川端康成の関連作品 / Related Work

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  • 葬式の名人

    大阪府茨木市市制70 周年記念事業の一環として茨木市が全面協力、川端康成の短編小説をモチーフにした群像コメディ。息子と二人で暮らす雪子のもとに、高校時代の同級生の訃報が届く。卒業から10年の時を経て集まった同級生たちは、奇想天外な通夜を体験する。映画評論家で「インターミッション」など監督業にも進出する樋口尚文がメガホンを取った。また、川端康成の母校・大阪府立茨木高校の卒業生で、劇団とっても便利の脚本を担当、日本チャップリン協会会長を務める大野裕之が脚本を手がけた。『十六歳の日記』『師の棺を肩に』『少年』『バッタと鈴虫』『葬式の名人』『片腕』などの川端康成の短編小説を下地にしている。シングルマザーの渡辺雪子を「旅のおわり世界のはじまり」の前田敦子が、雪子共に奇想天外な通夜に翻弄される茨木高校の野球部顧問・豊川大輔を「多十郎殉愛記」の高良健吾が演じる。2019年8月16日茨木市先行ロードショー。
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    • 感動的な
  • 古都(2016)

    川端康成の同名長編小説を、舞台を現代に置き換え映画化。松雪泰子が双子の二役を演じている。京都で代々続く呉服店を営む千重子と、北山杉の里で働く苗子。生き別れた双子の姉妹とその娘たちは、時代が大きく移ろう中、受け継いできた伝統の継承に葛藤する。京都とフランス・パリで撮影が行われた。監督はハリウッドで映画を学び「Re:Play-Girls」などを手がけたYuki Saito。岐路に立つ娘たちを「寄生獣」シリーズの橋本愛と「無伴奏」の成海璃子が演じる。2016年11月26日より京都先行公開。
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  • 掌の小説

    川端康成原作『掌の小説』を、「アコークロー」の岸本司、「Lost & Found」の三宅伸行、「美式天然」の坪川拓史、「最後の言葉dear beloved」の高橋雄弥が監督したオムニバス映画。出演は、「天使の恋」の吹越満、「リンダ リンダ リンダ」の香椎由宇、ドラマ『純情きらり』の福士誠治ほか。
  • omnibus 夕映え少女 「イタリアの歌」

    文豪・川端康成の初期短編集から、女性を描いた傑作4本を原作にし、オムニバス映画。主演は、「転々」の吉高由里子。監督は、「LARGO」(06)の山田咲。
  • omnibus 夕映え少女 「むすめごころ」

    文豪・川端康成の初期短編集から、女性を描いた傑作4本を原作にし、オムニバス映画。主演は、「転がれ! たま子」の山田麻衣子、。監督は、「とどまるか なくなるか」(02)の瀬田なつき。
  • omnibus 夕映え少女 「浅草の姉妹」

    文豪・川端康成の初期短編集から、女性を描いた傑作4本を原作にし、オムニバス映画。主演は、「クワイエットルームにようこそ」の高橋真唯。監督は、「醗酵する日」(06)の吉田雄一郎。
  • omnibus 夕映え少女 「夕映え少女」

    文豪・川端康成の初期短編集から、女性を描いた傑作4本を原作にし、オムニバス映画。主演は、「オリヲン座からの招待状」の田口トモロヲ。監督は、「夢十夜海賊版」(07)の船曳真珠。
  • 眠れる美女(2005)

    原作は三島由紀夫によって絶賛された川端康成の同名小説。過去何度か映画化されているが、本作は舞台をベルリンに置き換え、ドイツで製作された。カンヌ映画祭でカメラドール受賞経験も持つ「4分間のピアニスト」の俳優・ヴァディム・グロウナが監督・脚本・主演の三役をこなした。独特のエロティシズムを持ったスリラーな要素も含む。
  • 眠れる美女(1995)

    文豪・川端康成の小説『眠れる美女』と『山の音』とをひとつに融合させ、現代的な解釈で捕らえた文芸ドラマ。監督は「恋はいつもアマンドピンク」の横山博人。脚本は大島渚や実相寺昭雄の作品等を手掛け、観念的な世界を描くのを得意とする石堂淑朗。主演は「シンガポールスリング」の原田芳雄と「夢魔」の大西結花。
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  • 古都(1980)

