぞれ担当。出演は「ひとこと云って」のロバート・ワグナー、「悶え」のジョアン・ウッドワード、「大戦争」のジェフリー・ハンター、他にヴァージニア・リース、ロバート・クオリー、ハワード・ペトリック等。製作ロバート・L・ジャックス。
  • 年頃ですモノ!

    「月蒼くして」の原作者F・ヒュー・ハーバートの戯曲「恋のためか金のためか」を、「野望に燃える男」のブレイク・エドワーズが監督・脚色した喜劇。「眼下の敵」のクルト・ユルゲンスと「奥様は芳紀17才」のデビー・レイノルズが顔を合せる。「悪魔に支払え!」のアーサー・E・アーリングが撮影監督を、ジョセフ・ガーシェンソンが音楽を担当。ジェイ・リヴィングストンとレイ・エヴァンスの作詞・作曲した主題歌を、レイノルズが歌っている。他の出演者は「狙われた女」のジョン・サクソン、「非常戦」のアレクシス・スミス、「ガラスの靴」のエステル・ウィンウッド、メアリー・アスター等。製作ロス・ハンター。
  • 地球で一番早い男

    自動車レースのチャンピオンが主人公のアクション・ドラマ。「勇者カイヤム」のコーネル・ワイルドが制作・監督・脚本執筆・主演と1人4役を果し、自らテオドラ・プロダクションを起しての第1回作品。脚本はワイルドにジェームズ・エドミストンが参加執筆している。撮影監督は「ふんだりけったり」のダニエル・L・ファップ。主演はコーネル・ワイルドのほかワイルド夫人のジーン・ウォレス(「暴力団(1955)」)、「暴力行為」のメアリー・アスター、それにアーサー・フランツ。
  • 闘牛の女王

    「水着の女王」のジャック・カミングスが製作し、「黒騎士」のリチャード・ソープが監督したテクニカラーの闘牛ミュージカル1947年作品。脚本は「コルシカの兄弟」のジョージ・ブルースとレスター・コールの共同執筆。撮影は「少年の町」のシドニー・ワグナー、「仔鹿物語」のチャールズ・ロシャー、「風と共に去りぬ」のウィルフレッド・M・クラインの3人、音楽は「巴里のアメリカ人」のジョニー・グリーンの担当。主演はエスター・ウィリアムス(「水着の女王」)、エイキム・タミロフ(「熱砂の秘密」)、リカルド・モンタルバン(「水着の女王」)で、ジョン・キャロル(「凸凹スパイ騒動」)メアリー・アスター(「暴力行為」)、シド・チャリシー、フォーチュニオ・ボナノヴァ、ヒューゴウ・ハース等が助演する。
  • 若草の頃

    「イースター・パレード」のアーサー・フリードが製作、「ボヴァリー夫人」のヴィンセント・ミネリが監督した1944年度作品のテクニカラー音楽映画。女流作家サリー・ベンソン(「疑惑の影」の脚色者)の小説を、「マルクスの二挺拳銃」のアーヴィング・ブレッチャーと「卵と私」のフレッド・F・フィンクルホフが共同脚色し、「アダム氏とマダム」のジョージ・フォルシーが撮影、「姉妹と水兵」のジョージー・ストールが音楽監督を担当する。主演は「イースター・パレード」のジュディ・ガーランドと「若草物語(1949)」のマーガレット・オブライエンで、同じ「若草物語(1949)」のメアリー・アスター、新人ルシル・ブレマー、「故郷の丘」のトム・ドレイク、マージョリー・メイン、レオン・エイムスらが助演する。尚、原題名の主題歌を始め、20世紀初期の流行歌曲が十数曲使用されている。
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  • マルタの鷹(1941)

    「欲望の砂漠」のハル・B・ウォリスが製作した1941年度作品で、「黄金(1948)」のジョン・ヒューストンが脚本家より監督に転じての第1回作。ヒューストン自身がハードボイルド探偵小説の第一人者、「影無き男(1934)」のダシール・ハメットの同名の小説を脚色に当たっている。撮影はアーサー・エディソン、音楽は「仮面の男(1944)」のアドルフ・ドュイチェの担当。主演は「潜行者」のハンフリー・ボガート、「暴力行為」のメアリー・アスターで、「我等の生涯の最良の年」のグラディス・ジョージ、「仮面の男(1944)」のピーター・ローレとシドニー・グリーンストリート、「賭博の町」のバートン・マクレーン、「ジャンヌ・ダーク」のワード・ボンド、「摩天楼」のジェローム・コウアン、リー・パトリック、エライシャ・クック・ジュニアの助演のほか、ジョン・ヒューストンの父故ウォルター・ヒューストンが特別出演している。
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  • 暴力行為(1948)

