映画専門家レビュー一覧

  • ウルフウォーカー

    • 映画評論家

      きさらぎ尚

      アニメを見るときテーマやストーリーに引けを取らないくらいに、CGIなどを含めた技術に関心がいき、高度な先端技術を駆使していればいるほど完成度が高いといつの間にか感じていた自分の錯覚を、この映画は気づかせる。色彩の美しさに細やかな描線が、人の呼吸に合う動きをしている。画面の中で美しい映像が躍動するファンタジー&アドベンチャーは、もちろん美しいだけに終わらない。特に後半、人の絆や自然と人間の関係など、いま大切にしたいことを優しい画面が語りかけてくる。

    • 映画監督、脚本家

      城定秀夫

      時にパースが歪むデフォルメされた絵柄は可愛らしさと不気味さが同居を果たし、動きが滅法リアルな鷹、カマボコみたいな愛くるしい羊、本作の主人公である狼と、動物がみな素晴らしく、物語もファンタジックな展開の中に親子愛や人間の傲慢さへの警鐘、勢いあるアクション等が美しく配置されており、アートと娯楽の両方面から完成度の高いアニメーションであることは間違いないが、野暮を承知で書くと人間VS狼の対立構造において映画が狼サイドに肩入れしすぎなのではないかとも。

  • パピチャ 未来へのランウェイ

    • 映画評論、アーティスト

      ヴィヴィアン佐藤

      国家や政治、古い仕来り、慣習は男性原理が産んできたものだとすると、この作品で描かれる感性は完全に女性性に属する。そして「映像に残す」という行為が政治に利用されやすい特性を考えると、それは男性性に属しやすいものと言える。このように本来「映像に残されない」ような若い女子たちの熱く瑞々しい情熱や挫折の一連の映像は、男性社会は無視をするかもしれない。それほどこのような映像作品は古い社会には破壊力を持ち得るということになる。未熟だがその熱が伝わる。

    • フリーライター

      藤木TDC

      激しい映画でとても良い。冒頭、テクノトロニックの曲が流れた瞬間にエッ!? と引き込まれた。懐かしさではなく、1990年のアルジェリアにディスコがあり、おやじギャルみたいな女性たちが集まっていたとは想像もしなかったからだ。イスラム社会の男性優位に反発し小さな夢をかなえるような生易しい話ではなく、激動する政治体制の下、世俗系女子大生が原理主義武装集団に命がけで抵抗する。意外性を連続させ知られざる歴史を強烈に伝えようとする監督の意欲と構成力に驚く。

    • 映画評論家

      真魚八重子

      夜遊びで?剌とする娘たちと、ヒジャブを強要するイスラム原理主義が共存する世界は実のところ、日本をはじめ世界的に女性を取り囲む問題だ。痴漢に遭わないよう夜道は歩くな、男性を刺激する服を着たら自己責任といわれる先にヒジャブがある。女性監督らしく生き生きとした女たちの遊びの時間と、それゆえに耐えがたいであろう性差別に基づく圧迫が喉元に迫る。女にも内在するミソジニーの恐ろしさや、絵空事ではないから簡単には貫徹できない主張の演出も生々しい。

  • 罪の声

    • 映画評論家

      北川れい子

      無数にある情報と、隠された真実。立場が異なる2人を主人公にして、未解決のまま時効となった35年前の〈劇場型犯罪〉事件を今につなげるこの作品、娯楽映画として上々の面白さで、ついのめり込んで観た。むろん、塩田武士の原作の力が大きいのだが、半端ない数の登場人物をパズルのピースのようにえり分けて、さらに回想とエピソードでフォローする脚本が達者で、土井監督の演出も丁寧。中盤で出会う主人公たちのさりげない友情もいい。事件の背景に時代への怒りがあるのも痛烈。

    • 編集者、ライター

      佐野亨

      現代個性派図鑑のごとき証言者の面々に近頃の日本映画では珍しい「顔」の説得力を実感する。が、顔の象徴性が最大の効力を発揮するのは後半、宇崎竜童と梶芽衣子の横顔がジャンプカットで重ね合わされる瞬間だ。そして宇崎の口から「闘争」ということばが語られ、歴史が呼び出される。その歴史への執着が引き起こした悲劇——死者はいないと思われた事件のほんとうの貌——が徐々に胸に迫るが、過剰な説明台詞と余韻に乏しい画作りが災いして大傑作になりそこねているのが残念。

    • 詩人、映画監督

      福間健二

      あと一時間というところで時計を見た。そこまでは、題材は特異でもルーティンでこなしている感じだった。そのあと畳み込まれるように、原作、野木亜紀子の脚本、そして土井監督が突きつけようとしているものが鮮明に出て、愕然とした。社会への怒り、抗議、ウップンばらしが、判断力のない存在を巻き込む。許されていいのか。それこそ化石度高い世代の内側からは出せなかった問いだ。巻き込まれた子どもたちの物語。痛切だ。なじみの顔が次々に登場するなかで特筆すべきは宇野祥平。

