「南瓜おやじ」のストーリー

ニュー・イングランドの片田舎グリーンメドウスという町のカーニヴァルでユータスス・マクガーグル教授と称する男が怪しげな薬を売り、娘ポピイは歌を唄っていた。ポピイはカーニヴァルで市長の息子ビリイと恋におちた。しかしビリイにはフランセスという許婚がいてポピイは大勢の前で彼女から芸人の子と罵られた。親切なセーラ・タッカーがポピイに同情し、ポピイを自分の家へ連れ帰って慰めた。この町にはカサリン・パトナムという女の名義になっている莫大な財産があった。カサリンは子供のときから行方不明でいよいよ行方が判らなければ、財産は縁続きのドブユイヂイ伯爵夫人に渡されることになっていた。マクガーグルは弁護士ホヰッフンからこの事情を聞き、偽結婚証書を作ってポピイをカサリンに仕立て、財産を横領しようと企んだ。計画は成功し、市長から事情が発表されようとしたとき、ホヰッフンが乗り込んで結婚証書が偽りであることを暴露した。ホヰッフンはマクガーグルから分け前を貰えなかったのが不服だったのである。マクガーグルは警官に追われて隠れ、ポピイはセーラに引き取られた。セーラはポピイのロケットにカサリンの母親の写真が入っていることに気づき、ポピイがカサリン・パトナムであることを発見した。マクガーグルはポピイの3歳のときサーカスで拾ったのだった。マクガーグルは警官に捕らえられ、ポピイから彼女がカサリンであることが立証されたと聞かされた。しかし彼はそれを信ぜず、市長が彼を許す口実とのみ思って、ポピイとビリーの幸福を祈りながら、寂しそうに立ち去っていったのであった。



映画専門家レビュー

今日は映画何の日?

NEW今日命日の映画人 1/29

ジャック・リヴェット(2016)

アニエスの浜辺

「落穂拾い」のアニエス・ヴァルダ監督による自伝的ドキュメンタリー。生い立ちや家族、友人、思い出の地、亡夫ジャック・ドゥミ、ヌーヴェル・ヴァーグ、ハリウッド等、彼女自身が語り、過去の作品やインタビュー、心象風景を交えながら現在と過去を繋いでいく。出演はアニエス・ヴァルダ、ジャック・ドゥミ、マチュー・ドゥミ、ジャン=リュック・ゴダール、ジェーン・バーキン、カトリーヌ・ドヌーヴ、ハリソン・フォード、ジム・モリソンなど。まもなく81歳になるアニエス・ヴァルダがベルギーの浜辺に立ち、鏡を並べる指示を出している。その鏡には海やアニエス自身、人影等が映りこむ。振り返ると彼女の人生には、いつも浜辺があった。子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫であるジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸……。自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であると同時に、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ……、さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあった。

ランジェ公爵夫人

19世紀フランスを代表する作家、バルザックの同名小説を「美しき諍い女」のジャック・リヴェット監督が映画化。パリを舞台に繰り広げられる、貴族階級の女性と無骨な軍人の数奇な運命の恋物語。主演は「恋ごころ」のジャンヌ・パリバールと、ジェラール・ドパルデューの息子で「ポーラX」にも主演したギョーム・ドパルデュー。