    「捜索」を発表して認められた「不思議な少年」のフレッド・ジンネマンが監督した1949年作品で、コリアー・ヤングの原作をロバート・L・リチャーズが脚色した。撮影は「恋愛放送」「嘘つきお嬢さん」のロバート・サーティース、音楽はプロニスロー・カバーが作編曲した。キャストは「大地は怒る」「カンサス騎兵隊」のヴァン・ヘフリン「猟銃街道」のロバート・ライアンの主演、新人ジャネット・リー「偉大な嘘」のメアリー・アスター「大草原」のフィリス・サクスター「鉄のカーテン」のベリー・クローガー「百万人の音楽」のコニー・ギルクリスト等の助演である。
    100
  • 結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)

    舞台劇演出者、劇作家、シナリオライターたると共に、映画監督の異才と言われるプレストン・スタージェスが脚本を書きおろし監督にあたった1942年作品で、「淑女と拳骨」のクローデット・コルベールが「大平原」「この三人」のジョエル・マクリーと主演する。共演は「台風」のメアリー・アスター、「夜は巴里で」のルディ・ヴァリーで撮影監督は「大平原」のヴィクター・ミルナーである。(再公開名「パーム・ビーチ・ストーリー」)
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  • 紅塵(1932)

    「自由の魂」「心の青空」「スザン・レノックス」のクラーク・ゲーブルが「街の野獣(1932)」「秘密の6」のジーン・ハーロウと共演する映画で、ウィルソン・コリソン作の舞台劇に基づいて「街の野獣(1932)」「暗黒街の顔役(1932)」のジョン・リー・メインが脚色し、「ダグラスの世界一周」「泥人形」のヴィクター・フレミングが監督に当たり、「コンゴ」「僕の武勇伝」のハロルド・ロッソンが撮影した。助演者は「火の翼」「狼火」のメアリー・アスター、「六月十三日の夜」「百万円貰ったら」のジーン・レイモンドを始め、タリー・マーシャル、ドナルド・クリスプ、フォーレスター・ハーヴェイ等である。
  • 恋のサーカス(1928・アメリカ)

    「彼とお姫様」「結婚崇拝」と同じくメアリー・アスター嬢、ロイド・ヒューズ氏共演喜劇で、デキシー・ウイルソン女史の原作を「アンクル・トムス・ケヴィン」のハーヴェイ・シュウ氏が脚色し、「マイク」「恋せよ乙女」のマーシャル・ニーラン氏が監督しデイヴィッド・ケッソン氏が撮影したものである。助演俳優は「レヴュー時代」「高速度娘」のアリス・ホワイト嬢、「熱血ボクシング手」のローフォード・デイヴィッドソン氏等である。
  • 決死隊

    故セオドア・ルーズヴェルトの事蹟を映画化したもので、ルーズヴェルトの伝記者ハーマン・ヘージドーン氏が見聞した事実に基づいて書き卸した物語をジョン・グツドリッチ氏が脚色し、「人罠」「卑怯者」等と同じくヴイクター・フレミング氏が監督した。ルーズヴェルトには故人に酷似したフランク・ホツパー氏が選ばれて扮し、「戦艦くろかね号」「海馬」等出演のジョージ・バンクロフト氏、「ポー・ジェスト(1927)」「夜会服」等出演のノア・ビアリー氏、「戦艦くろかね号」出演のチャールズ・フアーレル氏、「世界の女」出演のチャールズ・エメット・マック氏及び「最後の栄冠」「ドン・ファン(1926)」等出演のメエリー・アスター嬢が共演するほかフレッド・コーラー氏も出演している。
  • 天来の勇者

    ユニヴァーサルが全米の大学生間に賞をかけて映画劇のストーリーを募集した際1等に当選したのがこの映画の原作である。アメリカ発売の時の題名は「戦う米国人」“The Fighting Americanであったが、日本に輸入されたものは「戦う冒険者」と改題されている。ハーヴェイ・ゲイツが脚色し、「天空征服」「影に怖えて」等を監督したトム・フォーマンが監督した。主役は「女房改造」のパット・オマリー、「空弾の悲劇」等のメアリー・アスター、それに性格役のうまいレイモンド・ハットン、中国人の悪漢を演らせては天下一品のワーナー・オーランド等が共演している。
  • 過去の暗影

    「風曇のセンダ城」を監督したヴィクター・ヒアマン氏が原作を書きルイス・アレン・ブラウン氏が脚色し、ヒーアマン氏が監督した古いセルズニック映画で「さすらいの人々」「包囲の中に」等出演のユージーン・オブライエン氏が「ドン・Q」「栄冠は吾れに」等出演のメアリー・アスター嬢が相手役を演じジョージ・フォーセット氏、J・バーニー・シェリー氏等が助演している。
  • 有閑火遊び

