がんばれ!ベアーズ

がんばれべあーず The Bad News Bears
上映日
1976年12月4日

製作国
アメリカ

制作年
1976
上映時間
102分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

アメリカ西海岸の町にある少年野球リーグを題材に、お荷物的存在のチーム『ベアーズ』が、奮戦しながら勝ち抜いていく姿を描く。製作はスタンリー・R・ジャッフェ、監督は「候補者ビル・マッケイ」のマイケル・リッチー、脚本はビル・ランカスター、撮影はジョン・A・アロンゾ、全編に流れる音楽はビゼー作曲の『カルメン』で、編曲はジェリー・フィールディング、編集はリチャード・A・ハリス、美術はポリー・プラットが各々担当。出演はウォルター・マッソー、テイタム・オニール、ヴィック・モロー、ジョイス・ヴァン・パッテン、ベン・ピアザ、ジャッキー・アール・ヘイリー、アルフレッド・W・ラター、ブランドン・クルツ、クリス・バーンズなど。日本語版監修は高瀬鎮夫。ムービーラブカラー、パナビジョン。1976年作品。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】がんばれ!ベアーズ ベストバリューDVDセット[期間限定スペシャルプライス]

  • 【DVD】がんばれ!ベアーズ

  • 【DVD】がんばれ!ベアーズ トリプルプレイ パック

  • 【DVD】がんばれ!ベアーズ トレーニング セット

  • 【DVD】がんばれ!ベアーズ

TVで観る

ユーザーレビュー

「がんばれ!ベアーズ」のストーリー

その昔、サンフランシスコ・ジャイアンツの二軍投手の時代、キャンプ試合で、かのテッド・ウィリアムスを三振にとったことが唯一の誇りである、飲ンベエのプール清掃人モリス・バターメーカー(ウォルター・マッソー)は、市会議員のボブ・ホワイトウッド(ベン・ピアザ)に、地元の少年野球リーグ『ノース・ヴァレー・リーグ』の新チームを『ベアーズ』のコーチを依頼された。今は縁を切ったとはいえ、野球と聞けばやはり胸が躍る。その上、コーチ料も貰えるとあって、引き受けたモースだが、ベアーズのメンバーの練習を見て絶望的になった。これは、という素質を持つ選手が1人もいないのである。キャッチャーのエンゲルバーグは、体重90キロの肥満児で、暇さえあればチョコレートを食う。ピッチャーのルディは強度の近眼、タナー(クリス・バーンズ)はプレーするより喧嘩をしている時の方が多く、オギルビー(アルフレッド・W・ラター)は大リーグの事なら何でも暗記している生字引だが、プレーは全くダメ。その他、ハンク・アーロンを神のように崇めている黒人少年アーマッド、ホワイトウッド議員の息子トビー、英語の通じないメキシコ人の兄弟、そして内気な運動神経ゼロのルパスなどが、ベアーズのメンバーである。さて、ベアーズの第1回戦の相手が、ロイ・ターナー(ヴィック・モロー)率いるリーグ最強のヤンキース。ベアーズは一死もとれずに1回の表で26点取られ、たまりかねたモリスはそのまま、放棄試合にした。この惨敗を見て、ホワイトウッドはベアーズを解散しようとしたが、モリスは逆に闘志をかきたてられるのだった。そこで彼は、以前、つきあっていた恋人の12歳になる娘アマンダ(テイタム・オニール)をスカウトした。アマンダは、モリスに投手としての全てを教えられていたのだ。そしてもう1人、タバコを喫い、いつもハーレー・ダビッドソンを乗りまわしている不良少年ケリー・リーク(ジャッキー・アール・ヘイリー)が強打者であることを知り、スカウトした。この2人の加入によって、ベアースは見違えるようなチームになり、以後は連戦連勝、ついにヤンキースと優勝決定戦を争うことになった。今やモリスはベアーズを勝たすためには手段を選ばず、外野に飛んだボールは全てケリーに取るように命じたため、チーム内で内紛が起きようとした。だがヤンキースのターナー・コーチが自分の息子で投手をしているジョイ(ブランドン・クルツ)が命令を聞かなかったために、殴るという事件をきっかけに、モリスは勝負にこだわることを止め、最終回にベンチに残っていたオギルビーやルパスも出場させた。結局この回に4点とられたベアーズ、その裏、3点を返すが負けてしまった。表彰式。優勝したヤンキースはベアーズの健闘を讃えたが、ベアーズのメンバーは「同情なんて、いらないや!」と準優勝トロフィーを放り投げるのだった。(パラマウント映画=CIC配給1時間43分)

「がんばれ!ベアーズ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「がんばれ!ベアーズ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 アメリカ
製作年 1976
公開年月日 1976年12月4日
上映時間 102分
製作会社 スタンリー・R・ジャッフェ・プロ作品
配給 パラマウント映画=CIC
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2011年12月下旬号 第二回 午前十時の映画祭 「がんばれ!ベアーズ」「ヤング・ゼネレーション」
1976年11月上旬号 特別カラー・グラビア 「がんばれ!ベアーズ」
グラビア 「がんばれ!ベアーズ」
特集 「がんばれ!ベアーズ」 1 〈座談会〉 「がんばれ!ベアーズ」は子供の世界を描いた大人のためのメルヘンなのだ・・・ 山藤章二×前田陽一×松井猛×黒井和男
特集 「がんばれ!ベアーズ」 2 マイケル・リッチーと悪評さくさくたる人たち(ザ・バッド・ニューズ・ベアーズ・メン)
特集 「がんばれ!ベアーズ」 分析採録
1976年12月下旬号 外国映画批評 がんばれ!ベアーズその1
外国映画批評 がんばれ!ベアーズその2
外国映画紹介 がんばれ!ベアーズ