「花の袋」のストーリー

奈良の学校に通う高校1年生・佐藤亜矢香(土田愛恵)は、引っ込み思案な性格ながら同じ陸上部の少しクールな同級生、宮本洋介(日下部拓哉)に片思いをしていた。そんなある日、洋介が突然暴れて教室を飛び出してしまう。その原因がわからないまま、亜矢香は偶然にも教室で1人佇む洋介を目にする。そんな2人を見守る仲間たち。明るくてお節介な小山恵(藤田直美)、大人びたお姉さんタイプの大西宏美(森レイ子)、ムードメーカーの森田真一(小川大輝)。彼らの後押しもあり、徐々に2人の距離は縮まっていく。亜矢香と洋介の関係が順調に進展していく一方で、恵には他人には言えない秘密があった。恵がふと発した言葉から、彼女に秘密がある事を察した宏美だったが、宏美自身も人に言えない過去を背負っていた。そして、陸上部の先輩である桜木亜美(森衣里)もまた、恋人の緒方宏樹(西森教貴)に個人的な事情を隠して苦しんでいた。そんな亜美の姿を影から見つめる森田。それぞれの想いが交錯する中、留学していた宏樹の元恋人、木下恵美(井上竜由)が帰国する。そしてさらに、亜矢香には留学の話が持ち上がる。これをきっかけに、表向き順調に見えた仲間たちの関係に変化が生じていく。

今日は映画何の日?

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