    別々に生きて来た瓜二つの姉妹の出会い、愛、親と子のつながりを描く。三浦友和との結婚、引退を表明したスーパースター山口百恵の最後の主演作品である。川端康成の同名の原作の映画化で、昭和三十八年、中村登監督によって、松竹で一度、映画化されている。脚本は「病院坂の首縊りの家」の日高真也と同作の市川崑の共同執筆、監督も同作の市川崑、撮影も同作の長谷川清がそれぞれ担当。
  • 伊豆の踊子(1974)

    川端康成原作『伊豆の踊子』の六度目の映画化で一高生と旅芸人の踊子との心のふれあいを描いた青春映画。脚本は「娘たちは風にむかって」の若杉光夫、監督は「夜の牝 年上の女」の西河克己、撮影は「妹」の萩原憲治がそれぞれ担当。
  • 千羽鶴(1969)

    ノーベル賞作家川端康成の原作を「強虫女と弱虫男」の新藤兼人が脚色し、「盲獣」の増村保造が監督した文芸もの。撮影はコンビの小林節雄。
  • 日も月も

    ノーベル賞作家川端康成の原作(角川文庫版)を「わが闘争」の広瀬襄が脚色し、同作品でコンビを組んだ中村登が監督した文芸もの。撮影も同作品を担当した竹村博。
  • 眠れる美女(1968)

    川端康成の同名原作(“新潮”所載)を、「華岡青洲の妻」の新藤兼人が脚色し、「堕落する女」の吉村公三郎が監督した文芸もの。撮影はコンビの佐藤昌道。
  • 伊豆の踊子(1967)

    川端康成の原作を、「真実の愛情を求めて 何処へ」の井手俊郎と、「女体(1964)」の恩地日出夫が共同で脚色し、恩地日出夫が監督した文芸もの。撮影は「あこがれ(1966)」の逢沢譲。
  • 女のみづうみ

    川端康成の小説「みづうみ」を「水で書かれた物語」の石堂淑郎、吉田喜重とテレビ・ライターの大野靖子が共同で脚色し、同作品の吉田喜重が監督した文芸もの。撮影はコンビの鈴木達夫。
  • 雪国(1965)

    川端康成の同名小説を「二人だけの砦」の斎藤良輔と「残菊物語(1963)」の大庭秀雄が共同で脚色大庭秀雄が監督した文芸もの。撮影は「夜の片鱗」の成島東一郎。
  • 美しさと哀しみと(1965)

    川端康成の同名小説を「暗殺」の山田信夫が脚色「暗殺」の篠田正浩が監督した女性ドラマ撮影もコンビの小杉正雄。
  • 伊豆の踊子(1963)

    川端康成原作四度目の映画化で、「若い人(1962)」の三木克巳と西河克己が共同で脚色、「雨の中に消えて」の西河克己が監督した文芸もの。撮影はコンビの横山実。
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  • 古都(1963)

    朝日新聞連載川端康成原作から、「河口」の権藤利英が脚色、「続・愛染かつら」の中村登が監督した文芸もの。撮影は「かあちゃん結婚しろよ」の成島東一郎。
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  • 伊豆の踊子(1960)

    川端康成の同名小説の、今回は三度目の映画化で、「美貌に罪あり」の田中澄江が脚色し、「手さぐりの青春」の川頭義郎が監督した。撮影も「手さぐりの青春」の荒野諒一が担当。
  • 風のある道

    婦人画報に連載された川端康成の原作を、矢代静一・山内亮一・西河克己が共同で脚色し、「若い傾斜」の西河克己が監督したメロドラマ。撮影も同じく「若い傾斜」の伊佐山三郎が担当した。
  • 女であること

    朝日新聞に連載された川端康成の原作を「夜の鴎」の田中澄江、「続青い山脈」の井手俊郎、「幕末太陽伝」の川島雄三の三人が共同脚色、川島雄三が東京映画と新たに契約、監督した文芸篇。撮影は「一本刀土俵入(1957)」の飯村正が担当した。主演は「続々大番 (怒涛篇)」の原節子、「挽歌(1957)」の久我美子、森雅之、「地上」の香川京子、「その夜のひめごと」の三橋達也「近くて遠きは」の石浜朗。ほかに、太刀川洋一、中北千枝子、丹阿弥谷津子、荒木道子などが助演している。
  • 雪国(1957)

