「宇宙ショーへようこそ」のストーリー

美しい自然に囲まれた小さな村、村川村。小学校の生徒は、しっかり者で世話好きな2年生・鈴木周(声:生月歩花)、好奇心旺盛で読書家の3年生・原田康二(吉永拓斗)、オシャレ好きな4年生・西村倫子(松元環季)、最近町から転校してきた5年生・小山夏紀(黒沢ともよ)、子どもたちのリーダー格を務める6年生・佐藤清(鵜澤正太郎)のわずか5人。それでもみんな仲良く元気に毎日を過ごしていた。そして夏休み。毎年恒例の子どもだけの合宿で学校に集まった5人は、行方不明になったうさぎのぴょん吉を探しに裏山へと足を踏み入れる。そこで彼らは謎の巨大なミステリーサークルと、その脇でケガをして横たわる一匹の犬を見つける。犬を学校へ連れ帰り、手当てをすると「ありがとう、おかげで助かりました」と犬が話しかけてきた。実は彼は犬ではなく、はるか2100万光年離れた惑星プラネット・ワンからやって来た宇宙人、ポチ・リックマン(藤原啓治)だった。“ズガーン”という植物の研究のため地球を訪れた彼は、ズガーンを狙う密猟団と戦い、何とか追い返したものの自らも傷を負ってしまったのだという。何かお礼がしたいとのポチの申し出に、5人は修学旅行の代わりにみんなをどこか遠くへ連れて行ってほしいと頼む。するとポチは「では人類の最長記録、月まで案内しよう」と答えるのだった……。ポチの案内で一同が着いた先は、奇妙で不思議な宇宙人たちで賑わう月面都市“グレート・ビギナーズ”。地球とは何もかも異なるその光景に初めは戸惑ったものの、すぐに慣れた5人は宇宙一の人気番組“宇宙ショー”の鑑賞やショッピング、ゲームセンターや観光地巡りなど、月での滞在を満喫する。だが帰りの便を手配していたはずのポチから、彼らが地球へ帰れなくなったことを知らされる。ポチの密猟団のレポートにより、地球への通行が全面禁止となったのだ。合宿が終わるまであと一週間。小学生5人の冒険はさらに続く……。

今日は映画何の日?

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