    「スター悩殺」「失踪者三万人」のロイ・デル・ルースが監督した映画で、「一日だけの淑女」「ゴールド・ディガース」のウォーレン・ウィリアムが「世界は還る」「笑う巨人」のメアリー・アスター、「めりけん音頭」「四十二番街」のジンジャー・ロジャースを相手に主演するもの。原作はベン・ヘクトが書卸し、「スター悩殺」のベン・マークソンが脚色に当った。助演者は「土曜日の大観衆」のアンディ・デヴァイン、「林檎の頬」のディッキー・ムーア、「ブラウンの本塁打」のJ・キャロル・ナイシュ、ヘンリー・オニール、シドニー・トーラー、フェルディナンド・ゴットシャルク其他で、撮影は「スター悩殺」「世界は還る」のトニー・ゴーディオの担当である。
  • おお、先生

    カタデイ・イヴニング・ポースト誌に連載されたハリー・レオン・ウィルソン氏原作の同じ名の小説に基づき、ハーヴェイ・シュウ氏が脚色し「大速力王」「無鉄砲時代」等と同じくハリー・ポラード氏監督、レジナルド・デニー氏出演の許に作られた喜活劇で、デニー氏の相手は「ボー・ブラムメル」「情夫奮起せば」等出演のメアリー・アスター嬢である。
  • 殺人鬼と光線

    エドガー・ウォーレス作の探偵小説の映画化で、ユージーン・ソロウとピーター・ミルンが共同脚色し、「女囚の意気地」のハワード・ブレザートンが監督に当り、「相寄る魂」のアーサー・タッドが撮影している。主演者は「世界は還る」「ケンネル殺人事件」のメアリー・アスター、「ドクターX」「南風の恋歌」のライル・タルボット、「猫眼石怪事件」「五十六番街の家」のジョン・ハリデイ及びフランク・マクヒューで、ロバート・バラット、アーヴィング・ピチェル、ジョージ・E・ストーン等が助演している。
  • 孔雀夫人(1936)

    シンクレア・ルイス作の映画化で、舞台脚色をしたシドニー・ハワードが「人類の戦士」と同じく映画脚色し、「この三人」「お人好しの仙女」のウィリアム・ワイラーが監督したもので、舞台劇でも主演したウォルター・ヒューストンが主役を勤め、「夫の日記」「フリスコ・ジェニー」のルース・チャッタートンが相手役を演じる。「泉」「三銃士(1935)」のポール・ルーカス、「山小屋の一夜」「僕は軍人」のメアリー・アスターが共演するほか、「ローズ・マリイ(1936)」のデイヴィッド・ニーヴン、舞台劇と同役を勤めるグレゴリー・ゲイ及びマリヤ・オースペンスカヤ夫人、「噫初恋」のスプリング・バイントン、映画初出演の舞台俳優ジョン・ペイン、オデット・マーティル及びキャスリン・マーロウ等が助演している。キャメラは「ガルシアの伝令」「リリオム」のルドルフ・マテの担任。
  • 栄冠は吾れに

    自動車活劇の勘進元たるバイロン・モーガン氏が書き下ろした原作により「孔雀の嘆き」「カナダ嵐」等と同じくウェブスター・キャンベル氏が監督したもので「兵営に咲く花」でお目見得したベン・ライオン氏と「ドン・Q」等出演のメアリー・アスター嬢とが主演し、タリー・マーシャル氏、フリッツィー・ブルネット嬢ウィーラー・オークマン氏、トーマス・ホールディング氏が助演している。
  • 女に安全な男

    「襤褸を飾って」と同じくジョージ・エイドの原作になったもので、「ホリウッド」等と同じくトム・ジェラティーの脚色、「襤褸を飾って」「君を思えば」等を監督したアルフレッド・E・グリーンが監督した。「襤褸を飾って」「浪吼ゆる夜」等と同じくトーマス・ミーアンとライラ・リーが共演し、その他メアリー・アスター、ロバート・エイニュー、ジョン・セント・ポリス、ヴェラ・レイノルズ等が出演している。
  • 懦夫奮起せば

    米国の文豪として有名なブース・ターキントン氏(「危険なる処女時代」「ボーケール」等の原作者)の原作になる「マグノーリア」Magnoliaをウォルター・ウッズ氏が脚色し「駅馬車(1925)」「ハリウッド」「男子改造」等と同じくジェームズ・クルーズ氏が監督した喜活劇で主役は「社交界の誘惑」「湖畔の思い出」等出演のアーネスト・トーレンス氏「女に安全な男」「ボー・ブラムメル」等出演のメアリー・アスター嬢「荒野の放浪者」等出演のノア・ビアリー氏等で、その他フィリス・ヘイヴァー嬢、カーメン・フィリップス嬢、レイモンド・ナイ氏等が出演する。南北戦争以前に時代をとえい、クルーズ氏一流の痛快な喜劇が展げられる。
  • 奥さんは嘘つき

