メグレと若い女の死

めぐれとわかいおんなのし MAIGRET
上映日
2023年3月17日

製作国
フランス

制作年
2022
上映時間
89分

レーティング
一般映画
ジャンル
サスペンス・ミステリー

check解説

「仕立て屋の恋」のパトリス・ルコントが同作の原作者ジョルジュ・シムノンのミステリー小説を映画化。1953年、ドレスを着た身元不明の若い女性の刺殺体が発見される。所持品も目撃者もない。事件を担当するメグレ警視は、僅かな手がかりをもとに捜査にのめり込んでいく。出演は、「シラノ・ド・ベルジュラック」のジェラール・ドパルデュー、ジャド・ラベスト、「タイピスト!」のメラニー・ベルニエ、「バルバラ セーヌの黒いバラ」のオーロール・クレマン、「ともしび」のアンドレ・ウィルム。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 米文学・文化研究
    冨塚亮平
    とにかく画面も物語もやたらと暗い。哀愁と陰影、仄暗い欲望に満ちた、カタルシスとは無縁のいかにも精神分析と相性の良さそうな探偵物語は、これぞフランスの文化と思わさ... もっと見る
  • 日本未公開映画上映・配給団体Gucchi's Free School主宰
    降矢聡
    ジェラール・ドパルデュー演じるメグレ警視のシルエットが愛らしくてすこぶる良い。しかし若い女性の不審の死を追うことで見えてくる、華やかなパリの裏側や上流階級の世界... もっと見る
  • 文筆業
    八幡橙
    全篇にたゆたう儚げでクラシカルなムード、ドパルデュー演じるメグレ警視が醸す哀愁、彼をとりまく、詳細は語られぬままの実の娘を含む3人の若い女たち――。犯人は誰か、... もっと見る

「メグレと若い女の死」のストーリー

1953年、パリ。モンマルトルのヴァンティミーユ広場で、若い女性の刺殺体が発見される。シルクのイブニングドレスが血で真っ赤に染まり、5か所もの執拗な刺し傷があった。事件の捜査を依頼されたメグレ警視(ジェラール・ドパルデュー)は、死体を見ただけで複雑な事件になる予感がした。死体のそばに持ち物などはなにもなく、事件の目撃者もいない。彼女が誰なのか、どんな人物だったのかを知る者もいない。そんななか、彼女を特定する唯一の手掛かりになったのは、若い女性には不釣り合いなほど高級なドレスだった。メグレ警視は捜査を進め、身元不明の彼女がどうして殺されることになったのか、彼女はどんな人生を送ってきたのかを探っていく。メグレ警視は、異常なほどこの事件にのめり込んでいく。一体何か彼をこれほど駆り立てるのか……?

「メグレと若い女の死」の映像

「メグレと若い女の死」の写真

「メグレと若い女の死」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「メグレと若い女の死」のスペック

基本情報
ジャンル サスペンス・ミステリー
製作国 フランス
製作年 2022
公開年月日 2023年3月17日
上映時間 89分
製作会社 F Comme Film=Cine-@=SND=SCOPE Pictures
配給 アンプラグド
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 5.1ch
公式サイト https://unpfilm.com/maigret/
コピーライト (C)2021 CINE-@ F COMME FILM SND SCOPE PICTURES.

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