吉祥天女

きっしょうてんにょ
上映日
2007年6月30日

製作国
日本

制作年
2007
上映時間
116分

ジャンル
ドラマ

check解説

吉田秋生の同名人気コミックの映画化。天使と悪魔の顔を兼ね備えた妖艶な少女に翻弄される人間たちを描く。監督には、過去に「ラヴァーズ・キス」で吉田秋生作品を映画化した経験をもつ及川中。ミステリアスなヒロイン小夜子役に鈴木杏。小夜子に思いを寄せる涼役に「亡国のイージス」で、第29回日本アカデミー賞新人賞を受賞した勝地涼。
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「吉祥天女」のストーリー

昭和四十五年。金沢のある高校に、一人の転校生がやってくる。付近一帯の土地を所有する叶家の娘、小夜子(鈴木杏)だ。幼い頃に親戚に預けられていた小夜子だが、新興の建設会社の息子である暁との縁談話が持ち上がったため、実家に戻ってきたのである。小夜子は瞬く間に、高校中の注目の的となり、周囲を虜にしていく。小夜子に激しい憧れを抱く由似子(本仮屋ユイカ)もその一人である。始めは単なる政略結婚と考えていた暁もまた、小夜子に惹かれていく。だが、暁の義理の弟にあたる涼(勝地涼)だけは、そんな光景を一人冷静に眺めていた。ある日、校内で教師に襲われた小夜子は、偶然通りかかった涼に助けを求める。涼は、小夜子の目にただならぬ光を見るのだった。激しくなる暁の恋心とは裏腹に、それからの小夜子は、むしろ涼に気のあるそぶりを見せるようになっていく。一方で、由似子の姉、鷹子(市川実日子)は、叶家の歴史と家宝に興味を抱き、調査を進めていた。叶家は天女の末裔であるという天女伝説に、鷹子は心躍らせる。だが、次の瞬間、鷹子は、小夜子を襲った高校教師の変わり果てた姿を発見する。小夜子の周囲に、暗い影が差し始める。小夜子を利用しようと企んだ者達は、次々と命を落とし、ついには、暁と涼、由似子までをも巻き込んでいく。

「吉祥天女」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「吉祥天女」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 2007
公開年月日 2007年6月30日
上映時間 116分
製作会社 「吉祥天女」製作委員会
配給 キュービカル・エンタテインメント
カラー/サイズ カラー

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