    川端康成の原作を「「廓」より 無法一代」の八住利雄が脚色、「猫と庄造と二人のをんな」の豊田四郎が監督した文芸篇。撮影は「殉愛」の安本淳。主な出演者は「あなた買います」の岸恵子、「忘却の花びら」の池部良、「世にも面白い男の一生 桂春団治」の八千草薫、「雨情」の久保明、森繁久彌。ほかに加東大介、東野英治郎、狼花千栄子、多々良純など。
  • 東京の人

    北海道新聞、中部日本新聞、西日本新聞連載の川端康成の小説を「乳房よ永遠なれ」の田中澄江が寺田信義、西川克巳と共同で脚色し「赤ちゃん特急」の西川克巳が監督、「ビルマの竪琴(1956)」の横山実が撮影を担当した。主なる出演者は「丹下左膳(1956)」の月丘夢路、「神阪四郎の犯罪」の左幸子、滝沢修、新珠三千代、「死の十字路」の芦川いづみ、「ただひとりの人」の葉山良二など。
  • 虹いくたび

    川端康成の原作を「乱菊物語」の八住利雄が脚色し、「宇宙人東京に現わる」の島耕二が監督、「珠はくだけず」の長井信一が撮影を担当する。主なる出演者は「新・平家物語 義仲をめぐる三人の女」の京マチ子、「恋と金」の上原謙、「新妻の寝ごと」の若尾文子、「花嫁のため息」の船越英二、「十代の反抗」の川上康子、「宇宙人東京に現わる」の川崎敬三(二役)など。
  • 川のある下町の話

    『婦人画報』連載の川端康成の原作を、「鉄火奉行」の衣笠貞之助が脚色、監督した。撮影は「荒城の月(1954)」の渡辺公夫、音楽は「馬賊芸者」の斎藤一郎が、それぞれ担当する。出演者は「荒城の月(1954)」の根上淳、「結婚期」の有馬稲子、「新しき天」の山本富士子、見明凡太朗、新人川上康子をはじめ、田口顕二、細川ちか子、町田博子、長谷部健、多々良純などである。
  • 母の初恋

    川端康成の原作を「水着の花嫁」の八田尚之が脚色している。監督は「女の暦」の久松静児、撮影は「わたしの凡てを」の三浦光雄が当る。出演者は「えくぼ人生」の岸恵子が東宝映画に初出演するほかに、「青春前期」の上原謙、「恋愛特急」の志村喬と小泉博、「螢草」の三宅邦子、「鉄火奉行」の香川京子などである。
  • 伊豆の踊子(1954)

    昭和八年松竹で五所平之助監督、田中絹代主演で映画化された川端康成原作の再映画化。前作と同じ伏見晁が再び脚色に当り、「慶安水滸伝」の野村芳太郎が監督している。撮影は「求婚三人娘」の西川亨、音楽は「女の園」の木下忠司。出演者は「ひよどり草紙(1954)」の美空ひばり、「求婚三人娘」の石浜朗、「春の若草」の三島耕のほか入社第一回出演の片山明彦(花祭底抜け千一夜)、宝塚から映画入りした由美あづさなど。
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  • 山の音

    川端康成の原作を、「にごりえ」の水木洋子が脚色、「あにいもうと(1953)」の成瀬巳喜男が監督した。「愛人」の玉井正夫の撮影、「恋文(1953)」の斎藤一郎の音楽である。主な主演者は、「にごりえ」の山村聡、丹阿弥谷津子、長岡輝子、「東京物語」の原節子、「にっぽん製」の上原謙、「家族あわせ」の角梨枝子、「純情社員」の杉葉子、「恋文(1953)(1953)」の中北千枝子など。第28回キネマ旬報ベスト・テン第6位。
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  • 浅草物語

