「ガマゴリ・ネバーアイランド」のストーリー

海辺の街・蒲郡で暮らす青海竜郎(11)は、冒険心あふれる純粋な少年。漁師の父からは、大人になったら後を継いで船に乗るよう言われているが、海の仕事の厳しさを幼い頃から肌で感じてきた竜郎は、素直に受け入れることができない。そんなある日、「街の海に浮かぶ島の神社に、女の霊が出る」という話が、友人たちの間でウワサされる。漁の手伝いに嫌気がさしていた竜郎は、父に禁止されたのも聴かず、皆と一緒に島に冒険に出かける。神社で待ち構える少年たちの前に、突然、美しい少女が現れる。そして少女との出会いが、竜郎の人生を大きく揺り動かしていく……。