小山薫堂 コヤマクンドウ

  • 出身地:熊本県天草市
  • 生年月日:1964年6月23日

略歴 / Brief history

放送作家として『カノッサの屈辱』『世界遺産』など多くの番組を手がける。『料理の鉄人』『トリセツ』で国際エミー賞受賞。番組の企画構成のほか、ラジオパーソナリティ、雑誌連載、小説執筆、絵本翻訳など多岐にわたり活躍。2009年初めて執筆した映画脚本の「おくりびと」がアカデミー賞外国語映画賞を受賞。ほかに第32回キネマ旬報ベスト・テン脚本賞を受賞した。

小山薫堂の関連作品 / Related Work

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  • 湯道

    制作年: 2023
    「土竜の唄」の生田斗真主演、「おくりびと」の脚本を手がけた放送作家の小山薫堂が企画・脚本を担ったコメディドラマ。父が遺した銭湯を畳みマンションに建て替えようとして店に戻った史朗だったが、入院した弟に代わり数日間銭湯を切り盛りすることになる。湯道とは、小山薫堂が提唱した、入浴の価値を改めて見出し、茶道や華道のようにひとつの道へと昇華させようというもの。監督は、『HERO』シリーズや「マスカレード」シリーズを手がけてきた鈴木雅之。うだつが上がらず実家に戻ってきた兄・史朗を生田斗真が、銭湯まるきん温泉を営む弟の悟朗を濱田岳が、まるきん温泉で働くいづみを橋本環奈が演じる。
  • のさりの島

    制作年: 2020
    「おくりびと」の小山薫堂がプロデューサーを務め、「カミハテ商店」の山本起也が監督した熊本・天草を舞台にしたドラマ。天草の寂れた商店街に、オレオレ詐欺の旅を続ける若い男が流れ着く。老女・艶子はその男を孫として招き入れ、奇妙な共同生活が始まる。出演は、「佐々木、イン、マイマイン」の藤原季節、本作が遺作となった「黒い画集 あるサラリーマンの証言」の原知佐子。第24回富川国際ファンタスティック映画祭ワールドファンタスティック・ブルー NETPAC Award Special Mention受賞。京都芸術大学映画学科劇場公開映画制作プロジェクト・北白川派第7弾。
  • 昆虫物語みつばちハッチ 勇気のメロディ

    制作年: 2010
    1970年以来、繰り返しテレビアニメが製作された『昆虫物語 みなしごハッチ』の劇場版新作。みつばち王国の王子ハッチが、生き別れになった母を捜す旅の過程で、様々なことを学んでいく。声の出演は『東のエデン』の齋藤彩夏、「パコと魔法の絵本」のアヤカ・ウィルソン。「おくりびと」の小山薫堂が総合プロデュースを担当。
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  • FURUSATO 宇宙からみた世界遺産

    制作年: 2010
    人工衛星からの映像と高性能カメラを駆使して地球上に存在する数々の世界遺産や自然遺産を捉えた迫力の3D映像に、オリジナルストーリーを交えて構成したドキュメンタリー。構成を担当するのはアカデミー賞受賞作「おくりびと」の脚本家、小山薫堂。エグゼクティブプロデューサーとして宇宙飛行士の毛利衛氏が名を連ねる。
  • スノープリンス 禁じられた恋のメロディ

    制作年: 2009
    「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司監督と「おくりびと」の脚本家、小山薫堂が贈るラブストーリー。昭和初期の山村を舞台に、貧しい少年と地主の娘の切ない初恋を描く。主演はTV『バッテリー』の森本慎太郎、『ちりとてちん』の桑島真理乃。「劔岳 点の記」の香川照之、「感染列島」の壇れいが脇を固める。
  • おくりびと

    制作年: 2008
    死者の遺体を棺に納める【納棺師】の職に就いた男が、仕事を通じ、様々な死に向き合いそこに息づく愛の姿と向き合う姿を描いたヒューマン・ドラマ。第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞するなど、世界的にも高い評価を得る。「シコふんじゃった。」の本木雅弘と、「秘密」の広末涼子が夫婦役を演じる。他出演者に山崎努、余貴美子、吉行和子など。監督は、「バッテリー」「秘密」の滝田洋二郎。
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