「スウィーティー(1929)」のストーリー

ベルハム大学のサッカーチームのキャプテン、ビフ・ベントリーは、作曲もするし唄も唄う器用な男で、コーラス・ガールのバーバラと恋仲であった彼はバーバラと結婚する為に学校を止そうとしたが、来るべき対抗サッカー試合に出場して20年来の雪辱をしなければならぬとコーチに訓され、バーバラとの結婚を延期しようとした。バーバラはベルハム大学の前校長ベルハム氏の姪である事が判り、ウィロウ教授に迎えられて、大学の女校長となる。大学の隣にあるトウィル女史経営の女学校にはヘレンと言うお産婆女学生が居て、サッカー選手アクセルを励まして練習をさせていた。バーバラ歓迎の舞踏会が開かれた時、ビフはバーバラの冷たい態度を憤って侮辱したのでバーバラはサッカー選手一同に英語の試験を課し、故意にビフを落第させ、オーグルソープ大学との対抗試合に出場出来ないようにした。しかしアクセルやフレディーのビフに対する友情に動かされ、ビフに再試験を許して及第させる。試合の前日、バーバラは言葉の行き掛かり上、オーグルソープ大学の持主へ試合に負けたら、ペルハムを引渡すと言う賭けをした。いよいよ試合の当日、ペルハムの主将ビフは、バーバラとの争いに気を腐らして失策ばかり出し、ベルハム方が危うくなったが、バーバラはビフを激励したので、最後の一蹴に彼の奮闘は相手を打ち破る事が出来た。