「新・仁義なき戦い。(2000)」のストーリー

大阪。跡目争いで揺れる左橋組では、四代目候補として若頭補佐の粟野と世代交代を訴える中平の名が挙がっていた。粟野組の幹部・門谷は、粟野を組長に押し上げるべく奔走。一方の中平側は、コリアン実業家として手広くビジネスを張る昌龍の地下銀行に目をつけ、彼を取り込もうと躍起になっていた。しかし、昌龍は徹底したヤクザ嫌いで、中平の誘いには乗ろうとしない。そんな昌龍の動向を、門谷は注視していた。実は、ふたりは貧民街で育ち、なんでも分け合った幼なじみだったのだ。さてその後、跡目争いは中平に有利に動いていった。中平の策略で孤立を深めていく粟野。彼は、遂に門谷に中平撃ちを命じるが、居合わせた昌龍によって計画は失敗。粟野は失脚し、四代目は中平が継ぐこととなる。ところが、昌龍の店で開かれた襲名パーティに再び門谷が乗り込んで銃を乱射した。しかし、またしても致命傷を与えることの出来ない門谷。そんな彼の代わりに命を落としてまで中平を撃ったのは、栃野だった。この事態に、大慌ての組の幹部は粟野を担ぎ出すことを決意。そんな組織に嫌気がさした門谷は、傷ついた体を引きずって実家へ帰るのだった。

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