「ベルーシ=ブルースの消えた夜」のストーリー

ドラッグ中毒により死亡したジョン・ベルーシ(マイケル・チキリス)の魂は自分の死が信じられず、守護天使だと名乗るタクシー運転手姿のヴェラクルス(レイ・シャーキー)に導かれて、自身の過去を見に行く旅に出る。同じ頃、ワシントン・ポスト紙の記者ボブ・ウッドワード(J・T・ウォルシュ)もこの人気コメディアンの死に興味を抱き、取材を始める。こうして、彼が即興演劇集団「セカンド・シティ」にいたシカゴ時代、人気と名声を獲得した『サタデー・ナイト・ライブ』のニューヨーク時代、「アニマルハウス」「ブルース・ブラザース」などの映画に出演したハリウッド時代や、ダン・エイクロイド(ゲイリー・グルームス)とのコンビぶりが回想され、過激なギャグを生み出すためドラッグの誘惑に負け、泥沼にはまり込み、ついには愛人キャシー・スミス(パティ・ダーバンヴィル)にドラッグを注射されショック死する姿が明らかになるのであった。