  • ザ・ハント

    • 映画評論、アーティスト

      ヴィヴィアン佐藤

      娯楽と社会、政治問題を一見練った脚本で料理をしているようだが、浅くて哲学が感じられない。ヒラリー・スワンクという実力のあるしかし不運な女優が、いかなる役にも挑戦するという野心があるとは思えない。百歩譲って暴力や不条理を正面から描く意思があるわけでもなく、それでいて過激。過激な描写をするために浅い社会問題を担保として用意しているのか。純粋に視覚暴力を描くのであれば、それなりの責任を持つべきだ。過去の多くの名作を解釈しての結果のようだが浅い。

    • フリーライター

      藤木TDC

      残酷な人間狩りが主題で開巻からどんどん人が死ぬものの基本はコメディ。しかも欧米政治のアクチュアルやポリコレをネタにする意識高い系ギャグで、脚注的要素を予習すればより楽しめる。嫌味な選良趣味も感じるが、そこにC級スリラーをインテリに鑑賞させる悪巧みがあり、真剣に語ること自体が風刺のメタ映画なのだろう。ま、そのキモが観客に届くかどうか。ラストは突然女の肉弾戦になるがこれも政治的比喩?映画館の入場料に見合うかといえば、DVDか配信で観賞が相応。

    • 映画評論家

      真魚八重子

      不謹慎だが、始まってすぐに(景気の良い映画だなあ)とニマニマしてしまった。富裕層の人間が中流以下の人々をハンティングするという、映画業界では定期的に現れるテーマで、別に啓蒙目的といった意識は感じない。ただ大量の武器が出てきて、一気呵成に様々な方法で人が殺されるだけ。でも仮想だし戦争映画と何が違うのかとも思うので、悪趣味だとわきまえて楽しめばいい作品だ。冒頭のリレー形式の展開は斬新で見事。この手の映画に整合性を求める気もない。

  • ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷

    • 映画、音楽ジャーナリスト

      小野維正

      製作のゴースト・ハウス・ピクチャーズは2004年の清水崇監督によるハリウッド版「THE JUON/呪怨」からスタートした会社で、近年は「ドント・ブリーズ」などのヒットも出しているが、どうしてそんな社のオリジンにかかわる大事なフランチャイズを、こんな生煮えのかたちでリブートしてしまったのだろうか。ニコラス・ペッシェは前作の「ピアッシング」もそうだったようにすべてのシーンを不穏さで塗りたくってしまう困った監督で、根本的にホラー映画の監督に向いてない。

    • ライター

      石村加奈

      事件の舞台となる幽霊屋敷の劇的なおどろおどろしさ! 血しぶきを浴びたステンドグラスの模様がドクロに見えたりもして!? しかし、夫の死という現実から気を紛らわすべく、先輩刑事の忠告も聞かず、連鎖する殺人事件にのめり込んでいく主人公・マルドゥーン刑事のキャラクターがふんわりしすぎて、没入感を損ねている。守るべき息子をわざわざ屋敷の前まで連れて行ったり、禁煙をやめてしまったりと、甘い設定にアンドレア・ライズボローのクール・ビューティが台無し。勿体ない。

    • 映像ディレクター

      佐々木誠

      東京の“ある家”からアメリカの“ある家”に「呪い」が持ち込まれ、それに感染し連鎖していく3家族の悲劇。3つの時系列を同時進行で描くのだが、ジョン・チョーなど演技巧者が多数出演しているのもあり、それぞれの家族のドラマは余韻を残す。しかし謎を追求する刑事側の行動に「?」が多く、サスペンスとして広がるはずの構成がうまく機能していない。ホラーとしても既視感ある展開で、配信中のドラマ版「呪怨」が疑似実録物という新たな角度から構築していただけに、残念。

  • 旅愁(2019)

    • 映画評論家

      小野寺系

      立教大学にて万田邦敏監督の薫陶を受けたというのがうなずける作風の、20代の中国人監督作品。男女3人の複雑な関係を描くシナリオは、ヌーヴェル・ヴァーグ的かつイ・チャンドン監督「バーニング」を想起させる文学性を持っているし、現在の東京の風俗と中国人旅行者の実態が織り込まれる趣向も面白い。おそらくはスタッフの弱さや資金面から、多くのシーンで映像の質に不満が残るのは否めないが、監督の現代的な感覚があちこちで光っていて、次作以降も観たいと思わせてくれる。

