「雨のランチプール」のストーリー

インドのランチプールにイギリスの貴族アラン・エスケス卿(マイケル・レニー)が、アメリカ生まれの夫人エドウィーナ(ラナ・ターナー)を連れてやってきた。2人は政略結婚で結ばれた身の上で、エドウィーナは我侭な浮気女だったが、これを知る大公妃は最初から彼女を白眼視した。大公妃の晩餐会に臨んだ夫妻は、土地の高官や名士に会う。その中の1人トム・ランサム(フレッド・マクマレイ)は、エドウィーナと幼馴染の土木技師だが、人生に幻滅を感じ酒びたりになっていた。トムは可憐な娘ファーン(ジョーン・コールフィールド)を同伴してきたが、彼女はアメリカの大地主サイモン家の娘で、気にそまぬ結婚を強いられていた。歓迎晩餐会でエドウィーナは、英本国で教育を受けたインド人の若い医師サフティ(リチャード・バートン)の魅力に惹きつけられた。夫のアランとサフティの間に虎狩りに行く相談がまとまると、サフティの保護者である大公妃の意見を拒絶して、エドウィーナも参加を申し出る。しかしアランが虎狩りで重傷を負い入院している間に、サフティとエドウィーナは恋に落ち、大公妃は彼女の追放を決意する。やがて季節風が吹き始め、豪雨についで大地震と洪水が起きた。エドウィーナはランチプールを去れなくなり、それは純情なファーンに慕われて、いたたまれなくなったトムも同様だった。サフティはエドウィーナの存在を忘れて病人たちの治療に精を出し、洪水の危険もトムの努力でくい止められた。エドウィーナはサフティの愛をしりぞけて夫アランとランチプールを去り、ファーンとトムは結ばれるのだった。

今日は映画何の日?

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