ハイウェイ

はいうぇい
上映日
1965年1月30日

製作国
アメリカ

制作年
1964
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

テレビ作家として知られるホートン・フートの戯曲「旅する女」を彼自身が脚色、「マンハッタン物語」のロバート・マリガンが演出した人生ドラマ。撮影は「おかしな、おかしな、おかしな世界」のアーネスト・ラズロ、音楽は「マンハッタン物語」のエルマー・バーンスタイン。マックィーンの歌の作曲はアーネスト・シェルドンが担当した。出演は「絶対の危機」のスティーヴ・マックィーン、「酒とバラの日々」のリー・レミック、「地獄道28」のドン・マレイ、新人子役のキンバリー・ブロック、ジョセフィン・ハッチンソン、ポール・フィックス、チャールズ・ワッツなど。製作はアラン・J・パクラ。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「ハイウェイ」のストーリー

テキサスの小さな町にジョージェット(リー・レミック)が娘のマーガレット(キンバリー・ブロック)をつれてやってきた。仮出所する夫ヘンリー(スティーヴ・マックィーン)をむかえにきたのだ。見ず知らずの町で途方に暮れている彼女に、親切にしてくれたのは若い保安官補スリムだった。ヘンリーは仮出所すると、妻のところへは帰らずヘンリーがまだ少年の頃、彼を引き取って育ててくれた、後見人のケイト夫人のところへ行った。病床の夫人はヘンリーに雑役の仕事をさがしてくれたが、彼は歌うことが無性に好きだった。そして歌はいつも彼の夢だったのだ。スリムの案内で訪ねてきた妻と初めてみる娘に会った時、自分に対する妻の献身を理解することはできても、夫や父としての義務を果すのには気がすすまなかった。しかし3人は、ハイウェイ近くに小さな家を借り妻はウェイトレスに、ヘンリーは酒場の歌手としての新生活が始まった。歌手として成功すれば、家族の皆が幸福になれるだろうとヘンリーの明日にかける希望は強まっていった。ところがある夜、彼は客と喧嘩し、ふくろだたきにあってしまった。そして数日後ケイト夫人が死んだ。彼女はヘンリーの後見人ではあったが、この世でいちばんの苦手でもあった。遺産が、ヘンリーの手に入らないと知った時、彼は判事を罵倒した。それからのヘンリーは酒を飲んで暴れまわるばかりか、夫人の墓地をあばこうとさえした。駈けつけたスリムと争っている姿をみてジョージェットは気を失った。ヘンリーは再び捕えられた。別れの日、ジョージェットは「娘のために好きな歌をうたってほしい」と懇願したが彼は逃げ出し、ハイウェイを夢中で走った。ハイウェイの別れ道、スリムと母娘を乗せた車がヘンリーの護送車とすれ違った。

「ハイウェイ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ハイウェイ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1964
公開年月日 1965年1月30日
製作会社 パーク・プレイス=ソーラ・プロ共同映画
配給 コロムビア
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダード

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1965年3月上旬号 外国映画批評 ハイウェイ
外国映画紹介 ハイウェイ
1965年12月下旬号 日本映画紹介 ハイウェイの王様