    • 映画評論家

      きさらぎ尚

      空気感。正直に白状すると、この言葉は自分の語彙のなさを誤魔化しているような後ろめたさを感じるのでなるべく使わないようにしていた。が、この作品では、真剣になってしまう男と真剣になれない女、二人の間でどっちつかずの男の、異国で暮らす三人の漂うような空気感がリアリティを生み出している。なんといっても三人の描写の素晴らしさが決め手。彼らの間に揺れ動く感情、その痛みともどかしさの静かな捉え方は、観る者をすっと引き込む。呉沁遥監督、順調なデビューです。

    • 映画監督、脚本家

      城定秀夫

      東京で民泊経営兼コーディネーターを営む中国人の主人公の佇まいには名状しがたい魅力があり、ルーズな画とぬるい雰囲気はホン・サンスなんかに近いのかな、などとのんびり観ていたのだが、突如思いもよらぬ方向に急ハンドルを切る展開に乗り物酔いのような状態にさせられたうえ、ボーイズラブというジャンルに目配せしながら行きつく、三角関係を文字通りの形のまま落とし込んだ夜の海辺のラブシーンにも困惑させられる、ハマると癖になりそうな何とも不思議な味わいの映画だった。

  • VIDEOPHOBIA

    • フリーライター

      須永貴子

      鶴橋などディープ大阪の日常風景や、活気ある祭りのシーンが随所に織り込まれているのは、デジタル性暴力の被害者となる主人公の孤立感やネット社会の無機質さを際立たせるため? 芝居のワークショップの講師の「本当の自分」という発言や、アルバイトで着るウサギのキグルミは、他者の目に映る自分が、実体から乖離していく恐怖へと続く扉? 解説文には主人公が「精神を失調し始める」とあるが、失調のグラデーションを表現できていないため、彼女の決断が唐突に見える。

    • 脚本家、プロデューサー

      山田耕大

      彼女はパクと名乗ったり、青山と称したり、エロチャットのバイトをし、演技のワークショップに参加する。クラブで知り合った男と愛し合うが、その交合が何者かによって撮影されて、ネットで拡散される。自分は何者なのか。それを探しあぐねて、彼女は夜一人で静かにタバコを吸う。その空虚な表情が寂しい。思わず彼女を抱きしめたくなる。こんな女性がいま増えているようだ。自分を探しあぐねた挙げ句、自ら命を絶つ。彼女は死なず、別の女として生きるが幸せには見えない。

    • 映画評論家

      吉田広明

      全篇モノクロで撮られた大阪は、上澄みを掬い取られて劇の舞台として存在感を増しているし、狭苦しいクロースアップと突き放すようなロングしかない画角は不安定感を醸し出してホラーにはふさわしい。美学的には正解を出せているのだが、説話的にどうなのかという問題はあり、隠し撮りが知らぬ間に増殖する怖さなら舞台は無機的な東京の方が良かったろうし、有機的な大阪なら人格が変わりたい願望とその実現の恐怖という実存を巡る説話を強く出すべきでは。美学と説話の齟齬。

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映画専門家レビュー

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注目 2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 無料配信

