トーレ・ショーベルイの関連作品 / Related Work

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  • ファニー・ヒル

    “埋もれた古典”として名高いJ・クレランドの原作の映画化。監督・脚本は「私は女」のマック・アールベルイ、撮影はヤン・リンダストロム、音楽はゲオルク・リーデルの担当。出演者は、新人ディアナ・チャール、ハンス・エルンバック、ケーベ・イエルム、ティナ・ヘッドストロムなど。製作は「戦争の顔」「蛇」のトーレ・ショーベルイ。
  • スエーデン物語

    スウェーデンの田園を背普に、赤裸々な性の問題をとらえた作品。監督は「禁断」のオーケ・ファルク。原作はアルトゥール・ルンドクビスト、脚色は「禁断」のラルス・ウィディングとオーケ・ファルクが担当。撮影は「蛇」のマック・アールベルイ、音楽は「禁断の夜」のゲオルク・リーデル、製作は「年上の肌」のトーレ・ショーベルイが当っている。出演は「恍惚の泉」のジオ・ペトレ、「夜のたわむれ」のケーベ・イエルム、「禁断の夜」のハンス・エルンバック、ディアナ・チャール、エリック・ヘル、ケイ・ボンド、マッツ・オーリンなど。
  • 年上の肌

    イングマル・エーベの脚本を、「蛇」のハンス・アブラムソンが監督、「仮面ペルソナ」のスーベン・ニクビストが撮影を、「蛇」のゲオルク・リーデルが音楽を担当した。出演は「夜のたわむれ」のケーベ・イエルム、「蛇」のハンス・エルンバック、ベンテ・デッソーほか。製作はトーレ・ショーベルイ。
  • 禁断の夜

    ビヨルン・テルメニウスの脚本を、日本初登場のスティグ・オッシァン・エリックソンが監督したスウェーデン版好色一代男の物語。撮影は「美しき虹のかけら」のグンナール・フィッシャー、音楽は「禁断」のゲオルク・リーデルが担当した。出演は「蛇」のハンス・エルンバック、「禁断」「蛇」のクリスティーナ・ショリン「狂った白夜」のマルガレータ・クルーク、「歓喜のたわむれ」のジオ・ペトレ、「処女の泉」のギュードルン・エストビーほか。製作は「蛇」のトーレ・ショーベルイ。
  • 原作は「禁断」で日本にも紹介されたスティーグ・ダゲルマンのベスト・セラー小説。日本には初登場の中堅ハンス・アブラムソンが脚色・監督を担当した。撮影はマック・アールベルイ、音楽はゲオルク・リーデルが担当した。出演は「歓び」のクリスティーナ・ショリン、「愛する」のハリエット・アンデルソン、「沈黙の歓び」のトル・イセダル、新鋭ハンス・エルンバックなど。製作はトーレ・ショーベルイ。黒白、ビスタビジョン。
  • 戦争の顔

    「わが闘争」でナチの罪業をあばいたスウェーデンの製作者トーレ・ショーベルイが憤りをこめて製作した、長編記録映画。被爆の記録は広島、長崎に日映新社のカメラマンの決死の撮影によって残されたもので、二十年間秘められた未公開フィルムである。構成・編集はインゲマール・エーべ、解説原稿はエリック・ホルム、音楽はジョルジュ・リーデルが担当したが、このスウェーデン側のスタッフはいずれも「勝者と敗者 続わが闘争」を担当している。日本側の参加者は日映新社。
  • 勝者と敗者 続・わが闘争

    さきにわが国でも公開された記録映画「わが闘争」の続編。前作ではナチス・ドイツの歩みとその残酷な非人間性を明らかにしたが、今回はさらにニュールンベルク国際裁判でさばかれたナチ指導者たちの恐るべき罪業を追及している。しかもこの映画の六〇パーセント以上は、今までにまったく公開されなかったフィルムによるものであり、特にダハウ、ブッヘンワルト、ベルゼン、アウシュヴィッツなどの強制収容所における大量虐殺の記録など、眼をおおわしめる。製作は前回のトーレ・ショーベルイで、編集はショーベルイ、イングマール・エーベ、エリック・ホルムの三人。スクリプトはエリック・ホルム。
  • 禁断(1965)

    スティーグ・ダゲルマンの小説を、新人ラルス・ウィディングが脚色、TV出身の新人アーケ・ファルクが監督した風俗ドラマ。撮影は「歓び」のルネ・エリクソン、音楽はゲオルク・リーデルが担当した。出演は「歓び」のコンビ、ヤール・キューレとクリスティーナ・ショリン、「鏡の中にある如く」のラルス・パッスガルド、新人レナ・ハンソンほか。製作はトーレ・ショーベルイ。
  • わが闘争(1960)

      アドルフ・ヒットラーの生涯を中心としてナチ・ドイツの暴虐をとらえた記録映画。ナチがゲシュタポの反ユダヤ教育用に撮影しながらあまりの残忍さに今日まで陽の目をみることがなかったフィルムをはじめ、ドイツ、ポーランド、ソビエトなどのニューズ・リール、東ドイツの映画「なんじ多くの戦友」の中の実写部分などが、篇中に使用されている。編集者エルウィン・ライザーは戦時中スウェーデンに亡命していた本年三十七歳のユダヤ系ドイツ人である。第一次大戦のドイツ敗北にはじまり、ヒットラーのナチ創立、彼のクーデター、「わが闘争」の執筆、独裁政治の確立、ユダヤ人弾圧、ポーランド侵略、強制収容所の残虐、そしてヒットラーの死などが出来るかぎり集められた記録フィルムによってスクリーンに再現されている。時代的には一九一四年の第一次大戦ぼっ発にはじまって、一九四五年四月二十九日のヒットラーの自殺までの出来ごとである。ヒットラーの幼年、青年時代はスチル写真を使って再現され、強制収容所によるユダヤ人虐殺その他のユダヤ人弾圧についてはことに大きな部分がついやされている。なお題名の「わが闘争」はナチのバイブルだったヒットラーの書いた書物の名からとられている。西ドイツでこの作品は一九六〇年八月に全国公開され空前のセンセーションをまきおこした。ベルサイユ条約や第一次大戦の終った時一千億万マルクにおよぶ賠償金をドイツが連合国側に支払わされた頃の記録は当時のサイレント・ニューズ映画からとられ、一九二〇年代のナチス党創立や突撃隊組織にはじまるヒットラーの暴挙の歴史が編年的に編集されていく。当時の新聞や書物のインサートなどもしばしば現われる。一九二八年の十二名のナチ党員国会入り、一九三三年保守派フォン・パーペンと組んでの連立内閣成立、同年の国会議事堂放火事件、全権委任法の強引な成文化などがつぎつぎとスクリーンに登場、以後の親衛隊の暴挙、日独伊三国同盟の結成、ミュンヘン会談などにつながる。スカンジナビヤ、オランダ、ベルギーに対する破竹の進撃と、パリ占領、フランスの休戦条約てい結あたりが華やかだったナチの歴史のやまである。以後はスターリングラード戦における惨敗、冬将軍到来による戦線の後退、連合軍のノルマンディー上陸と、ナチの雄図は挫折をつづけていくことになる。日本語版の解説を担当したの小山田宗徳。製作をうけもったのはトーレ・ショーベルイである。
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