百年と希望

ひやくねんときぼう
上映日
2022年6月18日

製作国
日本

制作年
2022
上映時間
107分

レーティング
一般映画
ジャンル
社会派

check解説

2022年に創立100周年を迎える日本共産党の現在を「わたしの自由について~SEALDs 2015~」の西原孝至監督が追ったドキュメンタリー。1922年の設立以来左派政党として独自の立ち位置を貫いてきた同党の100年の歴史と、それを受け継ぐ若い世代の姿を映し出す。2021年の1年間、議員や党員、支援者、機関紙編集部や党の周辺など、現存する日本最古の政党である日本共産党の姿にカメラを向ける。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    比例代表は共産党に入れてきた。しかしこの映画はいただけない。「百年と希望」という大きな題名を付けるなら、共産党の黒歴史も描かないと。それをどう受け継ぎ、今がある... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    同じように若手政治家に迫った大島新やマイケル・ムーアの映画と違って、どうしてこうも出てくる議員一人一人に魅力がないのか? 個々の議員の問題ではなく、この映画の問... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    日本共産党にも1票を投じるに値する人材がいて、そのひとりが実母に言われてショックだったと語る、“娘を赤にするために産んだ覚えはない”とい... もっと見る

「百年と希望」のストーリー

コロナ禍が続く2021年、日本共産党は99年目を迎えた。夏の東京都議会議員選挙、秋の衆議院総選挙にのぞむ議員たちの活動、入党から60年を超える古参の党員、共産党の機関紙『しんぶん赤旗』の編集部、若い支援者、党の周りの人々を、カメラは追っていく。東京オリンピック・パラリンピックが反対の声も上がる中開催された一方、事業者への休業要請が繰り返され、市民は自粛を求められ、社会の分断は一層進んだ。経済格差やジェンダー平等、気候危機など、この国の数多くの課題に対して、政治は何ができるのだろうか。日本共産党の姿を通して、今の日本社会が浮き彫りになる。

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「百年と希望」の写真

「百年と希望」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「百年と希望」のスペック

基本情報
ジャンル 社会派
製作国 日本
製作年 2022
公開年月日 2022年6月18日
上映時間 107分
製作会社 ML9
配給 ML9(配給協力:太秦)
レイティング 一般映画
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
公式サイト http://100nentokibou.com/
コピーライト (C)ML9

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