「ブルドッグ」のストーリー

ロスのストリートで育ったショーン・ヴェッターは、米国司法省麻薬取締局「DEA」の捜査官として、麻薬取引の摘発に追われる日々を送っていた。ショーンの目下の標的は、世界最大の麻薬流通組織を築き上げた超大物メモ・ルセロ。毎晩ちがう所で眠りにつき、決してシッポをつかませない抜け目のない男だ。相棒ヒックスとともに7年にもわたって捜査を続け、ようやく居所を突き止めたショーンは、メキシコ警察と協力してルセロの逮捕に成功する。しかし、刑に服するルセロはショーンに不気味な捨て台詞を残した。「貴様はとんだ間違いを犯したよ」。そしてある夜、ショーンの家に何者かが押し入り、妻ステイシーが殺される。怒りに燃えるショーンは復讐を誓うが……。