    川端康成の浅草をテエマにした「浅草紅団」「虹」など諸短編を折衷して「雁(1953)」の成澤昌茂が脚色し、「胡椒息子」の島耕二が監督した。「悲恋椿」の長井信一、「木曽路の子守唄」の大久保徳二郎がそれぞれ撮影、音楽を担当している。「あにいもうと(1953)」の森雅之、浦辺粂子、「春雪の門」の山本富士子、「新江の島悲歌」の木村三津子、「半処女」の片山明彦、「木曽路の子守唄」の霧立のぼるなどが出演する。
  • 千羽鶴(1953)

    川端康成の昭和二六年度芸術院賞受賞作品を「原爆の子」の新藤兼人が脚色し、「暴力」の吉村公三郎が監督に当たっている。撮影は「すっ飛び駕」の宮川一夫。「慟哭」の木暮実千代、「原爆の子」の乙羽信子、「いついつまでも」の木村三津子、「金の卵」の杉村春子、「生きる」の清水将夫、「美女と盗賊」の森雅之等が出演している。
  • めし

    製作は「哀愁の夜(1951)」の藤本真澄。朝日新聞連載中絶筆となった林芙美子の原作から「哀愁の夜(1951)」の井手俊郎と「少年期」の田中澄江とが共同で脚本を執筆、「舞姫(1951)」の成瀬巳喜男が監督に当っている。撮影は「武蔵野夫人」の玉井正夫である。出演者は、「死の断崖」の上原謙と島崎雪子、「麦秋」の原節子と杉村春子、二本柳寛、「赤道祭」の杉葉子と山根壽子、「平手造酒(1951)」の山村聡、花井蘭子などの他に、進藤英太郎、大泉滉、風見章子、中北千枝子、小林桂樹などである。
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  • 舞姫(1951)

    製作は「伊豆物語」の児井英生。川端康成の朝日新聞連載小説から「上州鴉」の新藤兼人が脚色し、「銀座化粧」の成瀬巳喜男が監督に当る。撮影は大映「自由学校(1951 吉村公三郎)」の中井朝一である。主演者は「あゝ青春」の高峰三枝子、「せきれいの曲」の山村聡、「麦秋」の二本柳寛で、ほかに片山明彦、見明凡太朗、大谷伶子、木村功、沢村貞子などが助演、故岡田時彦の娘田中茉莉子がこの映画でデビューし、谷桃子とそのバレエ団が賛助出演している。
  • 有りがたうさん

    【スタッフ&キャスト】原作:川端康成 脚本:清水宏 監督:清水宏 撮影:青木勇 出演:上原謙/桑野通子/築地まゆみ/和田登志子/雲井ツル子
  • 乙女ごころ三人姉妹

    【スタッフ&キャスト】原作:川端康成 脚本:成瀬巳喜男 監督:成瀬巳喜男 撮影:鈴木博 音楽:紙恭輔 出演:細川ちか子/堤真佐子/梅園竜子/滝沢修
  • 伊豆の踊子(1933)

    【スタッフ&キャスト】原作:川端康成 脚本:伏見晃 監督:五所平之助 撮影:小原譲治 出演:田中絹代/大日方伝/河村黎吉
  • 狂った一頁

    妻を虐げ娘を忘れた船員の逆上は遂に妻を発狂させた。それから幾年かの後、船員は人生に疲れて故郷へ帰ってきた。そして妻が精神病院に救われていることを知り、小使になって入り込む。娘は美しく成長した。そして一青年と恋いしあい結婚しようとしていたが、母の現状のためもだえ悲しむ。父もまた妻が娘の幸福を破壊するかもしれない不安に悩む。新感覚派映画連盟の第一回作品で老主人公の過去と現在を交差させた心理描写を新感覚派手法で描いたもので、ドイツ映画のキャメラの主観的表現に影響を受けていた。キネマ旬報大正15年度日本映画ベスト・テン第4位入選。
  • 美しさと哀しみと(1985)

    かつて大恋愛に陥った作家と少女が20年後に再会したことから生じるそれぞれの葛藤を描く。製作はピエール・ノヴァ。川端康成の同名小説を基に女流のジョイ・フルーリーが監督・脚本化。共同脚本はピエール・グリエ、撮影はベルナール・リュティック、音楽はジャン・クロード・プティが担当。出演はシャーロット・ランプリング、ミリアム・ルーセルほか。
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