「ヴァンパイア・アカデミー」のストーリー

命に限りがある穏やかなヴァンパイア“モロイ”を保護する聖ウラジーミル学園。ヴァンパイアと人間の間に生まれた子は、“ダンファー”と呼ばれていた。この学園で暮らすダンファーの問題児ローズ(ゾーイ・ドゥイッチ)は、不思議な絆で結ばれたモロイ王族の親友リサ(ルーシー・フライ)を、血に飢えた不死身のヴァンパイア“ストリゴイ”から護衛するガーディンを目指してトレーニングを積んでいた。そんなローズの前に、熟練ガーディアンのディミトリ教官(ダニーラ・コズロフスキー)が現れる。特訓を通じて、彼に強く惹かれてゆくローズ。しかし、2人は教官と生徒という関係ゆえ、ローズは禁断の愛に苦しむ。やがて、安全なはずの学園内でリサの身を脅かす事件が発生。しかも犯人はローズとリサ以外は誰も知るはずのない、リサの特別な能力のことを知っているようだった。果たして犯人の正体と、その狙いとは……?そして不思議な“絆”とリサの能力の正体とは……。