見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界
みえるものそのさきにひるまあふくりんとのせかい BEYOND THE VISIBLE - HILMA AF KLINT解説
スウェーデン出身の画家ヒルマ・アフ・クリントを巡るドキュメンタリー。19世紀後半から20世紀前半にかけて抽象的絵画の先駆者として活躍しながらも、自らの死後20年間、作品の公表を禁じ、最近にわかに注目を集めるようになったその素性を解き明かす。監督のハリナ・ディルシュカは、これが長編デビュー作となる。
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この作品のレビュー
映画専門家レビュー
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映画監督/脚本家いまおかしんじヒルマ・アフ・クリントって変な女の人だったんだと思う。結婚とか家族とか関係なくて、ひたすら絵を描くことに没頭して、他のことはどうでもいい。残された抽象画は、変な... もっと見る
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文筆家/女優唾蓮みどり映画を見るまでヒルマ・アフ・クリントの世界を知らなかった。数多くの彼女の作品が映画の中にも登場し、見れば見るほど魅了されていく。色使い、繊細で大胆な一本一本の線... もっと見る
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映画批評家、東京都立大助教須藤健太郎ヒルマ・アフ・クリフトは、カンディンスキーに先駆けて抽象画の可能性を開いた。美術史家や親族らの発言に導かれるように彼女の絵画を見ていくと、既存の美術史が男性優位... もっと見る
「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」のストーリー
画家の名はヒルマ・アフ・クリント。1862年、スウェーデンに生まれた彼女は、王立美術院で学び、伝統的な絵画で成功を収めるが、妹の死などを経て神秘主義に傾倒し、独創的な絵画を手掛けるようになる。その独創性は、同じ思想を持つ 4人の女性芸術家と結成した“5人”の活動やルドルフ・シュタイナーとの出会いを経て、さらに輝きを増していく。しかし、同時代の画家たちが新たな芸術作品を発表する中、彼女は自身の革新的な作品を世に出さず、自分の死後20年間は公表を禁じてこの世を去った……。月日は流れて現代。突如、世界に発見された彼女は、各地で評判を呼び、2019年ニューヨークのグッゲンハイム美術館で開催された回顧展は、同館史上最高の来場数約60万人を記録。大きな話題となった。世界中の人々の心を鷲掴みにする彼女の絵は、なぜ 20年を経ても世に出なかったのか。そして、自分で道を切り開き、歩んでいった彼女が、目に見えるものを超えて見つめていた世界とは。キュレーター、美術史家、科学史家、遺族などの証言に加え、彼女が残した絵や言葉から解き明かす。
「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」の映像
「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」の写真
「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「見えるもの、その先に ヒルマ・アフ・クリントの世界」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 アート |
製作国 | ドイツ |
製作年 | 2019 |
公開年月日 | 2022年4月9日 |
上映時間 | 94分 |
製作会社 | Ambrosia Film |
配給 | トレノバ |
アスペクト比 | 16:9 |
カラー/サイズ | カラー |
公式サイト | https://trenova.jp/hilma/ |
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