山野晶子

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  • 地球のステージ ありがとうの物語

    世界中の紛争地や被災地を巡り、子どもたちの心のケアをしている山形の精神科医・桑山紀彦の旅を綴るドキュメンタリー。数々のNHKドキュメンタリー番組を手がけた佐藤威一郎が監督した。桑山は、ハートの真ん中に“SRCE RANJ’ENO MOJE”(私の傷ついた心)と書かれた1枚の絵を大切に持っている。それは、クロアチアの少女・アリッサが別れ際に描いてくれたものだった…。1990年代初頭、旧ユーゴスラビア連邦で起こった独立紛争に巻き込まれた当時6歳のアリッサは、母親から引き離され倉庫に閉じ込められる。敵の兵士が、捕虜に暴力の限りを尽くし、恐怖のためアリッサは言葉を失い、1年後にようやく母親と再会できたものの、母親の顔を思い出せないほど心に大きな痛手を負っていた。桑山はNGOの一員として何度も旧ユーゴスラビアの国々に通い、人々の心のケアに取り組んでいた。そして彼は、心に傷を負った子どもたちの心の中にたまっている恐怖心や悲しみを吐き出させるために絵を描いてもらう治療を実践。あれから9年…。いつかクロアチアを訪れ、アリッサに会いたいという長年の夢を実現させるため、桑山は飛行機に乗った。アリッサとの再会。その後も桑山は、世界各地の紛争地や被災地を歩き、子どもたちの医療活動を続ける。幼いときに両親に捨てられ、2歳上の兄と二人で生活をするフィリピンの少女・メリジェーン。地雷で左手を吹き飛ばされたカンボジアの少年・リエム。暴動で家を焼かれテント生活を送っている東ティモールの少年・バルタザールやレオ。桑山は、こういった世界中の出来事を伝えるため、歌と音楽と映像による“地球のステージ”というライヴ活動も年間200回以上行っていた……。

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