神様のいるところ

かみさまのいるところ
上映日
2022年5月7日

製作国
日本

制作年
2019
上映時間
63分

ジャンル
ドラマ

check解説

台湾生まれ東京育ちの鈴木冴監督が、東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻の修了作品として制作した人間ドラマ。台湾人の母と暮らす14歳の玲は、DVに耐えかね家を飛び出したところ、葵に保護される。二人はある事件から共犯者として逃避行を繰り広げ……。台湾人と日本人のハーフの少女・玲を映画初主演の荒川ひなたが、会社に馴染めない葵を「愛の小さな歴史-誰でもない恋人たちの風景vol.1-」の瀬戸かほが演じる。第24回釜山国際映画祭New Currents部門に正式招待されるなど、数々の映画祭で上映された。
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この作品のレビュー

映画専門家レビュー

  • 映画・音楽ジャーナリスト
    宇野維正
    同性間のDVは物語の起動装置として簡単に処理される一方、男性から女性への暴力には死のペナルティが課せられて当然とするのは近年の映画で頻繁に見られる傾向で、それが... もっと見る
  • 映画評論家
    北川れい子
    日本語が不自由な母親から虐待同然の扱いを受け、学校でも理不尽にいじめられている少女・玲は、台湾生まれで日本で育ったという鈴木冴監督の実体験? いざとなれば反撃も... もっと見る
  • 映画文筆系フリーライター。退役映写技師
    千浦僚
    暗さ、というものがちゃんと写っている。少女がさまよう夜の戸外。男が女を襲い、少女に殺される室内。この感じを昔はよく映画の中で観ていたのに、最近は見かけなくなって... もっと見る

「神様のいるところ」のストーリー

台湾人の母と暮らす14歳の玲(荒川ひなた)は、言葉の壁にぶつかり、DVを受けていた。ある夜、暴力に耐えかねて家を飛び出したところ、葵(瀬戸かほ)に保護される。27歳の葵は会社勤めをしているが、馴染めず、上司からはセクハラを受けていた。ある事件をきっかけに二人は共犯者として逃亡し、流れ着いた山城屋という旅館で不思議な共同生活を送る。

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「神様のいるところ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「神様のいるところ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2019
公開年月日 2022年5月7日
上映時間 63分
製作会社 東京藝術大学大学院映像研究科
アスペクト比 16:9
カラー/サイズ カラー
音量 5.1ch
公式サイト https://saesuzuki914.wixsite.com/kamisamanoirutokoro
コピーライト (C)東京藝術大学大学院映像研究科

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