    「弾丸か投票か」「典型紳士読本」のジョーン・ブロンデルと「紅薔薇行進曲」「花嫁凱旋」のメルヴィン・ダグラスが主演する映画で、ウィルスン・コリスン作の大衆小説を「奴隷船」「深夜のマドンナ」のグラディス・レーマンが脚色し、「報道戦」「恋のナポリ」のアレクサンダー・ホールが監督に当り、「恋のみちぐさ」「ある父の横顔」のヘンリー・フロイリッヒが撮影した。助演者は「台風」「孔雀夫人(1936)」のメアリー・アスター、「ボレロ」「噫無情」のフランセス・ドレイク、「台風」のジェローム・コウアン、「酔いどれリズム」のサーストン・ホール、ロバート・ペイジ等である。
  • 笑う巨人

    「虎鮫」「二秒間」のエドワード・G・ロビンソンが主演する喜劇で、「拳闘のキャグネー」「腕の男」のロイ・デル・ルースが監督したもの。原作はロバート・ロードが書き下ろし、「拳闘のキャグネー」と同じくロードとウィルソン・ミズナーが共同脚色した。カメラは「母」「つばさの天使」のシド・ヒコックスが受け待った。助演者は「火の翼」のメアリー・アスター、「仮面の米国」のヘレン・ヴィンソン、「快走艇」のケネス・トムソン、「恐怖の甲板」のシャーリー・グレイ、「街の風景」のラッセル・ホプトン、「暁の耕地」のバートン・チャーチル、「女探偵長」のドナルド・ディラウェイ等である。
  • パナマの死角

    名匠、ジョン・ヒューストン監督が、太平洋戦争真っ只中に製作した反日プロパガンダ映画。窃盗の容疑で軍法会議に掛けられ有罪判決になった大尉・リーランド。中国行きを決意し日本国籍の船に乗り込んだ彼に、日本軍のスパイが接近し…。【スタッフ&キャスト】監督:ジョン・ヒューストン 脚本:リチャード・マコーレイ 撮影:アーサー・エディソン 音楽:アドルフ・ドイッチ 出演:メアリー・アスター/ハンフリー・ボガート/シドニー・グリーンストリート/チャールズ・ハルトン
  • 摩天楼の巨人

    「巨人」に次ぐジョージ・バンクロフト氏主演映画で、「サラアと其の子」の脚色者ゾー・エイキンス女史作の舞台劇に基き、「黄金の世界へ」「知られぬ人」のウォルデマー・ヤング氏と「ハニー」「ダミー」のハーマン・J・マンキーウィッツ氏とが共同脚色し、「ウォール街の狼」「フーマンチュー博士の秘密」のローランド・V・リー氏が監督、「恋のデパート」「青春の幻想」のハリー・フィッシュベック氏が撮影したものである。助演者には「巴里酔語」「暗黒街のローマンス」のメアリー・アスター嬢と「サラアと其の子」「嫉妬」のフレドリック・マーチ氏とを始め、スタンリー・フィールズ氏、ローフォード・デイヴィッドソン氏、ベン・ヘンドリックス・ジュニア氏、ポール・フィックス氏、子役デイヴィット・デューランド君、フレディー・バーク・フレデリック君等が顔を揃えている。
  • ゼンダ城の虜(1937)

    「失はれた地平線」「放浪の王者(1938)」のロナルド・コールマンが「間諜最後の日」「恋のみちぐさ」のマデリーン・キャロルと「生活の悦び」「心の青春」のダグラス・フェアバンクス・ジュニアを相手として主演するセルズニック・インターナショナル作品で、アンソニー・ホープ作の怪奇小説を「男性No.1」のウェルズ・ルートが改作、「市街戦」のジョン・L・ボルダーストンが脚色し、「小公子」「膝にバンジョウ」のジョン・クロムウェルが監督に当り、「再び戦場へ」「無敵艦隊」のジェームズ・ウォン・ホウが撮影したもの。助演者は「孔雀夫人(1936)」「台風」のメアリー・アスター、「ロミオとジュリエット」「台風」のC・オーブリー・スミス、「来るべき世界」「台風」のレイモンド・マッシー、「青髭八人目の妻」「四人の復讐」のデイヴィッド・ナイヴンその他である。
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  • 暗黒街のローマンス

    アーヴィング・カミングスが「闇より光へ」の姉妹篇として作った映画で、ポール・アームストロングの舞台劇に基づき、シドニー・ランフィールドとダグラス・Z・ドーティーが脚本を書き下ろした。主演は「闇より光へ」のメアリー・アスターで、共演は「新人の天地輝く」のジョン・ボールズ、「愛はひとすじ」のベン・バード、「乙女よ純なれ」のロバート・エリオット、「ショウ・ダウン」のヘレン・リンチ、それに監督として知られているオスカー・アッフェル。
  • 火の翼(1932・アメリカ)

