「下妻物語」のストーリー

茨城県下妻。フリル全開、ロリータ・ファッションだけが生き甲斐の高校生・桃子は、お洋服を買う資金集めの為にブランド品のバッタもの販売を開始するが、やって来たのは価値観もキャラも全く逆のヤンキー娘・イチゴだった。これが、桃子の不幸の始まり? 本来なら相容れないふたり――の筈が、たったひとりで我が道を爆走する桃子に“根性”を見出したイチゴは、以来、桃子の迷惑顧みず頻繁に彼女のもとを訪れるようになり、やがてふたりは奇妙な絆で結ばれていく。ある日、敬愛するレディース・チーム“舗爾威帝劉(ポニーテール)”の総長・亜樹美の引退パレードの為、イチゴが代官山にあると言う伝説の刺繍屋“閻魔”で特効服に刺繍を入れたいと言い出した。しかし店は見つからず、代わりに桃子が刺繍を入れることになるのだが、その腕前にイチゴは大感動の大感激。そんなイチゴの姿を見て、それまで友だちなんかいらないと言っていた桃子も、彼女に友情を感じるようになるのであった。ある日、群れることに違和感を感じていたイチゴがチーム脱退を巡ってケジメを取らされることになった。それを知り、元ヤンキーの祖母が乗っていた原付で救出に向かう桃子。そして、卑怯な新総長・ミコたちを相手にブチ切れた彼女は、みごとイチゴを助け出す。それから後、お気に入りのブランドの社長に刺繍の技術を認められた桃子は、しかし作るより着る方の幸せ、と相変わらずロリータ街道を爆進中。一方のイチゴは、一時はそのブランドのモデルになったものの、やはり性に合わず、今は土浦のモータースでバイトしている。

今日は映画何の日?

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