「ハミングライフ」のストーリー

「この世界には様々な営みがあって、誰もいなくなると、その跡だけが残る」上京したての藍(西山茉希)は慣れない街でちょっぴりへこみ気味。ある日、不思議なノラ犬に導かれ、木のウロに手紙を発見する。それは深夜の託児所で働く智宏(井上芳雄)が入れたものだった。その手紙に不思議と元気付けられた藍は、返事を書いてウロの中に入れる。すると次の日には智宏からの手紙がウロに届いていた。大都会の昼と夜、それぞれに生活する藍と智宏。出会いそうで出会えない2人のちょっと不思議な文通が、今、始まった……。