    かつて「鉄腕の男」「陶酔の毒盃」をものしたジョージ・アーチェンボードが監督したもので、ディック・グレイスの原作を「愛の訪れ」「ブルドッグ・ドラモンド」のウォレス・スミスが脚色した。出演者は「戦時特務機関」「満蒙龍騎隊」のリチャード・ディックスを始め、「南海の劫火(1932)」「帰って来た恋人」のジョエル・マクリー、「狼火」「摩天楼の巨人」のメアリー・アスター、「太平洋爆撃隊」「七万人の目撃者」のドロシー・ジョーダン、「スパイ(1930)」「お気に召すまま(1932)」のエリッヒ・フォン・シュトロハイム、「米国撃滅艦隊」「ビッグ・マネー」のロバート・アームストロング等で、ラルフ・インス、ヒュー・ハーバートも出演。キャメラは「南海の劫火(1932)」「満蒙龍騎隊」のエドワード・クロンジェガーの担任である。
  • ボー・ブラムメル

    有名な戯曲家クライド・フィッチ氏の原作にある舞台劇に基づき、ドロシー・ファーナム女史が脚色し「本町通り」「恋の一太刀」等と同じくハリー・ボウモンが監督したもので、主役は「シャーロック・ホームズ(1922)」「狂える悪魔」等出演のジョン・バリモア氏で、相手は「情夫奮起せば」「女に安全な男」等出演のメアリー・アスター嬢「結婚とは」「ロジタ(1923)」等出演のアイリーン・リッチ嬢、「社交界の誘惑」等出演のカーメル・マイアース嬢の他ウィラード・ルイス氏、アレック・B・フランシス氏等が共演する。1774年から1821年に時代を取り、英国の宮廷及び社交界を背景としたロマンスである。ニュース誌の選んだ昨年度の興業成績表では第9位の特点である。
  • ケンネル殺人事件

    「カナリヤ殺人事件」「グリーン家の惨劇」と同じくS・S・ヴァン・ダイン作の探偵小説乗映画化で、同じくウィリアム・パウエルがファイル・ヴァンスに、ユージーン・ポーレットがヒース警部に扮して活躍する。脚色は「恐怖の甲板」のロバート・プレスネルが任じ「犯罪王リコ」「七万人の目撃者」のロバート・N・リーがピーター・ミルンと共同して撮影台本を作り、「肉の蝋人形(1933)」「暁の耕地」のマイケル・カーティズが監督にあたり、「マルタの鷹(1931)」のウィリアム・リーズが撮影した。助演は「笑う巨人」のメアリー・アスター及びヘレン・ヴィンソン、ラルフ・モーガン、ジャック・ラルー、アーサー・ホール、ロバート・マクウェード、ロバート・バラット等である。
  • 灼熱のタイヤ

    「雲とつばさ」「殺人鬼と光線」のライル・タルボットと「有閑火遊び」「殺人鬼と光線」のメアリー・アスターが主役を勤める映画で、「河(1928)」「幸運の星」の原作者トリストラム・タッパーが書き下ろした台本により、「雲とつばさ」のD・ロス・レダーマンが監督し、「殺人鬼と光線」のアーサー・L・トッドが撮影したもの。主役2人を助けて、「盲目の飛行士」のロスコー・カーンス、「ますらを」のフランキー・ダーロ、「国境の町」のギャヴィン・ゴードン、メアリー・トリーン等が出演している。
  • ドン・Q

    「バグダッドの盗賊(1924)」に続くダグラス・フェーアバンクス映画で当て製作された「奇傑ゾロー」の後扁とも目すべきものでヘスケス・プリチャード氏の原作に據りジャック・カニンガム氏が脚色しドナルド・クリスプ氏が監督した。主役ダグラス・フェアバンク氏の外には「おお、先生」「ボー・ブラムメル」等出演のメアリー・アスター嬢、「散り行く花」に出演した本映画の監督ドナルドクリスプ氏が出演し、その他ワーナー・オーランド氏、ジーン・ハーショルト氏、ロティー・ピックフォード嬢等の顔も見える。
  • 狼火

    「棘の園」「暁の偵察」に次ぐリチャード・バーセルメス主演映画で、レニアー及びヴァージニア・スティーヴ・バートレット合作の小説を「棘の園」「愛の曳綱」と同じくブラッドリー・キングが脚色し、フランク・ロイドが監督した。助演者は「摩天楼の巨人」「その前夜」のメアリー・アスター、「クラック将軍」「特種記事」のマリアン・ニクソン、数年ぶりで映画出演するジェームズ・レニー、「西部の星影(1930)」のフレッド・コーラー、ロバート・エディソン、バーバラ・ベッドフォード、アーサー・ストーン等である。
  • 良心を見詰めて

    ルーシー・ストーン・テリルの原作になる「顔」“Faceをジェームズ・クリールマンが脚色し、「女性の敵」「霧の中の顔」等と同じくアラン・クロスランドが監督したもので、パラマウントの所謂フェーマス・フォーティーの1つである。主役は「懐しの谿」と同じくリチャード・ディックス、対手役は「刺激を追う女」「嵐に散る花」等主演のビービー・ダニエルスで、メアリー・アスターも重要な役を演じている。
  • ドン・ファン(1926)

