聖なる復讐者
せいなるふくしゅうしゃ CHRISTMAS CAROL- 上映日
- 2023年5月12日
- 製作国
- 韓国
- 制作年
- 2022
- 上映時間
- 130分
- レーティング
- PG-12
- ジャンル
- アクション バイオレンス サスペンス・ミステリー
解説
「美しき野獣」のキム・ソンス監督がK-POP男性グループGOT7のパク・ジニョンと組んだサスペンス。知的障がいを持つ双子の弟ウォルが変死体で見つかり、犯人への復讐のため不良グループのメンバーを追って自ら少年院に入るが、そこでは暴力が横行しており……。パク・ジニョンは復讐心を燃やす兄イルと純真な弟ウォルの一人二役を務めた。他、ドラマ『愛の不時着』のキム・ヨンミン、「不思議の国の数学者」のキム・ドンフィらが出演。韓国の作家チュ・ウォンギュが社会の暗部に光を当てる『Antihuman Declaration(反人類宣言)』シリーズの第2作目『CHRISTMAS CAROL』(原題)を原作にしている。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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米文学・文化研究冨塚亮平シンプルな復讐劇としてはじまった物語が、やがて思わぬ方向へと横滑りしていき、その過程で加害者と被害者の関係性が複雑化されていく。その狙いはわかるものの、プロット... もっと見る
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日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰降矢聡映画の冒頭から漲っている殺意が良い。卑劣で不愉快な少年院の受刑者や教官の間で振るわれる暴力は、弟を殺した真の犯人を探すというストーリーの面白さをはるかに凌駕する... もっと見る
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文筆業八幡橙「美しき野獣」から早くも約20年。今回も描くところ隠すところの取捨や時間配分など脚本・演出ともに多少の粗さは否めぬキム・ソンス作品。とはいえ、全篇を覆うどこか懐... もっと見る
「聖なる復讐者」のストーリー
逃げた両親に代わり背負った借金を返し、祖母を養うため、立ち退かせ屋をして稼いでいる荒っぽいイル(パク・ジニョン)には、彼とは逆に優しい笑顔を絶やさない知的障がいを持つ双子の弟ウォル(パク・ジニョン)がいた。凍てつくようなクリスマスの朝、ウォルが貯水槽で無残な死体となり発見された。バイト先のコンビニの監視カメラには、ウォルが殺害された夜に不良グループに絡まれている姿が記録されていた。事件の真相を探り、弟を殺した犯人に復讐するため、イルは不良グループのメンバーを追って自ら少年院へ。そこでは、少年たちのいじめや暴力、横暴な指導教官たちによる虐待が横行しており、命がけで壮絶な闘いに身を投じていくが……。
「聖なる復讐者」の映像
「聖なる復讐者」の写真
「聖なる復讐者」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「聖なる復讐者」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | アクション バイオレンス サスペンス・ミステリー |
製作国 | 韓国 |
製作年 | 2022 |
公開年月日 | 2023年5月12日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | Finecut=Blue Plan'it |
配給 | アット エンタテインメント |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://seinarufukushusha.com/ |
コピーライト | (C)2022 FINECUT Co., Ltd. & BLUE PLAN’IT Co., Ltd. ALL RIGHTS RESERVED |
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