戦争と女の顔

せんそうとおんなのかお BEANPOLE
上映日
2022年7月15日

製作国
ロシア

制作年
2019
上映時間
137分

レーティング
PG-12
ジャンル
戦争 ドラマ

check解説

独ソ戦に従軍した女性たちの証言集『戦争は女の顔をしていない』を原案にし、第 72 回カンヌ国際映画祭ある視点部門監督賞・国際批評家連盟賞を受賞した戦争ドラマ。PTSDを抱えた元兵士のイーヤとマーシャは、厳しい環境の中、互いに支え合いながら生きていく。巨匠アレクサンドル・ソクーロフの下に学んだ新鋭カンテミール・バラーゴフ監督が、終戦直後のレニングラード(現・サンクトペテルブルク)を舞台に、戦後の女性の運命を描いた。主演は、新人のヴィクトリア・ミロシニチェンコとヴァシリサ・ペレリギナ。第92回アカデミー賞国際長編映画賞ロシア代表作品。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    物量作戦で再現された終戦直後のソ連邦の光景に目がくらむ。またこれまでにも映画で見た記憶のある共同アパートメントのごった返しぶりも凄い。その一方で優雅なお城住まい... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    緑と赤の美しい色彩設計に、「キャロル」や「燃ゆる女の肖像」に連なる女性同士による傑出したクィア映画の系譜を看取する。原案となった『戦争は女の顔をしていない』がこ... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    大戦ですべてをうしなってしまった女性ふたりによる、「その後」をめぐる物語である。好き嫌いは分かれるだろうが、「奇跡の海」を想起させる倫理的ジレンマと「サウルの息... もっと見る

「戦争と女の顔」のストーリー

1945年、第二次大戦直後のソビエト連邦第2の都市レニングラード。元女性兵士のイーヤ(ヴィクトリア・ミロシニチェンコ)はPTSDを抱えながらも荒廃した街の病院で看護師として働いているが、ある日後遺症の発作を起こし、面倒をみていた戦友マーシャ(ヴァシリサ・ペレリギナ)の子供を死なせてしまう。そこに戦地からマーシャが帰還。マーシャもまた後遺症を抱えていた。心身ともにボロボロの二人は、自分たちの生活を再建するための闘いに意味と希望を見出すが……。

「戦争と女の顔」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「戦争と女の顔」のスペック

基本情報
ジャンル 戦争 ドラマ
製作国 ロシア
製作年 2019
公開年月日 2022年7月15日
上映時間 137分
製作会社 Non-Stop Productions=AR Content
配給 アット エンタテインメント
レイティング PG-12
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
公式サイト https://dyldajp.com/
コピーライト (C)Non-Stop Production, LLC, 2019

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