    バイロン卿の詩及び南欧諸国に流布しているドン・ファン伝記に基づいてベス・メレディス女史が映画脚本を執筆し、「女性の敵」「風薫る島」等と同じくアラン・クロスランド氏が監督した特作品で、主役は「海の野獣」「我れ若し王者なりせば」等主演のジョン・バリモア氏が演じ、「ドン・Q」「最後の栄冠」等出演のメアリー・アスター嬢、「ニウ・ヨーク」「マンハッタン狂乱」等出演のエステル・テイラー嬢、「悲恋舞曲」「南北珍勇腕比べ」等出演のモンタギユ・ラヴ氏が主要なる役を勤め、故ウィラード・ルイス氏、フィリス・ヘイヴァー嬢、ヘレン・コステロ嬢、マーナ・ローイ嬢、ワーナー・オランド氏等が助演している。
  • 僕は軍人

    「宝島(1934)」「クーパーの餓鬼大将」のジャッキー・クーパーが主演する映画で、ジョン・ファント、フランク・フェントン、サミュエル・G・ブラウン合作の原作を「二千万人の恋人」のハリー・ソーバーが脚色し、「灼熱のタイヤ」のD・ロス・レダーマンと「殺人鬼と光線」のハワード・ブレザートンが協力して監督に当たり、「これがアメリカ艦隊」のアーサー・エディソンが撮影した。助演者は「第七号国際列車」「殺人鬼と光線」のメエリー・アスターを始め、「罪じゃないわよ」のロジャー・プライア、少女俳優ベティー・ジーン・ヘイニー、「ロマンスの街」のジミー・バトラー、「兄貴は世界一」のジョージ・アーネスト、ヘンリー・アーメッタ、ヘンリー・オニール等。
  • その前夜(1929)

    リチャード・コネル氏がコモポリタン誌上に載せた小説One Hundred Dollarsを映画化したもので、ドワイト・カミングス氏が脚色し、「呑気大将漂流の巻」「親爺若返る」と同じくヘンリー・レーアマン氏が監督したものである。「暗黒街のローマンス」「パリ酔語」のメアリー・アスター嬢と「四人の息子(1928)」「四人の悪魔」のチャールズ・モートン氏との2人が主役を演ずるが、そのほかに「血涙の志士」のアール・フォックス氏、「親爺若返る」のアーサー・ストーン氏、フローレンス・レイク嬢等も出演している。
  • 紫の騎士

    「感傷の秋」に次ぐジョージ・フィッツモーリス氏監督作品で、ミナ・カロリン・スミス女史とユージン・ウッドワード氏との合作になる物語をベス・メレディス女史とフィリップ・バーソロメイ氏とが脚色したもの。主役は「決死隊」「ドン・ファン(1926)」「美人国二人行脚」等出演のメアイ・アスター嬢と「椿姫(1927)」出演のギルバート・ローランド氏が演じ、「感傷の秋」「悲恋舞曲」等出演のモンタギュー・ラヴ氏を始め、グスタフ・フォン・セイフェルティッツ氏、アンドレ・シュロン氏、フロラ・フインチ嬢等が助演している。
  • 蛮婚崇拜

    「最後の栄冠」と同じくメアリー・アスター嬢ロイド・ヒューズ氏共演映画でリチャード・コネル氏作の物語をアデレード・ヒールブロン女史が脚色し、監督に昇進したマーヴィン・ルロイ氏が処女作品として監督したものである。助演者は「男見るべからず」「娘新旧両面鏡」のハラム・クーリー氏を始め、ヴァージニア・リー・コービン嬢、マートル・ステッドマン嬢、ジェッド・プラウティー氏等で、主演者アスター嬢の最近作には「僧房に咲く花」「美人国二人行脚」があり、ヒューズ氏は「鴛鴦の歌」「曲者揃い」等にも出演している。
  • 最後の栄冠

    オーウェン・デイヴィス氏作の舞台劇を映画化したものでジュリエン・ジョセフソン氏が改作しポール・ガンジェリン氏が脚色し「愛の迷い路」等と同じくF・ハーモン・ウェイト氏が監督した。主役は「誰の刺青」「お洒落娘」等出演のロイド・ヒユーズ氏と「栄冠は吾れに」「ドン・Q」等出演のメアリー・アスター嬢が勤め、ハラム・クーリー氏、ユーラリー・ジェンセン嬢、アレック・B・フランシス氏、デイヴィッド・トレンス氏等共演。
  • 海駈ける猛虎

