解説
ラッセル・クロウ主演のアクションスリラー。シングルマザーのレイチェルは、自動車で息子を学校に送り届ける途中、前のクルマを追い越したことから、その運転手の男と口論に。これをきっかけに、レイチェルは常軌を逸した男の行動に追い詰められていく……。共演は「移動都市/モータル・エンジン」のカレン・ピストリアス、「チャイルド・プレイ」(19)のガブリエル・ベイトマン。
この作品のレビュー
映画専門家レビュー
-
非建築家、美術家、映画評論、ドラァグクイーン、アーティストヴィヴィアン佐藤ラッセル・クロウ版都会の「ヒッチャー」か。特に脚本やセリフが練られているわけでもなく、現代の都会においてこれほど好き勝手なことをして警察に捕まらないことなど不自... もっと見る
-
フリーライター藤木TDC「ファナティック」のトラヴォルタ、「カポネ」のT・ハーディに負けじとラッセル・クロウも強烈なキモデブ中年サイコを真面目に熱演。ブサイクに変身が流行なのか? しか... もっと見る
-
映画評論家真魚八重子80年代辺りに粗製濫造されていたサイコスリラーを思い出す小品だが、端々で現代的な問題が浮き彫りになる。犯人像がもはや失うものがない、いわゆる“無敵の... もっと見る
「アオラレ」のストーリー
美容師として働くシングルマザーのレイチェル(カレン・ピストリアス)は、今日も朝寝坊してしまい、慌てて息子のカイル(ガブリエル・ベイトマン)を学校へ送り届けながら職場へ向かう。ところが、高速道路は大渋滞。度重なる遅刻がたたり、クビを言い渡されてしまう。最悪の気分のまま、赤信号で停止するが、青信号に変わっても前の車が発進しない。クラクションにも反応しないことにイラついたレイチェルは、思わず追い越してしまう。すると、その車を運転していた男(ラッセル・クロウ)が、“運転マナーがなっていない”とクレームをつけ、謝罪を求めてくる。それを拒否して車を出すレイチェル。話はそれで終わったかに思われたが、息子を学校に送り届けた後、立ち寄ったガソリンスタンドの売店で、その男に尾行されていることに気づく。さらに、店員から“あおり運転の常習犯”と警告を受けたレイチェルが車に戻ると、ある異変が……。だが、時すでに遅し。信じられない執念に駆り立てられた男のノンストップの“あおり運転”が、レイチェルに襲い掛かる……。
「アオラレ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|
「アオラレ」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクション |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2020 |
公開年月日 | 2021年5月28日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | Solstice Studios=Ingenious Media |
配給 | KADOKAWA |
レイティング | PG-12 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
公式サイト | https://movies.kadokawa.co.jp/aorare/ |
コピーライト | (C)2021 SOLSTICE STUDIOS. ALL RIGHTS RESERVED. |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2021年6月上旬号 | REVIEW 日本映画&外国映画 「アオラレ」 |
2021年5月上・下旬合併号 | UPCOMING 新作紹介 「アオラレ」 |