「プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング」のストーリー

ロサンゼルス在住の冴えない女子高生から、祖国ジェノヴィアのプリンセスへと運命が一変したミア(アン・ハサウェイ)。あれから5年。大学を卒業した彼女は、年末には祖母クラリス(ジュリー・アンドリュース)に代わって女王に即位することになっていた。到着したミアは彼女の21歳を祝う誕生パーティーに出席し、そこで出会った青年ニコラス(クリス・パイン)の魅力に心奪われる。だがそんなミアの前に障害が立ちはだかった。ジェノヴィア国の法律では、女性は王位に就く前に結婚しなければならない。そして権力を狙うメイブリー子爵(ジョン=リス・デイヴィス)が、自分の甥のデヴロー卿にも王位継承権があると名乗り出る。そこで議員たちは、ミアが30日以内に結婚しなければ、王位はデヴロー卿に譲らなければならないことを決定。しかもその王位継承のライバルとなったデヴロー卿は、なんとニコラスのことだった。かくしてミアのお婿探しが始まる。候補者リストの中からミアとクラリスが選び出したのは、英国空軍のパイロットであるアンドリュー公爵(カラム・ブルー)。だが彼との結婚を目前に控えたミアは、本当にこれでいいのかと悩み始める。そんな彼女を理解して、心から慰めてくれたのはニコラスだった。しかしメイブリー子爵の仕掛けた罠により、マスコミがミアとニコラスの関係を面白おかしく騒ぎ立て、ミアは深く傷つく。そして結婚式の日。やはり心の真実に目覚めたミアは、式の途中で結婚の中止を宣言。そこにニコラスが現われ、自分は王位を辞退すると告げる。王位に結婚が必要という法律は、その場で改正。そしてクラリスがジョー(ヘクター・エリゾンド)にプロポーズし、式は彼らの結婚式となった。やがて戴冠式を前にしたミアは、ニコラスと愛を確認し合ってから、新しい女王となるのだった。