リャオ・チンソン リャオチンソン

リャオ・チンソンの関連作品 / Related Work

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  • I 人に生まれて

    制作年: 2021
    ヒトの6つの性(染色体の性、性腺の性、内性器の性、外性器の性、性同一性、法律上の性)のうち、染色体、性腺、内性器、外性器のいずれかが非定型的な先天的体質である性分化疾患を題材にした人間ドラマ。14歳の少年シーナンは検査の結果、性分化疾患と診断され、両親は疾患のことを隠したままシーナンに女性化の手術を受けさせる。監督は、本作が初長編作となるリリー・ニー。Netflixオリジナルドラマ版『返校』のリー・リンウェイが、少年から少女に変化し自分の生き方やアイデンティティに葛藤する14歳を演じる。2021年大阪アジアン映画祭第16回特集企画《台湾:電影クラシックス、そして現在》にて上映され(映画祭題「人として生まれる」)、リー・リンウェイが薬師真珠賞を受賞した。
  • 少年(1983) デジタルリマスター版

    制作年: 1983
    1983年第20回金馬奨最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀脚本賞を受賞した、台湾ニューシネマ初期を代表する傑作。未婚の母シウインは息子アジャの将来のためにターシュンと結婚。やがてシウインとターシュンの間に子供が二人生まれ、アジャは不良になる。共に映画製作をしていたチェン・クンホウ監督とホウ・シャオシェンが1982年に台湾四大紙のひとつ『聯合報』の文芸欄に掲載されたチュウ・ティエンウェンの短編小説に目をつけ、ふたりが設立した映画製作会社最初の作品の原作として採用。チュウ・ティエンウェンは「風櫃の少年」以降ホウ・シャオシェン監督作品の脚本を手がけている。日本では特集『台湾巨匠傑作選2023』にて劇場初公開。
  • 郊外の鳥たち

    制作年: 2018
    1980年~90年代に生まれた中国第8世代の新たなる才能、チウ・ションの長編デビュー作。地盤沈下のために「鬼城」(ゴーストタウン)となった中国地方都市に、原因究明の地質踏査に訪れた青年ハオは、廃校となった小学校の机の中から、自分と同じ名前の男の子の日記を見つける。やがて、二つの物語は複雑に絡み合い、ハオの測量機、少年たちの双眼鏡を通して、廃墟の街と暮らしの場所、現在と過去が交差する。2018年度ロカルノ国際映画祭オフィシャルセレクション、2019年度サンフランシスコ国際映画祭審査員特別賞などを受賞。
  • 七十七天 Seventy-Seven Days

    制作年: 2017
    冒険作家の楊柳松がチベット高原北方にある無人の地・羌塘(チャンタン)高原を単独踏破した実話を基にした冒険ドラマ。羌塘高原1,400km横断の旅に挑んだ青年は、事故で下半身麻痺となった女性カメラマン・藍天の助けを得ながら、無人の荒野を進んでいく。3年に渡り自然遺産のココシリ、アルティン山脈、クンルン山脈、チベット北方、ツァイダム盆地といった平均高度5,000メートルを超える無人地帯で撮影。監督・主演を務めたジャオ・ハンタンは、2017年China Britain Film Festival(中英電影節)にて新人監督賞を受賞。「迫り来る嵐」のジャン・イーイェンがカメラマンの藍天(ラン・ティエン)を演じる。
  • タルロ

    制作年: 2015
    社会の変化に翻弄されて自身のアイデンティティを見失うチベット牧畜民をモノクロ映像で描き、第16回東京フィルメックスにてグランプリを獲得した人間ドラマ。役所からIDを作るよう言われ写真を撮りに町に出たタルロは、理髪師の女性に簡単に籠絡され……。「オールド・ドッグ」で第12回東京フィルメックスグランプリを受賞、小説家としても活躍するペマ・ツェテン監督が、自身の漢語小説を映画化。2021年3/13から開催されるチベット映画の特集上映「映画で見る現代チベット」にて上映。
  • 羊飼いと風船

    制作年: 2019
    チベット映画の先駆者として世界的評価を集めるペマ・ツェテンが、広大な草原に生きる家族の日常を、雄大な映像美の中に綴った物語。祖父と3人の息子を抱え、牧畜で生計を立てながら暮らす若夫婦。子どもたちのいたずらが、彼らの間にさざ波を巻き起こす。出演は「轢き殺された羊」のソナム・ワンモ、「巡礼の約束」のジンバ。2019年の第20回東京フィルメックスで最優秀作品賞を受賞した。
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