つげ義春 ツゲヨシハル

つげ義春の関連作品 / Related Work

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  • リアリズムの宿

    制作年: 2003
    顔見知り程度でしかなかったふたりの青年が織り成す、おかしくせつない旅を描いたオフビート・コメディ。監督は「最も危険な刑事まつり/汁刑事」の山下敦弘。つげ義春による2篇の漫画『会津の釣り宿』と『リアリズムの宿』を、「ばかのはこ船」の向井康介と山下監督が共同で脚色。撮影を「ばかのはこ船」の近藤龍人が担当している。主演は、「1980」の長塚圭史と「飼育の部屋 終のすみか」の山本浩司。
    70
  • 蒸発旅日記

    制作年: 2003
    今なお多くの信奉者を持つ漫画家・つげ義春のロングセラー・エッセイの映画化。監督は、寺山修司のスタッフとして活躍し、10年ぶりにメガホンを取った山田勇男。美術を日本映画界の重鎮・木村威夫が手がける。
  • バネ式

    制作年: 2002
    ラジオやテレビで活躍する吉田照美が、つげ義春の『ねじ式』にオマージュを捧げた不条理コメディ。監督は、本作が初監督作となる吉田照美。脚本は、吉田監督と「ふたりの恋人」の樫原辰郎の共同。撮影を西村聡仁、渋田健司、蜂谷元浩、「とらばいゆ」の鈴木一博、中島大介が担当している。主演は原武昭彦。DVカム作品。ビデオプロジェクターによる上映。
  • ねじ式

    制作年: 1998
    売れない漫画家の幻想的な放浪生活ととりとめもない妄想をシュールなタッチで描いたドラマ。監督は「無頼平野」の石井輝男。つげ義春の同名短編漫画を、石井監督自らが脚色。撮影を「汝殺すなかれ」の角井孝博が担当している。主演は「ラブ&ポップ」の浅野忠信。スーパー16ミリからのブローアップ。
    60
  • ゲンセンカン主人

    制作年: 1993
    売れない漫画家の淡々と過ごす日常の中で出会う奇妙な出来事を、四つのエピソードを織り混ぜて描くドラマ。「無能の人」でも話題を呼んだつげ義春の著名な短編四本を原作に映画化したもので、つげ自身も家族ともども映画のラストに登場しオマージュを捧げられる。監督・脚本は「暴力戦士」(79)以来十四年ぶりの劇場映画となる石井輝男。つげをモデルにした主人公の漫画家・津部を「ちぎれた愛の殺人」の佐野史郎が演じる。
  • 無能の人

    制作年: 1991
    多摩川の河原で石を売る男とその家族を中心に、現代社会から落ちこぼれた人々をユーモラスかつ暖かく描くドラマ。つげ義春原作の同名漫画の映画化で、脚本は「われに撃つ用意あり」の丸内敏治が執筆。監督は本作が第一回作品となる俳優の竹中直人。撮影は「さわこの恋」の佐々木原保志がそれぞれ担当。