ホテルアイリス

ほてるあいりす HOTEL IRIS
上映日
2022年2月18日

製作国
日本 台湾

制作年
2021
上映時間
100分

レーティング
R-15
ジャンル
ラブロマンス エロス ドラマ

check解説

小川洋子による同名小説を「黒四角」の奥原浩志監督が映画化。寂れた海沿いのリゾート地。母親が経営するホテルを手伝うマリは、嵐の夜、階上で女に暴力と罵声を浴びせ立ち去る男に衝撃を受ける。やがて男とマリは愛と死の香りに満ちた禁断の世界に堕ちてゆく。出演は「隠し剣 鬼の爪」「茜色に焼かれる」などの永瀬正敏、台湾の新人、陸夏(ルシア)。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 脚本家、映画監督
    井上淳一
    脚色が違うと思った。夢と現、生と死、その境界や存在の曖昧さをやりたいならば、現や生をリアルにやってこそ、夢や死や存在の不確かさが際立つのでは。原作にないものを足... もっと見る
  • 日本経済新聞編集委員
    古賀重樹
    現実世界の不確かさ、というものは奥原浩志の一貫したテーマなのだと思う。そういう点で原作者の小川洋子の感覚とよく響き合っている。台湾の海辺のホテルを舞台に、日本人... もっと見る
  • 映画評論家
    服部香穂里
    舞台や時代を特定させず、陽と陰が交錯する物語のロケーションに、表情が刻一刻と変わる台湾の金門島の絶景はよく似合う。それだけに、疑似父娘風にも映る男女の倒錯的な性... もっと見る

「ホテルアイリス」のストーリー

寂れた海沿いのリゾート地で、日本人の母親(菜葉菜)が経営するホテル・アイリスを手伝っているマリ(陸夏)。ある日、階上で女の悲鳴が響き渡る。赤いキャミソールのその女は、男の罵声と暴力から逃れようと取り乱していた。マリは茫然自失でただならぬその状況を静観していたが、一方で男の振る舞いに激しく惹かれ、無意識の中の何かが覚醒していくことに気づき始めていた……。ロシア文学の翻訳家である男(永瀬正敏)は、小舟で少し渡った孤島でひとり暮らしをしているという。住人たちは、彼が以前起きた殺人事件の真犯人ではないかと、まことしやかに噂した。マリもまた台湾人の父親が不慮の事故死を遂げた過去を持ち、そのオブセッションから立ち直れずにいた。やがて男が住む離れ小島へ導かれていくマリ。いつしか2人は、愛と死の香りに満ちた濃密な時間の渦に堕ちてゆく……。

「ホテルアイリス」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ホテルアイリス」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス エロス ドラマ
製作国 日本 台湾
製作年 2021
公開年月日 2022年2月18日
上映時間 100分
製作会社 北京谷天傳媒有限公司=長谷工作室=紅色製作有限公司
配給 リアリーライクフィルムズ=長谷工作室
レイティング R-15
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 5.1ch
公式サイト http://www.reallylikefilms.com/hoteliris
コピーライト (C) 長谷工作室

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