「空と風と星の詩人 尹東柱(ユンドンジュ)の生涯」のストーリー

植民地として日本に統治されていた時代の朝鮮。尹東柱は、北間島で、いとこの宋夢奎と同じ家で生まれ育った。揃って夢を抱いた2人は共に日本の大学へ留学するが、独立運動を主導した嫌疑で逮捕された宋夢奎に続き、尹東柱も捕えられてしまう。やがて、禁じられていた母国語で、信仰と自然への慈しみをひたむきに綴った27歳の尹東柱は、数多くの美しい詩を残すのだった。