「釣りバカ日誌16 浜崎は今日もダメだった」のストーリー

第二西海橋の連結式出席の為、長崎県佐世保へ出張することになったハマちゃんとスーさん。しかし、ハマちゃんは長崎営業所に赴任中の“鈴建フィッシング・クラブ”の後輩で、大会社・久保田業の御曹司でもある達也に船の手配をさせると、偶然知り合った米軍基地に勤めるアメリカの釣りバカ、ボブと、仕事そっちのけで釣りを楽しむのだが、夜、お酒を飲みに街へ繰り出したのを最後に、消息を絶ってしまう。実はハマちゃん、米軍のイージス艦に迷い込み、ハワイへ向かっていたのだ!そんなこととは露知らず、ハマちゃんと連絡の取れないまま帰京したスーさんは、ハマちゃん行方不明の一報にみち子さんと大騒ぎ。だが数日後、ふたりの心配をよそに、ハマちゃんはハワイからの帰国を果たすのであった。それから一ヵ月後、ハマちゃんとスーさんは再び佐世保を訪れていた。達也と恋人・美鈴の結婚式に参列する為である。そして、ハマちゃんの計らいで、ふたりの結婚に反対していた美鈴の頑固者の父・輝男の出席も叶い、無事、式を終えた釣りバカ・コンビは、佐世保の港で釣りを楽しむのだった。