「体当り突撃隊」のストーリー

孤児院出身のギル(フランク・レオ)は弟ジョニー(カール・クロウ)の側にいてやろうと、志願してイタリア戦線の米軍前進偵察隊のキャンプへ転属してもらった。その部隊の軍曹に格下げになっていたランスは勲功章を受けたジョニーが憎かった。ある日軍曹は敵の弾薬倉庫の所在地確認の命令をうけ、ジョニー、ギルらを引率して出発した。途中、敵の弾に斃れた同僚を目撃したジョニーはショックで記憶を喪失した。軍曹はジョニーに脱走させ、脱走兵として射殺しようと企てたがジョニーは正常の意識のないまま脱走に成功した。院長の命令で軍曹とギル、新任のリグリーらがジョニー探索に出かけた。その間にキャンプはやられ、3人は本隊と合流する手筈を決めた。やっとのことで見つけだしたジョニーを、再び軍曹が意地悪して逃がしてしまった。その後リグリーを狙撃兵の銃で失った。軍曹はジーナというアメリカ生まれの娘に会い、その郷愁から自分の殺伐な人間性から目ざめはじめた。一方ジョニーはその近くのマリア(パメラ・グレイ)という娘の所に匿われていた。そして彼女の家に数名のドイツ兵がやって来た。ジョニーは意識を回復してドイツ兵と戦った。そこへギルが駆けつけたが敵弾に重傷を負わされた。ジョニーは敵兵の全部を殺したがそこへ軍曹がとび込んできた。マリアはドイツ兵と間違えて射殺してしまった。マリア、ギル、ジョニーは本隊に無事収容された。

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