「Miss Boys!友情のゆくえ編」のストーリー

女装甲子園から1年後。高校2年生になった坂本真実(鎌苅健太)は、星修学園バスケット部のエースとして活躍していた。一方、金子瞬(鈴木勝吾)は副団長として、団長の三木紀男(辻本祐樹)とともに応援団を支えていた。新入生の東修一(古川雄輝)が入部し、“新☆Miss Boys!”が結成されるが、この日を境に金子の気持ちは応援団から遠ざかっていく。学園のスターとして輝いている真実と、去年から何も変えられずにいる自分を比べてふさぎ込んでいたのだ。そんなある日、芸能事務所の社長・加賀美京子(黒沢あすか)が金子に、女装オーディションに出場して芸能界にデビューする話を持ちかけてくる。出場を決意した金子は、もし真実が勝てば応援団に戻るという条件で、オーディションでの対決を真実に申し込む。金子は、何人もの女性アイドルを育ててきたトレーナーのロミオ(前田健)の指導のもと、黙々とトレーニングに励む。真実も、大学生になった桜井茂(蕨野友也)や諸星丈(馬場良馬)、中学生アイドル・きらら舞(谷内里早)と準備をする。しかし迎えたオーディションの日は、バスケ部の全国大会出場を懸けた決勝戦とぶつかってしまう。真実は金子との友情のために、バスケを捨てようとするが……。