「スパイ(1916)」のストーリー

マーク・クエンタンスは金持ちで道楽者のように思われていた青年であるが、アメリカが国事多端の際、ドイツが多く潜入している事を一将軍から聞いて敢然立ってドイツの人名簿を手に入れるためベルリンに派遣される事になった。一方ドイツはこれを知りグレダ・ホルツという配下の美人をしてマークを味方に入れようと計るが、2人は恋に陥って目的を遂げられなかった。マークは苦心の末に探偵部長のもとから人名簿を奪いグレタに命じてこれをアメリカ大使に届けさせる。2人は後捕えられ、共に銃殺されてしまった。