光復 - 作品情報・映画レビュー -

作品をクリップ

光復

こうふく

上映日: 2022年12月9日
製作国: 日本
制作年: 2021
上映時間: 129分
レーティング: R-18
ジャンル: ラブロマンスエロスドラマ

- 点

＋評価する

解説

深川栄洋監督が立ち上げた新しい自主映画の取り組み＝return to mYselF プロジェクトとして製作された「sideA」の「42-50 火光（かぎろい）」に続く「sideB」。父の介護のため東京から実家の長野に帰り、父亡き今、認知症の母の介護を行う中年女性の流転の日々を綴る。出演は「42-50 火光（かぎろい）」の宮澤美保、永栄正顕、「くも漫。」のクランシー京子。

映画館で観る配信で観る Blu-ray&
DVDで観る TVで観る

映画館で観る

配信で観る

Blu-ray&DVDで観る

TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

脚本家、映画監督

井上淳一

深川栄洋を観るのは長篇デビュー作の「狼少女」以来だと気づいた。それほど、僕にとってはどうでもいい映画を撮る「撮り屋」さんだった。しかし、こんな切れ味のいいナイフ... もっと見る
日本経済新聞編集委員

古賀重樹

深川栄洋の原点回帰というより、「櫻の園」の宮澤美保の久々の主演作として記憶に刻まれそうだ。地方に住む認知症の母親の介護のために婚期もキャリアも逃した40代の女性... もっと見る
映画評論家

服部香穂里

人生の道半ばで両親の介護に明け暮れるも、いつしかその献身のみが、皮肉にも唯一の生きる意味となっていた40代独身女性。見て見ぬふりしたい生々しい現実を突きつける導... もっと見る

この作品のレビューを書く

「光復」のストーリー

両親の介護のため、15年前に東京から実家の長野に移り住んだ42歳の大島圭子（宮澤美保）。生活保護を受けながら寝たきりの父を看取り、アルツハイマーに冒されて意思の疎通が取れない母・安江（クランシー京子）の介護をしながら慎ましく暮らしている。ある日、安江の徘徊騒動をきっかけに高校の同級生・横山賢治（永栄正顕）と再会した圭子は、彼の手を借りながら母の介護をすることに。それまでは暗く、表情のない圭子だったが、次第に明るさを取り戻し、年相応の女性として肉体と精神に火が灯り始めてゆくのだった。だがそんな折、安江が急死。警察の検視の結果、安江の死は病死ではなくインシュリンの過剰投与による殺人事件と断定される。警察から取り調べを受ける圭子の人生は真っ逆さまに転がり落ちてゆく……。

「光復」の映像

「光復」の写真

「光復」のスタッフ・キャスト

スタッフ

キャスト		役名

「光復」のスペック

基本情報
ジャンル	ラブロマンスエロスドラマ
製作国	日本
製作年	2021
公開年月日	2022年12月9日
上映時間	129分
製作会社	スタンダードフィルム（製作協力：オヤシキ商事）
配給	スタンダードフィルム（配給協力：ポレポレ東中野）
レイティング	R-18
アスペクト比	アメリカンビスタ（1：1.85）
公式サイト	https://kofuku-movie.com/
コピーライト	(C)2021 スタンダードフィルム合同会社

関連記事一覧
2022年12月下旬号	REVIEW　日本映画＆外国映画「光復」 UPCOMING 新作紹介「光復」
2022年10月下旬号	深川栄洋　自主映画で回帰『深川栄洋　return to mYselF プロジェクト　sideA「42-50火光」　sideB「光復」』　紹介・短評、深川栄洋[監督]インタビュー