ジレット・バルビエ

ジレット・バルビエの関連作品 / Related Work

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  • 修道女

    18世紀の作家ディドロが啓蒙目的で女子修道院の腐敗を告発した小説『修道女』(邦訳・極光社)を映画化、教会の偽善化のなかであえぐ一人の女性の苦悩を描くコスチューム・ドラマ。『カイエ・デュ・シネマ』の批評家を経てヌーヴェルヴァーグの旗手の一人となったジャック・リヴェットの長編監督第2作。ドゥニ・ディドロが1766年に発表した原作の小説『修道女』をまずは舞台化し、そして映画用に脚色。主な舞台となる二つの修道院を再現するためいくつもの修道院や廃墟などが部分的に使用され、編集でつなげられている。衣裳は「恋のエチュード」「暗殺の森」などのジット・マグリーニ。出演は当時のジャン=リュック・ゴダール夫人で「女と男のいる舗道」「気狂いピエロ」などに主演しているアンナ・カリーナがタイトルロールに扮する。他に「肉体の悪魔」「レ・ミゼラブル」のミシュリーヌ・プレスル、ルイス・ブニュエル監督の宗教的寓話「ナサリン」で主人公を演じたフランシスコ・ラバルなど。この作品は最初は61年ごろから企画されたが製作資金が集められず、舞台劇として63年から上演された。その後ゴダールのプロデューサー、ドゥ・ボールギャールが資金を出し、3時間近い舞台版の戯曲を再構成して映画化された。グリュオーは溝口健二の「西鶴一代女」に大いに影響されたと言っている。こうして65年に映画は完成されたが、カトリックに冒涜的だとして反対運動が起こり、一時は上映禁止となり、翌年のカンヌ映画祭で初めて上映されて賛否両論の論争を巻き起こした。
  • いとしの君へ

    ブルターニュ地方の小さな町を舞台に老年の域に達した独身の姉と身体の不自由な弟の固い絆を描く。製作はアラン・コアフィエ、監督は「これからの人生」のモーシェ・ミズラヒ。バーニス・ルーベンスの原作を基にジェラール・ブラッシュとモーシェ・ミズラヒが脚色。撮影はギスラン・クロッケ、音楽はフィリップ・サルド、編集はフランソワーズ・ボノー、美術はベルナール・エヴァンが各々担当。出演はシモーヌ・シニョレ、ジャン・ロシュフォール、デルフィーヌ・セイリグ、ジュヌヴィエーヴ・フォンタネル、ドミニク・ラブリエ、ジレット・バルビエなど。

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