「アザーズ」のストーリー

1945年、第2次世界大戦末期の英国、チャネル諸島のジャージー島。グレース(ニコール・キッドマン)と、アレルギー体質のため太陽光線を浴びることのできない娘アン(アラキナ・マン)と息子ニコラス(ジェームズ・ベントレー)は、広大な屋敷の中で親子3人の閉ざされた日々を送っていた。そんなある日、ミセス・ミルズ(フィオヌラ・フラナガン)と言葉を喋ることのできないリディア(エレーン・キャシディ)、庭師のミスター・タトル(エリック・サイクス)が、使用人として招き入れられる。まもなく屋敷の中で、他人の足音や話し声が響き渡り、ピアノが独りでに鳴りだすという怪奇現象が頻繁に起き始める。誰かが勝手に侵入していると怯えるグレースに、アンは一枚の絵を描いてみせる。そこには全く見覚えのない、老婆と男の子とその両親が描かれていた。やがて使用人3人が、半世紀以上も前に死んだ幽霊だと判明する。そして実は、グレースとアンとニコラスも幽霊で、彼女らはこの屋敷を守るべく死んだあとも住み着いていたのだった。アンが描いた家族は新しく入居してきた実在の人間たちであり、屋敷の怪しげな気配に恐怖した彼らは去っていくのだった。

今日は映画何の日?

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