ドリー・ベルを覚えているかい?

どりーべるをおぼえているかい DO YOU REMEMBER DOLLY BELL?
上映日
2023年10月27日

製作国
ユーゴスラビア

制作年
1981
上映時間
109分

レーティング
PG-12
ジャンル
ラブロマンス 青春 ドラマ

check解説

「アンダーグラウンド」のエミール・クストリッツァ監督のデビュー作で、1981年ヴェネチア国際映画祭新人賞受賞作。サラエヴォに住む少年ディーノの成長を瑞々しい感性で描いた青春ストーリー。2013年ヴェネチア国際映画祭で上映後、日本劇場初公開。出演は、「アンダーグラウンド」のスラヴコ・シュティマッツ、「パパは、出張中!」のスロボダン・アリグルディチ、「灼熱」のミラ・バニャツ、「ウェディング・ベルを鳴らせ!」のリリャナ・ブラゴイェヴィチ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 翻訳者、映画批評
    篠儀直子
    独特のユーモアや音楽への敏感さなど、のちの作品(「アンダーグラウンド」等)に通じる要素はあるけれど、むしろそれらとのトーンの違いに驚かされる。チェコ・ヌーヴェル... もっと見る
  • 編集者/東北芸術工科大学教授
    菅付雅信
    日本未公開のクストリッツァ監督の長篇デビュー作。旧ユーゴスラヴィアのサラエヴォの少年が、謎の女性ドリー・ベルとの共同生活を始める、クストリッツァ版「青い体験」。... もっと見る
  • 俳優、映画監督、プロデューサー
    杉野希妃
    クストリッツァのユーゴスラヴィアへの愛と悲しみ、混沌とした世界観は27歳時の初監督作品でも遺憾なく発揮されていた。催眠術に凝る息子と、催眠術なしで共産主義の到達... もっと見る

「ドリー・ベルを覚えているかい?」のストーリー

少年ディーノ(スラヴコ・シュティマッツ)は、旧ユーゴスラビアのサラエヴォで家族と暮らしている。生活は苦しいのに共産主義を信奉する父親は、酔っぱらって帰ってきては子供たちに政治談議をしている。日々のやりくりに疲れた母親は、その様子を見て呆れている。そんなものには一切興味がないディーノは、夜な夜な離れの小屋にある自室で、うさぎのペロを相手に催眠術の特訓をしている。さらに地域の若者を集めてバンドを組むことになり、演奏の練習も始まる。ある日、外国映画に登場するストリッパー、“ドリー・ベル”に心奪われたディーノは、町のごろつきのシントルから見知らぬ女(リリャナ・ブラゴイェヴィチ)を匿うよう依頼される。彼女の名前はドリー・ベルだった。一緒に暮らすことになったふたりは、いつしか惹かれ合い……。

「ドリー・ベルを覚えているかい?」の映像

「ドリー・ベルを覚えているかい?」の写真

「ドリー・ベルを覚えているかい?」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ドリー・ベルを覚えているかい?」のスペック

基本情報
ジャンル ラブロマンス 青春 ドラマ
製作国 ユーゴスラビア
製作年 1981
公開年月日 2023年10月27日
上映時間 109分
製作会社 Sutjeska Film=Kinema Sarajevo=RO Forum, Sarajevo=SIZ za kinematografiju SR BiH=TV Sarajevo=Union Film
配給 コピアポア・フィルム
レイティング PG-12
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
公式サイト https://kusturicafilmfes.jp/
コピーライト (C)Filmski Centar Sarajevo

今日は映画何の日?

注目記事