「劇場版“文学少女”」のストーリー

高校に入学したばかりの新入生、井上心葉(声:入野自由)は、白い花を満開に咲かせた大きな木蓮の木の下で本を読んでいる女生徒を見つける。その光景に見とれていると、少女は本のページを破って食べ始めた。驚く心葉を、その少女、天野遠子(花澤香菜)は「今日からきみは文芸部に入りなさい」と強引に入部させてしまう。心葉よりひとつ年上の遠子は、物語や文学を愛するあまり、本当に本を食べてしまう“文学少女”であった。そんな彼女の秘密を知ってしまった心葉は、遠子のために“おやつ”を書く日々を送ることになる……。