「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」発表&表彰式 2月2日無料ライブ配信決定!! この度、2022年2月2日(水)19時より、キネマ旬報公式YouTubeチャンネルにて「2021年 第95回キネマ旬報ベスト・テン発表&表彰式」のライブ配信を行う事が決定致しました。 前年に日本で公開された映画の中から、厳選なるのべ120名以上の選考者の投票により、中立公平に選出された、その年に称賛すべき作品、映画人を表彰する「キネマ旬報ベスト・テン」。1924年に創設され、途中戦争による中断が2年あったものの、世界的にも非常に長い歴史を持つ映画賞であり、今回で95回目の開催となります。 2022年2月2日(水)19時~ 全16賞を一挙発表! 各受賞者へトロフィ授与する表彰式の模様をBunkamuraオーチャードホールよりライブ配信いたします! 【概要】 「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」 ■日時:2022年2月2日(水)19:00〜  ■視聴方法:↓キネマ旬報公式youtubeチャンネルにて(事前に「チャンネル登録」をお願いします) https://www.youtube.com/watch?v=z4yoXBcWbJ0 ■「2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン」全16賞 第1位(日本映画作品賞)、第1位(外国映画作品賞)、第1位(文化映画作品賞)、日本映画監督賞、日本映画脚本賞、外国映画監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、助演男優賞、新人女優賞、新人男優賞、読者賞、読者選出日本映画監督賞、読者選出外国映画監督賞、特別賞 ※ベスト・テン表彰式の前に「映画感想文コンクール2021」の表彰も行います 選考者による投票結果など、2位以下を含めた全賞の詳しい結果につきましては、2022年2月4日(金)発売の「キネマ旬報2月下旬ベスト・テン発表号」に掲載いたします。こちらよりお求めください。 ●主催:キネマ旬報社 ●ICTパートナー:NTT東日本 ●会場協力:Bunkamura   【キネマ旬報ベスト・テンとは】 『キネマ旬報』は、1919(大正8)年に創刊し、現在まで続いている映画雑誌として、世界一の歴史を誇ります。最初に、キネマ旬報ベスト・テンを行ったのは、1924年度(大正13年)。当初は、編集同人のみによる投票で、〈芸術的に最も優れた映画〉〈娯楽的に最も優れた映画〉の2部門(外国映画部門のみ)でしたが、1926年(大正15年)、日本映画の水準が上がったのを機に、現在と同様〈日本映画〉〈外国映画〉の2部門に分けたベスト・テンに変わりました。戦争による中断があったものの、大正年間から継続的にベスト・テンは選出され続けており、2021年度のベスト・テンで95回を数えます。 「キネマ旬報ベスト・テン」の特徴 ■世界的にみても、非常に長い歴史を持つ映画賞(今回で95回を数える。ちなみに、アメリカのアカデミー賞は2022年で第94回となる)であること。 ■ベスト・テンという形で、その年を代表する「日本映画」「外国映画」「文化映画」を10本、さらに「日本映画」と「外国映画」には読者選出部門を設け、それぞれの10本を挙げるほか、「日本映画監督賞」「外国映画監督賞」「日本映画脚本賞」「日本映画主演女優賞」「日本映画主演男優賞」「日本映画助演女優賞」「日本映画助演男優賞」「日本映画新人女優賞」「日本映画新人男優賞」「読者選出日本映画監督賞」「読者選出外国映画監督賞」「キネマ旬報読者賞」と、その年の称賛すべき作品・映画人を多面的に選び出していること。 ■ベスト・テン及び各賞の選考者は、映画を多く見ている者に厳しく限定され、しかも選考者数が多く(2021年度はのべ120名以上)、さらにその年齢・所属の幅(映画評論家、ジャーナリストなど)も広いことから、当年の映画界の実勢を反映する、最も中立的で信頼に足る映画賞という評価を受けていること。 ■特別賞に関して 『キネマ旬報』は2019年に創刊100周年を迎え、1世紀にもわたり続けてこられたのは、多くの映画と映画関係者、何よりも映画ファンに支えられてきたからこそと確信しております。 そこで、100周年を迎えた2018年度より、改めて特別賞を設け、より、多くの映画人の業績を讃え、先達への敬意と感謝の意を表すべく、「キネマ旬報ベスト・テン 特別賞」を設けました。 (※過去にも2度、「特別賞」という名称での授賞がございましたが、本賞は創刊100周年を機に制定した新たな賞と位置づけております) ■文化映画に関して 「社会、文化、科学、芸術、教育といった教養的な視点から国内で制作された映像作品で、ドキュメンタリー映画や短編など、幅広いジャンルを取り扱っています。一般劇場公開はされてはいない、公民館やホール等で上映された作品も対象です」 [adchord]

注目 2021年 第95回「キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表!

2021年 第95回 キネマ旬報ベスト・テン 第1位作品&個人賞発表! 日本映画作品賞(日本映画ベスト・テン第1位) 「ドライブ・マイ・カー」   外国映画作品賞(外国映画ベスト・テン第1位) 「ノマドランド」   文化映画作品賞(文化映画ベスト・テン第1位) 「水俣曼荼羅」   【個人賞】 日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」「偶然と想像」 により   日本映画脚本賞 濱口 竜介 大江 崇允 「ドライブ・マイ・カー」により   外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」「エターナルズ」により   主演女優賞 尾野 真千子 「茜色に焼かれる」 「ヤクザと家族 The Family」により   主演男優賞 役所 広司 「すばらしき世界」により   助演女優賞 三浦 透子 「ドライブ・マイ・カー」 「スパゲティコード・ラブ」により   助演男優賞 鈴木 亮平 「孤狼の血 LEVEL2」「燃えよ剣」「土竜の唄 FINAL」により   新人女優賞 河合 優実 「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」「偽りのないhappy end」により   新人男優賞 和田 庵 「茜色に焼かれる」 により   読者選出日本映画監督賞 濱口 竜介 「ドライブ・マイ・カー」 により   読者選出外国映画監督賞 クロエ・ジャオ 「ノマドランド」により   読者賞 立川 志らく 連載「立川志らくのシネマ徒然草」により   特別賞 佐藤 忠男 70年以上の評論活動を通して日本の映画文化の発展に貢献をされた功績に対して   キネマ旬報ベスト・テン第2位以降の作品ランキングは、2月4日(金)発売『キネマ旬報2022年2月下旬ベスト・テン発表特別号』に掲載しております。 ご購入はコチラ