    「鉄腕の男」「鉄挙」等と同じくミルトン・シルス氏主演人情活劇で、メアリー・ヒイトン・ヴォース女史作の物語りに基づいてケイリイ・ウィルソン氏が映画脚色し、「血に燃ゆる大海」「青春の浴して」等と同じくジョン・フランシス・ディロン氏が監督したものである。シルス氏の相手役は「栄冠は吾れに」「最後の栄冠」等出演のメアリー・アスター嬢が勤め、新進のラリイ・ケント氏及びアリス・ホワイト嬢を始め、アーサー・ストーン氏、エミリー・フィッツローイ嬢等が助演している。
  • 美人国二人行脚

    ドナルド・マッギブニー氏作の物語をジェームズ・T・オドノヒュー氏とウォーレス・スミス氏とが脚色し、「特等鋼鉄人形」「裏表七人組」等と同じくルイス・マイルストーン氏が監督したバーレスクで、主役は「ヴォルガの舟唄」「昨日への道」等出演のウィリアム・ポイド氏が演じ、「ドン・ファン(1926)」「決死隊」等出演のメアリー・アスター嬢と「霧の中の顔」「我が懐かしの紐育」等出演のルイス・ウォルハイム氏とが共演し、アイアン・キース氏、ミカエル・ヴァヴィッチ氏等が助演している。
  • 彼とお姫様

    「最後の栄冠」と同じくメアリー・アスター嬢ロイド・ヒューズ氏共演映画で「カナディアン」「与太成功記」「与太捕物記」のウィリアム・ボーデェン氏が監督したもの。ジュリエット・ウィルバー・トンプキンス女史の原作をアデレード・ヒールブロン女史が脚色した。助演者は「浮気天国」「男見るべからず」のルイズ・ファゼンダ嬢、「棚からぼた餅」「与太捕物記」のルシアン・リトルフィールド氏、「アンクル・トムス・ケヴィン」のヴァージニア・グレイ嬢等である。
  • 地獄の女

    ロイス・リーソン女史、ジェイム・デル・リオ女史ジョージ・スカボロウ氏の合作したストーリーを基にチャールズ・ケニヨン氏が改作し、レイ・ドイル氏が脚色し、新進のA・F・エリクソン氏が監督したもので、主役を演ずるのは「暗黒街のローマンス」「その前夜」のエメアリー・アスター嬢で「脱走兵物語」「非常警戒」のロバート・アームストロング氏、新進のディーン・ジャガー氏、ロイ・ダルシイ氏、その他が助演している。カメラは「熱砂果つるところ」「その前夜」のコンラッド・ウェルズ氏が担任。
  • 世界は還る

    「仮面の米国」と同じくマーヴィン・ルロイが監督に当たったポール・ムニ主演映画でシェリダン・ギブニー作の小説「アメリカは危うく」に基づいて「地獄の市長」「戦線の嵐」のエドワード・チョドロフが脚色したもの。撮影は「凡その人生」のトニー・ゴーディオの担任。助演者は「餓ゆるアメリカ」のアリーン・マクマホン、「ケンネル殺人事件」のメアリー・アスター、「紅唇罪あり」のドナルド・クック、舞台から来た新人ジーン・ミューア、「戦線の嵐」のマーガレット・リンゼイ、「舗道の三人女」のパトリシア・エリスその他である。
  • ジェニイの一生

    「アメリカの悲劇」の作者セオドア・ドライザー原作の小説を映画化したもので「ブロンド・ヴィナス」のS・K・ローレンと「謎の真空管」のフランク・パートスが共同して改作し、「お蝶夫人」「七月の肌着」の共同脚色者ジョセフィン・ラヴェットとジョセフ・モンキュア・マーチが共同脚色し、「舗道」「お蝶夫人」と同じくマリオン・ガーリングが監督し、シルヴィア・シドニーが主演するもの。助演者は「民衆の敵」「街の狼」のドナルド・クック、「リリオム」「鉄血士官校」のH・B・ワーナー、「火の翼」「狼火」のメアリー・アスター、「戦慄街」「放送室の殺人」のエドワード・アーノルドが主なるもので、ルイズ・カーター、ドロシー・リベーア、その他が助演している。撮影はレオン・シャムロイの担当。
  • 山小屋の一夜

    「Gウーマン」「社長は奥様がお好き」のメルヴィン・ダグラスと「国際列車第7号」「有閑火遊び」のメアリー・アスターが主役を演ずる映画で、サラ・アディントンの原作を「白蛾」のドリス・アンダーソンが「罪と罰」のジョセフ・アンソニー、A・ローリー・ビレイジーと協力脚色し、「彼女は僕を愛さない」「三角の月」のエリオット・ニュージェントが監督に当たり、「片道切符」のヘンリー・フロイリッヒが撮影した。助演者は「社長は奥様がお好き」のエディス・フェロウズ、新顔の子役ジャッキー・モラン、「俺は善人だ」のドナルド・ミーク、「月は我が家」のドロシー・スティックニー、新顔のロメーン・カレンダーの面々である。
  • 赤陽に鞭うって

