「赤いリボンに乾杯!」のストーリー

ニューヨークのトーマス広告代理店部長フレッドは、14歳になる娘のヘレン(エレン・ヤノフ)、それにマーサ叔母さん(ルレーン・タトル)とやもめ暮らしをしていた。その彼には、現在2つの悩みがあった。その1つは大スポンサーのアライド製薬のワンマン社長デュガン(フレッド・クラーク)から命じられた宣伝プランの立案であり、もう1つは乗馬狂いの娘ヘレンに馬を買ってくれとせがまれていることであった。そこでフレッドはすばらしい名馬を手に入れ、消化剤と同じ“アスパセル”号と名付け、名前を広めようと考えた。これにはデュガン社長も御満悦、おかげでエレンは騎手としてこの馬に騎乗することができた。やがてエレンは、馬術クラブの美人経営者スージー(ダイアン・ベーカー)の指導でめきめき腕を上げた。ところが、一向に新聞やテレビに“アスパセル”号の名が出ないと、デュガン社長は、散々文句を述べた。このため、虫の居所が悪かったフレッドが冷たくしたので、アスパセル号は家を飛び出してしまった。しかし、この事件のおかげで、アスパセル号がすばらしい能力のある馬であることがわかった。彼は7.1 メートルの石塀を軽々と飛び越えたのである。いまでは藁をもつかむようなフレッドは、いつしか心魅かれるようになったスージーがアスパセル号に騎乗することを承知した。しかし、彼女の元婚約者であったコーチのアーチャー(ロイド・ボックナー)が少々気になった。そうこうするうちにワシントン国際馬術大会は華々しく開幕。競技はどんどん進み、ついにアスパセル号とチリの騎兵中尉が同点で決勝を争うこととなった。そして、いきづまる時間審査の結果、0.6 秒の僅差で栄冠はスージーの乗ったアスパセル号に輝いた。この番狂わせに、会場は大混乱。その騒ぎをよそに、フレッドがビール好きのアスパセル号と淋しく乾杯しているところへ、スージーがやって来た。今度こそはとフレッドがスージーにプロポーズしかけると、それに合わせるようにおしゃまなエレンが声を掛けた。「パパおめでとう! 結婚式はいつなの?」(ブエナ・ビスタ配給*1時間35分)

映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日誕生日の映画人 6/15

ジェームズ・ベルーシ(1954)

女と男の観覧車

ウディ・アレンがケイト・ウィンスレットを主演に迎えて撮り上げたヒューマンドラマ。1950年代。コニーアイランドの遊園地でウェイトレスとして働く元女優ジニー。ある日、彼女の前に音信不通だった娘キャロライナが現れ。その日からジニーの何かが狂い始める。共演は「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」のジャスティン・ティンバーレイク、「マレフィセント」のジュノー・テンプル、「ゴーストライター」のジム・ベルーシ。撮影は「地獄の黙示録」「ラストエンペラー」のヴィットリオ・ストラーロ。

砂上の法廷

初監督作「フローズン・リバー」が高評価を受けたコートニー・ハントが、キアヌ・リーヴスとタッグを組んだ法廷ミステリー。ある殺人事件の被告となった少年の裁判の過程で、証人たちの嘘に覆い隠された意外な真実が明らかになってゆく。共演は「コールド マウンテン」のレニー・ゼルウィガー。エリア・カザンの息子で「悪魔を憐れむ歌」などを手掛けたニコラス・カザンが脚本を担当。
コートニー・コックス(1964)

ニューヨーク、愛を探して

ニューヨークを舞台に、悩める母娘たちの物語を綴る群像ドラマ。女性写真家リグビーは、人気ロックバンドのリーダーに写真の腕前を認められ、彼らのツアーに同行しないかと誘われる。ところが既婚男性との不倫関係を解消した矢先、妊娠していることが判明し……。出演は「ヘルボーイ」シリーズのセルマ・ブレア、「ランナウェイ 逃亡者」のスーザン・サランドン、「ラヴレース」のシャロン・ストーン、「スクリーム」シリーズのコートニー・コックス、「帰らない日々」のミラ・ソルヴィーノ、「ペネロピ」のクリスティーナ・リッチ、TV『ヴァンパイア・ダイアリーズ』のポール・ウェズリー。監督は、TVシリーズを手がけてきたポール・ダッドリッジ。特集企画『未体験ゾーンの映画たち2018』にて上映。

スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション

人気ホラーシリーズ「スクリーム」続編。前3部作から10年後に起こる連続殺人事件を、シリーズ特有の恐怖、スピード感に加え、前作をパロディにするユーモアで描く。監督は、シリーズ全てを手掛けるウェス・クレイヴン。出演は、「バレエ・カンパニー」のネーヴ・キャンベル、「スコーピオン」のコートニー・コックス。

NEW今日命日の映画人 6/15

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