たぶん悪魔が

たぶんあくまが THE DEVIL, PROBABLY
上映日
2022年3月11日

製作国
フランス

制作年
1977
上映時間
93分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員特別賞)に輝いたロベール・ブレッソンの傑作を製作から45年を経て日本初上映。自殺願望に取り憑かれた裕福な青年シャルルは、友人や彼を慕う女性たちとの交流を重ねながらも、死への誘惑を絶ち切ることができず……。出演はアントワーヌ・モニエ、ティナ・イリサリ、アンリ・ド・モーブラン、レティシア・カルカノ。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画評論家
    上島春彦
    私はブレッソン映画を理解しない。評価は読者に任せたい。半世紀近い昔のフランスの姿が鮮明に蘇るのは見応えあり。しかしある時期以降の彼の映画は「台詞言わされてる感」... もっと見る
  • 映画執筆家
    児玉美月
    映画はまずひとりの青年の自殺/他殺の新聞記事を映し出し、そこから遡及的にその地点までを描いていく。死に取り憑かれた青年の死は、個人の死と集団の死、身体の死と精神... もっと見る
  • 映画監督
    宮崎大祐
    フレームの隅々まではっきりと見えるデジタル・リマスター版でブレッソンの演出の厳密さはいっそう際立ってくる。水辺のシーンなどこの世のものとは思えない。しかし難儀な... もっと見る

「たぶん悪魔が」のストーリー

裕福な家柄の出でありながら、自殺願望に取り憑かれた美しい青年シャルル。彼は、政治集会や教会の討論会に顔を出しても、違和感を覚えるだけで何も解決することができなかった。環境破壊を危惧する生態学者の友人ミシェルや、シャルルに寄り添おうとする2人の女性、アルベルトとエドヴィージュらと共に過ごしていても、死への誘惑を断ち切ることができずにいた。やがて冤罪で警察に連行されたシャルルは、ますます虚無感にとりつかれ、銃を手にする……。

「たぶん悪魔が」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「たぶん悪魔が」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1977
公開年月日 2022年3月11日
上映時間 93分
製作会社 Sunchild Productions=G.M.F/M. Chanderli
配給 マーメイドフィルム=コピアポア・フィルム
レイティング 一般映画
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード
音量 モノラル
公式サイト https://lancelotakuma.jp/
コピーライト (C) 1977 GAUMONT

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