あつい胸さわぎ

あついむなさわぎ
上映日
2023年1月27日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
93分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

演劇ユニットiakuの横山拓也が作・演出を務め、大きな話題を呼んだ傑作舞台を映画化。港町の古い一軒家で母・昭子と慎ましく暮らす武藤千夏は、小説家を目指して芸大に合格。ある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。出演は「メイヘムガールズ」の吉田美月喜、「われ弱ければ 矢嶋楫子伝」の常盤貴子、「もっと超越した所へ。」の前田敦子、「マイスモールランド」の奥平大兼。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    あらすじに目を通したときの先入観を、心地よく裏切ってくれる良作だ。シリアスな題材やモチーフを扱いながらも、例えば、主人公が橋を渡っている最中、?におしっこをかけ... もっと見る
  • 映画評論家
    北川れい子
    本作のまつむら監督自身の脚本、編集による前作「恋とさよならとハワイ」を観たとき、今泉力哉監督系の恋愛専科の監督という印象を持ったりしたのだが、なかなかどうして注... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター。退役映写技師
    千浦僚
    原作は知るひとぞ知る戯曲だそうだが、確かにすごく話が面白い。見ごたえある女性映画だった。難病もの、余命ものに対する批評のようにも感じる。死は回避できるかわりに青... もっと見る

「あつい胸さわぎ」のストーリー

港町の古い一軒家に暮らす武藤千夏(吉田美月喜)と母の昭子(常盤貴子)は、慎ましくも笑いの絶えない日々を過ごしていた。小説家を目指して念願の芸大に合格した千夏は、授業で出された創作課題『初恋の思い出』に頭を悩ませていた。千夏にとって初恋は、忘れられない一言のせいで、苦い思い出になっていたのだ。その言葉は今でも千夏の胸に”しこり”のように残ったまま。だが、初恋の相手、川柳光輝(奥平大兼)と再会した千夏は、再び自分の胸が踊り出すのを感じて、その想いを小説に綴ることにする。一方、母の昭子も、職場に赴任してきた木村基春(三浦誠己)の不器用だが屈託のない人柄に興味を惹かれ、20年ぶりに訪れたトキメキを、同僚の花内透子(前田敦子)にからかわれていた。親子二人で恋の予感に浮き足立つ毎日。そんなある日、昭子は千夏の部屋で“乳がん検診の再検査”の通知を見つけてしまう。娘の身を案じた昭子は、当の本人である千夏以上にネガティブになっていく。だが、光輝との距離が少しずつ縮まっていく手応えを感じている千夏は、それどころではなかった。“こんなに胸が高鳴っているのに、病気になんかなるわけない”と不安をごまかすように自分に言い聞かせる千夏。少しずつ親子の気持ちがすれ違い始めた矢先、医師から再検査の結果が告げられる。初恋の胸の高鳴りは、いつしか胸さわぎに変わっていく……。

「あつい胸さわぎ」の映像

「あつい胸さわぎ」の写真

「あつい胸さわぎ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「あつい胸さわぎ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2023年1月27日
上映時間 93分
製作会社 映画「あつい胸さわぎ」製作委員会(制作:オテウデザール)
配給 イオンエンターテイメント=S・D・P
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト https://xn--l8je4a1a7e6m7952c.jp/
コピーライト (C)映画「あつい胸さわぎ」製作委員会

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