「約束の地(2008)」のストーリー

九十九里の乗馬クラブで働く春風優(伊藤ゆみ)。母を病気で亡くし、その半年後には父、元治(菅田俊)も事故でこの世を去った。元治は地方競馬場で厩務員をしていたが、その競馬場もすでに閉鎖され、優は父から引き継いだ愛馬エリザベスと共に従兄弟の北村宗司(松田賢二)が経営する乗馬クラブに預けられているのだった。彼女は父の「エリザベスをもう一度、小山(競馬場)で走らせてやりたい」という最期の言葉をなんとか実現させようと思っていた。だが、優は父の死を自分のせいだと思い込んで心を閉ざし、人の協力を得ようとはしなかった…。そんなある日、東京から引っ越してきたばかりの木崎健史(緒形幹太)・雪美(藤真美穂)夫婦とその息子、ケン(澁谷武尊)が乗馬クラブにやってくる。まだ小さなケンは、脚にケガをしているエリザベスに興味を持ち、触れようとするが、優はケンを怒鳴りつけ突き飛ばしてしまった。それでもケンは毎日乗馬クラブに通い続け、無邪気に話しかけてくるケンに優も心を開き始める。やがて、優と木崎一家は元治の夢をかなえようと奔走しだすのだが……。

今日は映画何の日?

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