    ウィリアム・ダッドリー・ベリー氏作の短編をカーティム・メンテイオン氏が脚色し「単騎突進」「大陸大王」等と同じくアルバート・S・ロージェル氏が監督したもので、主役は「最後の栄冠」「決死隊」等出演のメアリー・アスター嬢と「舷々相摩す」「雨製造者」等出演の小ウィリアム・コリアー・ジュニア氏が演じ、ラルフ・ルイス氏を始め、ライオネル・ベルモア氏、デイヴィッド・カービー氏等が助演している。
  • 名優の追想

    アデレード・ライツバックとテオドール・ライブラー・ジュニア合作になる舞台劇に基づいたもので、マレイ・ガルスンが独立で製作したのをメトロで発売した映画でラルフ・インスが監督した。主役は舞台から来たブランドン・タイナン、「貴公子振り」等出演のナオミ・チルダース、「空弾の悲劇」等出演のメアリー・アスター等で、舞台俳優の裏面を描いた劇である。
  • 偉大な嘘

    「愛の勝利(1939)」「或る女」と同じくエドモンド・グールディングが監督したベティー・ディヴィス主演で、ポーラン・バンクスの小説を「三人姉妹(1942)」のレノア・コフィーが脚色したものである。相手役は「愛の勝利(1939)」「三人姉妹(1942)」のジョージ・ブレントと「結婚五年目(パーム・ビーチ・ストーリー)」「旋風」のメイリー・アスターで、「剃刀の刃」のルシル・ワトソン、「キャグニーの新聞記者」のハティー・マクダニエル、グラント・ミッチェル等が助演している。撮影は「ゾラの生涯」のトニイ・ゴーディオが監督し、音楽は「愛の勝利(1939)」「ゾラの生涯」のマックス・スタイナーが作曲した1941年作品である。
  • 若き日の恋(1965)

    原作は「ケイン号の叛乱」のハーマン・ウークのベスト・セラー小説。製作・脚色・監督は「湖愁」のデルマー・デイヴズ。撮影は「恋愛専科」でコンビのチャールズ・ロートン・ジュニア。音楽もまた「スペンサーの山」でデイヴィス監督とコンビであったマックス・スタイナー。出演者は「白馬奪回作戦」のジェームズ・フランシスカス、「生きる情熱」のスザンヌ・プレシェット、「マンハッタンの哀愁」のジュヌビェーヴ・パージュ、ほかにエヴァ・ガボール、メアリー・アスター、リー・ボウマンなど。
  • ハリケーン(1937)

    東太平洋に浮かぶ島を舞台に、妻子に会うために脱獄してきた若者が台風に巻き込まれる様を描くドラマ。監督はジョン・フォード。
  • パリ酔語

    「婦人に御給仕」「セレナーデ」「情炎夜曲」等を作ったハリー・ダバディー・ダラー氏のフォックス入社第一回作品で、ジョン・トーマス(4)氏の小説を映画化したもの。ダグラス・Z・ドーティー氏が脚色した。主役は「蛮婚崇拝」「闇より光へ」主演尾メアリー・アスター嬢と「三人」のマット・ムーア氏との二人で、それを助けて「四人の息子(1928)」のアルバート・グラン氏、「グッド・バイ・キッス」のサリー・アイラース嬢、「情炎夜曲」のアルバート・コンティ氏、ジョスリン・リー嬢、ヒュー・トレヴァー氏、等が主演する。
  • 闇より光へ

    「ジョンスタウンの大洪水」「愛の投縄」等と同じくアーヴィング・カミングス氏が監督した映画で、原作を物したのはウィリアム・コンセルマン氏、それを脚色したのはハワード・エスタブルック氏である。「栄光」「宣伝地獄」等出演のエドモンド・ロウ氏が出演し、「赤陽に鞭って」「僧房に咲く花」等出演のメアリー・アスター嬢が相手役を演じるほか、ベン・バード氏、ロバート・エメット・オコナー氏、ジョー・ブラウン氏、ロバート・ペリー氏などが助演している。
  • ブライト・ショール

    「乗合馬車」「異郷の露」の原作者なるジョセフ・ハーゲシーマー氏原作の小説に基づき、エドモンド・グールディング氏が脚色し「嵐の国のテス(1922)」「センチメンタル・トミー」等と同じくジョン・S・ロバートソン氏の監督になったもの。主役は「乗合馬車」「激怒(1923)」等出演のリチャード・バーセルメス氏で「激怒(1923)」「嵐の孤児」等出演のドロシー・ギッシュ嬢その他「情夫奮起せば」「ボー・ブラムメル」出演のメアリー・アスター嬢も主要な役を演じている。物語は1874年から7年間続いた米西戦争の起こる少し前、すなわちキューバ島がまだスペインの圧政の下に苦しんでいた頃を時代に取って、愛国志士のロマンスを描いたものである。
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